タイトルは忘れたが、検事役の黒木瞳が犯人に襲われて
黒いボールのようなものを口に突っ込まれたうえ
手の指の骨を折られるというシーンのある2時間もののサスペンスがあって
猛烈に興奮した記憶がある。

夜、帰宅したところを家の中に進入していた犯人に襲撃され、
押し倒されていきなりボールギャグを噛まされる黒木扮する女検事。
犯人が何かセリフ(内容は忘れた)を言いながら女検事の指を一本、へし折る。
「んぅっ!」と苦しげな呻き声を漏らしながら苦痛に顔をゆがめる女検事。
その後、犯人がいったん女検事の口から黒いボールを取り出し、また何やらセリフを言う。
たぶん「死にたくなかったら俺の要求に従え」みたいな感じだったと思う。
だが 苦痛に息を荒げながら(この時の黒木の「はぁはぁ…」という息が上がった感じの喘ぎがまたエロかった)も
毅然とした態度で犯人の要求を突っぱねる女検事。
「そうか。なら仕方ないな」といった感じで再び女検事の口に黒いボールを押し込み、
また次の指を一本、何の躊躇もなくへし折る。
「んぅーっ!」とボールギャグの下で呻きながら苦痛に顔をゆがめる女検事。
その後、女検事の命がいよいよ危ないというところで助けが入って
女検事は無事救助され、犯人も逮捕される。

記憶が曖昧なのでもしかすると細かい部分で間違いや勘違いがあるかもしれんが、
だいたい上のような感じのシーンだったと思う。
緊迫感あふれるシーンで演技もかなり真に迫っていたし
(犯人の要求を突っぱねる時に黒木がセリフをどもっている箇所があったが、
それが脚本通りなのかそれとも演技に身が入りすぎて本当にどもってしまったのか分からないほど)、
本当に興奮できる名シーンだったよ。