「ろーく、しーち、はーち、きゅーう・・・」
 は、はやく・・・!
 も、もれちゃうよぉーーーーー!!!
「じゅーーーーう」
 ことさらゆっくりと、10を数えると、修一君は握った手をとったまま、私を立ち上がるように促す。
「いっておいで」


「あ、はぁっ・・・!」
 制服のスカートをたくし上げ、あわててショーツを下ろす。
 ここまで来てもらすわけには行かないけれど、そのしぐさすらもどかしてくたまらなかった。
 急いで洋式の便器に腰をかけると、待ちきれなかったかのように、ほとばしりが押し寄せてくる。
 ジョジョジョジョジョジョジョ〜〜〜〜〜〜。
 膀胱にたまっていたものが出口に向かって今か今かと押し出されていく。
 尿道口が裂けるんじゃないかってほどの圧力が長く続く。
「あ、ああ・・・っ」
 こんな長くおしっこが出続けるなんて、初めての感覚だよぉ・・・。

 出し終えても、放心状態になってしまい、しばらくその場で息を整える。
 われに返って、そこを拭くと、おしっこと違う、どろっとしてものが感じられた。
 
 私、おしっこで、感じてたんだ・・・。