>>651続き
  
  族のヘッドだった俺が、抗争相手の族の性処理奴隷になりさがって、最初の集会が行われた。
  双方のメンバーが会見し、抗争の終了と、俺の族のメンバーの今後の身の振り方を決断させるためだ。
  
  その後の集会でも同じだが、メンバー全員が席について落ち着いたところで、俺の登場となる。
  わざと後から入場させて、晒し者の効果を高めようというわけだ。
  俺は少し離れたところに止めた車の中で待機していた。
  全裸に首輪と手枷・足枷しか身につけていない姿で、四つん這いにされ、
  犬のように会場に姿を現すと、抗争相手のメンバーからは、待ってましたとばかり気勢があがった。
  一方、俺の族のメンバーは、俺の惨めな姿を見て、少しは残っていた抵抗の意思も、完全に失せたそうだ。
  四つん這いの姿勢のまま元子分たちと向かい合わせにされ、俺は屈辱的な奴隷の挨拶をさせられた。
  そう、たった今から、俺は、元子分たちの奴隷でもあるのだ。