色仕掛けで男を殺す、やっつける
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
ここでは男を色仕掛けで誘い、殺す、もしくはやっつけるシーンの
ある映画、ビデオについて語りたいと思います。つまり、単純に女が男を
殺すのではなく、女が色仕掛けで男を誘い形勢逆転するシーンや殺そうと色仕掛けで男を誘い、男がまんまと罠にはまるシーン
にこだわりたいと思います。
私の知ってる作品は以下の通り
1.魔少女
2.ホットスポット
3.くの一忍法観音開き
4.悪魔のえじき
等等がお勧めですね。みなさんも情報よろしくお願いします。
女は、苦しむ男の姿を冷たく見下ろしながらハイヒールの踵を鳴らして近づく。
ブーツの爪先の外側がキラリと光る。
漸く立ち上がろうと顔を上げた男の眼前で女の長い脚が跳ね上がった。
「くそぉっ…」
ミニスカートの裾が大きく割れ、黒いブーツに包まれた美しい脚が弧を描いて風を切る。
ひらりと跳ね上がった黒いスリップの内側からワインレッドのパンティが覗く。
ヒュンッ…
こめかみを狙った回し蹴りをかわそうと男は必死で上半身を仰け反らせる。
女の脚は男の首をかすめただけに見えた。
男は立ち上がり、銃を構える。
「うふふ…」
女が長い髪をかき上げながら艶美な含み笑いを見せる。
耳の上を飾っている可憐な蝶のヘアピンがキラリと光った。
訳が分からず朱に染まる男の首にすうっと赤い線が浮かぶ。
そして…
男の喉元が突然真っ二つに割れ、鮮血を迸らせた。
「かはあぁ〜…」
男は喉を抑えて女の足元に転げ、バタバタともんどり打つ。
真っ赤に染まった両手の間で、大きく割かれた喉がパクパクと生き物のように口を開いている。
女は、ブーツの先に仕込まれた小さな刃先で男の喉笛を切り裂いていたのだ。
たちまち2人の男が無残に殺された。 「今、何か悲鳴のような音が聞こえなかったか?」
沢山のキャビネットが置かれた薄暗い書庫の中で男が仲間に問いかける。
「誰か敵をやりましたかね。」
いくつか先のキャビネットの裏から仲間が答える。
「また女だったりしてな。」
「女だったら生け捕りにして股間をおっ広げてしゃぶり尽くしてやりますよ。」
男たちは、キャビネットに囲まれた空間を一列ずつ確認していく。
「随分と威勢がいいな。逆にしゃぶり尽くされないといいがな。」
すでに女を捕獲しているという安心からか、男たちから警戒感が薄れている。
「先輩は女を捕まえたらどうしてやりますか?」
「俺は…」
男の言葉が途切れる。
「なに真剣に考えてるんすか、先輩。」
返事はない。
「先輩…」
男は銃を構え直しゆっくりと仲間の方へ歩いていく。 キャビネットの裏側では、すでに先輩と呼ばれた男が女の毒牙に掛かっていた。
女は無防備な背中に音もなく忍び寄ると、長い腕で一気にその首を絞め上げたのである。
「うぐぅ〜…」
声にならない呻きを絞り出して悶える男の身体をくるりと返し、豊かな胸元に顔を埋めさせる。
スーツの下の薄手のブラウスはボタンを大胆に外しており、ワインレッドのブラジャーと胸の谷間が僅かに覗いていた。
「オッパイが大好きなあなたはこうしてもらうのが夢だったんでしょ?」
女は艶いた声で男の耳元に囁くと、グイグイと男の顔を胸で圧迫してやる。
「くっ…苦しい…」
温かくスベスベとした白い肌が男の口と鼻に吸い付き呼吸を許さない。
甘く香る長い髪はさらさらと男の首筋を撫で続ける。
敵の女の凄烈な色香に晒され、男は絶体絶命の危機に立たされながらも下腹を大きく膨らませ、カクカクと猿のように腰を痙攣させている。
女はゆっくりと耳の上あたり手をやる。
そして、髪から揚羽蝶のヘアピンを抜いた。
可愛らしい蝶飾りの反対側は鋭く尖っている。
女は冷たいピンの先を男の首筋に当てる。
「ひぃっ…」
男がびくんと反応する。
「後でお仲間もそちらにお連れするわね。」
揚羽蝶が透し彫りの美しい翅をきらりと光らせた。
「やっ…やめてくれ…」
言い終わらぬうちに、女はヘアピンを男の耳の後ろに突き立てる。
「あっ、あぁ〜…」
男は豊かな胸の上で一瞬激しく痙攣する。
女が腕を解いてやると、男は首筋を可憐な蝶で飾ったまま、覚束ない足取りで歩き出した。
女は逃げる男を追わない。
ヘアピンの先にはトリカブトの毒がたっぷりと塗り込んであった。
放っておいても数分の命だ。 反応のない仲間を確認しに来た若い男の前に、仲間が現れる。
虚空を掴むようにしてフラフラと歩いてきた後、だらりと男にもたれ掛ってきた。
「だっ、誰にやられたんですか…!?」
仲間の変わり果てた姿に驚き、激しく揺さぶる。
首に回した手の下から可愛らしいシルバーの蝶が覗いた。
その先は深々と首筋に埋まっている。
さらに、男の股間あたりは大きな山を作って激しく脈打ち、べっとりと濡れていた。
「おっ、おんな…」
男は何とか告げると、白目を剥いて末期の痙攣を始めた。
「くっ、くそぉっ…女なんかに…どこだっ!」
男は仲間の惨たらしい姿に憤り、昂奮した様子で敵の姿を探す。
「出てこい!絶対に甚振って殺してやるからな!」
キャビネットからキャビネットへ探し回るが女は見つからない。
ふと甘い香りを覚え、頭上に目をやる。
そこには、背の高いキャビネットの天板に腰掛け、しどけなく足を組む女の姿があった。
短いスカートからは黒いスリップの繊細なレースの裾が零れ、黒い薄手のストッキングに包まれた太腿を露わにしている。
あまりに官能的な光景に見惚れたところを鍛え上げられた脚がすかさず襲う。
女はキャビネットから軽やかに舞い、男の首に正面から跨った。
「うっ、うおぉ〜…!」
男は弾力のある尻を抱え、フラフラと後方によろめく。
女はキャビネットを掴んでしっかりと体を支え、男をキャビネットの柱に押し付けた。
短いスカートの裾から覗く男の顔が苦痛と屈辱でみるみる紅潮する。
「お望み通りスカートの中で私の股間をしゃぶり尽くしてみたら?」
長い髪をかき分け、女は男に囁きかける。 「よっ、よせぇ〜…!」
男はイヤイヤをするように首を振る。
女はスカートのサイドのフックを外し、たくし上げていた裾を引き出してやる。
スカートの裏地とペチコートが擦れてしゅるっと艶いた衣擦れを上げ、男の首がすっぽりとスカートに覆われた。
「どう?スーツのタイトスカートに包まれたお気分は?」
優しく声を掛け、スカートの上から男の頭を撫で回すと、徐々に太腿に力を込めていく。
「はっ、はなしてくれ〜…!」
必死でもがく男の鼻先でペチコートのレースが思わせぶりに揺れ、サテンのパンティが口を塞ぐ。
タイトスカートの裏地が奏でる艶かしい衣擦れが男の屈辱に塗れた欲情を逆撫でする。
黒革のブーツは背中の上でがっちりと交差し、餌食を逃さない。
「ほらほら、大好きな女の子のパンティでしょ?もっとしっかり舐めなさい…」
女はわざとらしく官能的に腰を振り、男の口に股間を押し付ける。
男は、女の挑発に耐え切れず、大きく盛り上がった下腹からダラダラと歓びの液体を漏らし続け、ズボンをべっとりと濡らしている。 「うをぉ〜…!」
やがて、男は悲鳴のような上ずった雄叫びを発し、腰砕けに崩れる。
女は男に合わせ、地べたに体を寝かす。
しかし、二本の鍛え上げられた脚は餌食の首を放さない。
身体を弓なりに反らせ、ますます強く男の首を絞め上げるのだ。
「あらあら、元気が無くなってきたんじゃない?もっと女の子を楽しませて…」
女はスカートの裾を捲り上げ、ペチコートのレースの裾で男の頬をサラサラと擽る。
「ひゃあぁ〜…!」
男は途端に悲鳴を上げてバタバタともがき、下腹から血を噴かせる。
「ウフフ、もう血しか出ていないじゃないの。坊やには少し刺激が強すぎたのかしらね…。」
女はすでに抵抗を諦めている男の首をしっかりと太腿の間に固定し直す。
「やっ、やめてくれ…」
男は女がとどめを刺そうとしていることを悟り、スカートの上から太腿を掴もうとする。
が、弾力のある温かい太腿を掴めず、その下でスカートの裏地、ペチコート、ストッキングが擦れ、シュルシュルと艶いた音だけが男の耳を擽った。
「ふふふ、くすぐったいじゃないの…」
女は男の頭をスカートの上からひと撫ですると、力強く腰を捻らせた。
「ぎゃあっ…!」
短い悲鳴とともに、男の首の骨がパキッと乾いた音を立てて折れた。
女は男の首を放して立ち上がり、膝を少し上げてみる。膝上丈のタイトスカートは十分に裾が広がらず、それ以上蹴り上げることができない。
「やっぱりスリットがあってもこの丈では少し動きづらいわね…。」
末期の痙攣に襲われている男の傍らで、女は再び裾をたくし上げ、サイドのフックを留める。
「うぅ…」
頭上で優雅に揺れるペチコートのレースの裾とつるりとしたワインレッドのパンティが、次第に霞んでいく男の目に映っている。 今読みました
まさにプロクオリティの至高の神作品!
半顔面騎乗状態で女のスカートの中に包まれて殺されるという至福のシチュエーション
ありがとうございます!ありがとうございます!
次はいよいよアレされて殺されるのを期待して良いんですね >>364
趣向が合っていたようで良かったです。
いよいよアレに向けてストーリーが展開していく予定です。
しかしこんな欲望を満たしてくれる映画、ドラマもしくはお店があると嬉しいですね。
スレの上の方にあった「殺しの女王蜂」はなかなかでしたがもう少し残酷さがあったらなお良かったですね。。。 >>365
かなり趣向合いましたよ
続きもメチャクチャ期待してます
殺しの女王蜂は確か男の股間を握りながら殺そうとした回は良かった記憶ありますがブーツ成分が薄いのとおっしゃる通りに残酷成分が薄いですね
最近は外人のミニスカブーツ女の部屋に泥棒に入った男達が逆にミニスカブーツ外人女に顔面騎乗されたり足4の字されたりして最後は結構残酷に殺される動画にハマってましたね
これ日本人だったら最高なのにとか思いながら見てます
アニメや漫画やゲームや映画などで男が女に殺されるシーンは自称中級者ぐらいの知識はありますから良ければ情報交換していきましょう (363の続き)
「こんな華奢な女が大の男を立て続けに3人も殺ったなんて信じられるか…」
たっぷりとプリーツが施された紺色のスカートの中に顔を埋めたまま、よく肥えた男が仲間に話し掛ける。
「あ、あぁ…たまらん…」
先ほどまで、大きさはそこそこだが形の良い胸を揉みしだいて楽しんでいた男は、今は女の口にしゃぶりついている。
女は男の強引な口づけを優しく受け入れ、ふっくらと柔らかい唇で男の頬や口を愛撫する。
「これほどの女、すぐ殺してしまうのは勿体無い…」
薄手のシフォンのスカートの中では、とろりとした純白のペチコートが男の頭を包み、スベスベとした太腿が醜く太った首や頬を撫で回す。
女はその清楚な姿に似合わず、黒いサテン地の扇情的な下着を着けていた。
そのことがますます男を昂奮させ、パンティの股間に激しく顔を擦り付ける。
「どうだ、そっちもさぞいい思いをしてるだろう…」
「あぁ…もうずっとこうしていたい…」
太った男の問い掛けに応えるが、そ
の声音は奇妙なまでに上ずっており、最早殺し屋の緊張感は消えている。
「羨ましいものだ…」
太った男はいよいよパンティを脱がせてやろうと一旦顔を上げる。
その眼前に、口づけに没頭する仲間の背中があった。
仲間は分厚い体躯で華奢な体に覆い被さり制圧しながらもなぜか支配者の余裕がなく、むしろ死にもの狂い女に縋り付いているように見える。
よく見ると、男はしきりにズボンの股間あたりはこねくり回し、腰をカクカクと猿のように痙攣させていた。 「おい、大概にしろよ…」
太った男の忠告は最早その耳に届いていない。
馬乗りになった男の口の中を柔らかい舌が妖しく這い回っている。
男は、女の巧みな舌使いによって凄まじいまでの快楽を与えられ、すっかり骨抜きにされて今や惚けたように死の接吻を貪っているのだ。
「おい!早く女から離れろ!」
危険を感じ、叫び声を上げるのが遅かった。
太った男の顔の横にすらりとした女の脚が伸びていた。
「あっ、しまっ…」
男が慌てて身を引こうとするよりも早く、女の長い脚が醜く太った首に絡み付いてきた。
男の首の後ろで白い脛が交差し、パンッと肌が弾ける。
口づけを続けながらも、女の唇の端に笑みが零れた。
男の自由を奪うと、女は激しく腰を振って屈強な身体を左右にローリングする。
「うおぉ〜…!」
苦痛と屈辱に歪んだ男の顔が女の太腿の間で操り人形のように揺れる。
くびれの効いた華奢な腰のどこに屈強な男を振り回す力があるのかわからない。
抵抗のできない男の頬に、乱れたスカートの襞や光沢のある裏地、蕩けるようなペチコートがサラサラと絡み付く。 女が二人の男を完全に篭絡し切った頃、執務エリアの方からハイヒールの音が響く。
「随分とお楽しみのようね。」
艶いた腰つきで会議室に現れたのはスーツ姿の女だった。
「あら、まさみ。遅かったじゃない…」
テーブルに縛り付けられた女は、胸の上で遊ばせている男を口づけから解放してやる。
情欲に狂った男は赤ん坊のようにシフォンのブラウスの上から胸元にむしゃぶりつく。
「よく言うわよ。どうせこうなることがわかっていてわざと捕まっていたのでしょ?麻由子に殺された可哀想な男たちがそこら中に転がってたわよ。」
まさみと呼ばれた女は、二人の男を弄ぶ女、麻由子に近づく。
「始末したのはまだ四人だけよ。まさみはどうせそのエッチなスカートの中で何人も狂い死させたんでしょう?かわいそう…」
麻由子は負けずに言い返す。
「まさか自分がこんなお上品なプリーツスカートのお嬢様に殺されるなんて思わなかったでしょうね。うふふ…。ね、麻由子、私もその楽しそうなお遊びの仲間に入れて。」
まさみは、舌なめずりをしながら、麻由子の太腿の間でモゾモゾと悶える男に近づく。
「その前にこれを解いてくれる?」
麻由子はソファに括り付けられている手を目で示す。
まさみは固く結ばれていたロープを解いてやった。
「ありがとう。ほんとにいやらしい男たち…。殺し甲斐があるわ。」 漸く自由を得た麻由子は、スカートのレースの裾を摘み、太腿の罠にかかった男の頭部を覆う。
そしてスカートの上から両手で男の頭を滅茶苦茶に撫で回してやった。
「うおぉ〜…!」
突然、柔らかいスカートや、ペチコートの裾重ねで肌を擦り回され、男は屈辱に満ちた快楽に悶える。
「うふふ、まだいけそうね…まさみ、ちょっと待っててね。先にこっちを終わらせてしまうから…」
麻由子は、胸元の上で遊ばせていた男の頭を両手で持ち上げ、再び口付けしてやる。
「アハァ…」
すでに欲情に狂っている男は、麻由子の深い口づけで一瞬にして蕩かされる。
麻由子は両腕で男の頭を抱え、激しく吸い付く。
男は、麻由子の女豹のような激しい口付けに応えるように舌を絡ませていくが、その必死な姿に余裕はなく、敵の女に完全に支配されている。
「ひぃっ…!」
突然、快楽を味わい尽くしていた男が短い悲鳴を上げてぽんっと跳ね上がる。
男は口を押さえる。
麻由子は男の方を悪戯っぽく見上げ、可憐な唇からポロリと小さな針を落とす。
「おばかさんね…。鈴蘭の毒はゆっくりと効いていくのよ。うふふ…」
男は、麻由子の激しい口付けに欲情を掻き乱され、挑むように舌を突き出したところを、毒入りの含み針を突き立てられたのである。
「あぁ…」
男はフラフラと何歩か歩くと、どっかりとオフィスチェアに腰を沈める。
次第に舌先が痺れていく。
「たっ、たふけて…」
くの字に曲げた身体が小刻みに震え始める。
やがて、麻痺した舌が奥の方に縮こまり、気道を塞いで窒息に至るのだ。
ゆっくりと近づく死を前にして、男の股間はますます激しくいきり立っていた。 「さあ、次は坊やの番よ…」
麻由子は男の頭をすっぽりと覆っていたスカートを捲り、真っ白なペチコートのサテン地をくゆらせて男の頬をサラサラとくすぐってやる。
「うわあぁ〜…」
男は凄まじい快感に耐え切れず悶絶する。
麻由子は男の首を両手で持つと、男の身悶えを利用してその身体を太腿の間でくるりと返した。
男は麻由子の下腹の上で無様に仰向けになる。
すかさず、麻由子は男の首に両脚を絡ませ、醜く肥えた腹の上で脛を交差させた。
そしてその上半身をプリーツスカートで包んでやる。
「さあ、まさみ。後はよろしくね…」
麻由子が優雅に微笑む。
「任せて…」
まさみは男の体の横で膝を崩すと、そのベルトをゆっくりと外し、ズボンとトランクスを一気に下ろした。
「やめろぉ〜…!」
男は悲痛な叫びを上げ、露わになった下半身をばたつかせる。 「さあ…極上の快楽を味わわせてあげるわ…」
まさみは、長い髪を掻き上げると、男の股間に顔を近づけ、睾丸と肛門の間の筋を舌の先でゆっくりとなぞってやった。
「うわあぁっ!」
突然、脳天を貫くような鋭い快感に襲われ、男は身体を弓なりに反り返す。
「うふふ…まだまだこれからよ…。」
まさみは舌先を柔らかく使いながら内腿や陰茎の裏をちろちろと細かく舐め回す。
「やっ…やめろぉ〜…!」
男はプリーツスカートの中で激しく首を振って悶える。
「ふふ、おとなしくしなさい…」
麻由子はペチコートの蕩けるような感触を男にたっぷりと味わわせるように、顔面をスカートの上から撫で回す。
シュルシュル…
艶かしい衣擦れが男の欲情をますます昂ぶらせる。
「いやだぁ〜…」
上から下から凄まじい快楽を与えられ、男の股間ははち切れんばかりとなっている。
しかし、まさみはゆっくりと男の太腿や脇腹、陰嚢を唇で愛撫し続け、男を十分に焦らしてやる。
長い髪が敏感になった肌を擽る。
男はあまりの快感に耐え切れず、カクカクと腰を痙攣させる。 「たのむ、もういかせてくれぇ〜…!」
まさみは男の狂乱する姿を存分に愉しむ。
「もうギブアップ?情けない男ね。お望み通り逝かせてあげるわ…」
まさみは漸く男の亀頭を口に含む。
始めは弛緩した柔らかい舌先で亀頭の付け根や裏筋を舐め回す。
「いっ、いいぃ〜…!」
男はそれだけで歓喜の悲鳴をあげる。
「どこまで我慢できるかしら…」
女は陰茎を喉の奥まで含んでやる。
そして、ゆっくりと上下に反復運動を始めた。
ズビュッズビュッ…
いきり勃った男根は生暖かい粘膜に包まれ、激しく吸引される。
「ああぁ〜…」
味わったことのない快感に晒され、男はスカートの中で白目を剥いている。
眼前では、麻由子のスカートの襞やペチコートが、何も出来ない男を挑発するかのようにゆらゆらと可憐に揺れる。
淫靡な音は次第に早くなる。
敏感になったカリが柔らかい唇によって凄まじい速さで吸い立てられる。
「ああ、あぁっ、ああぁ〜…」
男は下半身をまさみの口技で散々に刺激されながら、上半身は可憐なプリーツスカートに包まれ、肉付きの良い美脚で気絶しない程度に首を絞めつけられる。 「まさみ、そろそろじゃない?」
二人の女の巧みな連携に、男がこれ以上耐えられるはずもなかった。
「うっ…うわあぁ〜…!」
男は全身を激しく痙攣させ、咆哮を上げる。
まさみは顔を上げ、麻由子はスカートから男の首を蹴り捨てる。
二人の美女に見捨てられた男は、いきり立った亀頭の先から勢いよく精液を噴出させて果てた。
「ずいぶんとあっけないものね。」
まさみはスカートから覗くペチコートの裾を見せつけるかのように、男の胸の上に尻を置き、膝を組む。
そして紅潮した男の頬を撫でてやる。
ブラウスやスカートを整えた麻由子は仰向けの男の傍らに両膝を突くと、まさみの唇を指でそっと触った。
「この唇に耐えきれる男なんてそうそういないでしょ…。」
まさみは、僅かに潤んだ麻由子の瞳をじっと見つめる。
そして、いきなり麻由子の華奢な身体を抱き寄せた。 「ちょっと、何をするの…」
言葉とは裏腹に、麻由子は抵抗を見せずにまさみを受け入れている。
まさみは麻由子の小さな頭を抱えると、その唇に激しく吸い付いた。
麻由子の方も、ブラウスのボタンの間に手を入れ、まさみの豊かな乳房をしきりに弄っている。
「あぁん、気持ちいい…」
二人の女はぼろ雑巾と化した男を組敷いたまま、その鼻先で濃密な抱擁を続ける。
「ううぅ〜…」
男は、頭越しに繰り広げられる美しい女同士の絡み合いを存分に見せ付けられながらも、自分を加わるどころか指一本触れることはできない。
しかも、二人の女はその溢れる色香で先ほどまで己を散々に弄んでいたのである。
男にとってこれほどの屈辱はない。
しかしなぜか男の陰茎は、女たちから与えられる屈辱を悦ぶかのようにぴくぴくと未だに痙攣し、ダラダラと精液を漏らし続けている。 「ねぇ、このシチュエーションってとっても興奮しない…?」
麻由子がしどけなく髪を掻き上げながらまさみの耳元に囁く。
麻由子のプリーツスカートは再び乱れ、露わになったキュプラ地の裏地が男の脇腹を擽っている。
「ふふ…、麻由子って可愛い顔をして私なんかよりもずっと残酷よね…」
そう言いながらもまさみの方も、快楽の泥沼に突き落としてやった男の羨望と哀願の視線を感じながら、パンティを濡らしている。
女たちはひととき禁断の快楽を楽しむと、名残惜しそうに身体を引き、立ち上がって乱れた服を整えた。
麻由子がスカートのリボンをゆっくりと腰で結び直す中、まさみは瀕死の男の首根に黒いブーツのハイヒールの踵を置いた。
「うっ…やめてくれ…」
男は堪らず片手を伸ばして命乞いする。
ストッキングに包まれた美脚とひらひらレースに飾られた黒いペチコート、つるりとしたワインレッドのパンティが男を見下ろしている。
まさみがハイヒールの踵に体重を乗せようとしたとき、麻由子が男の下半身を指差して呟いた。
「まさみ、見て。」
まさみがふと目を向けると、男の下半身の周りが精液の海と化し、さらに亀頭は赤みの差した粘液を流していた。
「かわいそうに精が尽きてしまったのね…」
まさみは冷たく男の下半身を見下ろす。
「面白いからこのまま放っておかない?どうせすぐに出血多量で死ぬんでしょうけど。」
麻由子が悪戯っぽくまさみの耳元に囁いた。
「いい考えね…。」
まさみは麻由子向かって微笑み、ハイヒールの踵を男の首から外しかける。
男の顔が安堵で緩んだ。
次の瞬間、
バキッ…
まさみは非情にも一度外しかけたピンヒールに体重を掛け、男の脛骨を踏み潰していた。
「え…?ぎゃあっ…!」
男は短い悲鳴を上げると、信じられないという表情のまま痙攣を起こす。
「ばかね…散々私の口の中で楽しんでおいて生きて帰れるわけないでしょ…」
まさみの蔑んだ視線に晒されながら男は白目を剥いて息絶えた。
それでもまだ、死んだ男の陰茎はまるで別の生き物のようにびくびくと脈打ち、赤い粘液を迸らせていた。 今回も至福な時間を楽しめました
ありがとうありがとう!
特にフルチンにされてからの流れが最高でした!
女の口で楽しんだ後に冷酷に殺されるシチュエーションに痺れる萌える射精しちゃう
しかもお嬢様設定だったとは脳内変換バッチリしました
いかにもな暗殺者的な凛とした女殺し屋的なのも悪くないけど非力に見えて殺しとは縁遠そうなお嬢様系が殺しに長けてるとかギャップ萌えしまくりです >>366
良ければその外人の動画のタイトルを教えて下さい! 自分はスマホでそのジャンルの動画サイトで検索してダウンロードしてるんですが、もしPCからだと仕様が違うかもしれませんが宜しいですか? あとタイトルが英語だったのでタイトルは覚えてませんがpornhubやXビデオでも見かけたから少し探せば見つかると思います
自分も今から無数の履歴の中からウラル探してみます
時間かかるかもしれませんが >>377
こちらこそありがとうございます。
殺しに長けたお嬢様というのはまさに私の生涯のテーマです。主人公としてイメージしていたのは、某公共放送のアナウンサーと、大河ドラマで活躍中の美脚女優でした。
ちょっと立て込んできましてストーリーの方は少しお休みさせていただきます。また、殺し方など何かアイデアを頂ければ次作に生かそうと思いますので引き続きよろしくお願いします。 >>381
なるほど男を殺すお嬢様イメージしやすいです
会心の神作品いつまでも待ちましょう
シチュエーション的には独り暮らしの女の部屋に強盗や強姦目的で入った男達が逆に殺される系フェチですね
あっ、さっきまで外人が男を殺す動画どこか聞いていたのは貴方様じゃないですよね? >>382
私ではないです。ただ、それはそれでめちゃくちゃ気になりますのでよろしくお願いします。
新シチュエーション承知しました!
上の方にも少しストーリーを載せましたが、個人的には時代物も好きです。
ただしくノ一のようにあけすけで露出たっぷりなのはちょっといまいち。
大奥のようなきれいな着物を着た女が実は滅茶苦茶強くて、腕に自信のある武士の欲情と屈辱を散々掻き乱し、最後に扇子や簪のような女特有の道具で殺す、と言うのがグッときます。
江戸時代は絶対的な男性優位の世界だけに、倒錯感が強くて興奮するんですよね。
こんな人は他にいませんかね? >>383
http://jp.pornhub.com/view_video.php?viewkey=ph56e53e0577d8e
良い作品読ませて頂いた恩返し的に動画のurl教えますね
この動画でミニスカブーツスレンダー美人の部屋に強盗に入った男達が羨ましい目に合いますよ
関連動画も自分的にはフェチ心が動かされます
自分も基本的に露出し過ぎは嫌いなんでわかる気がします
水着とか全裸とか全然興奮しません
基本的にミニスカブーツが至高だけど長めスカートのスリットから覗く艶かしい生足とブーツにも興奮します
メリハリが大事です >>384
ありがとうございます。
かなりいいですね。
他にも色々なコスチュームがあってしばらく楽しめそうです。 >>384
動画の詳細を尋ねたのは私です。ありがとうございます!
pornhub…、素晴らしいところですねw >>385
>>386
いえいえ
数年前にYouTubeで同じく外人女が強盗系の男を返り討ちにする内容で女がゴスロリ(黒いゴシックロリータ)の格好に編み上げ黒ブーツ的なの履いてて薄ら笑いを浮かべながら顔面騎乗で強盗男を窒息させるみたいな動画あったんです
でもいつの間にか消えてて、当時はガラケーだったのでダウンロードしてなかったのが悔やまれます
スマホにしてから動画サイトで色々な逆リョナ的な動画検索してますがそれだけは見つけ出せず後悔してます
もしゴスロリの格好した女が強盗男を顔面騎乗して撃退する動画発見したら教えてください >>387
「薄ら笑いを浮かべながら顔面騎乗で強盗男を窒息」なんて素晴らしい動画でしょうか…。
私も探してみます。必ず見つけましょう笑 >>38
>>388
ぜひお願いします
泥棒なんて気持ち悪い男なんか首を捻って短時間で殺せるのにわざわざ顔面騎乗やら首4の字やらの密着技かけるなんて本当はクンニして欲しい女としての性を満たして欲しいという欲求不満の表れだと深読みするのも興奮します >>376
素晴らしい!!
ミニスカ&ブーツの女殺し屋がナイフやブーツに仕込んだ刃物のみで、飛び道具の銃で武装した男達を
しなやかな体で皆殺しにする、自分の大好きなシチュエーションです!
読んでいて勃ってしまいました… >>391
ありがとうございます。性欲の対象としか見てなかった女に、屈辱的な殺され方をするというシチュエーションは興奮を禁じえません。今度は勃つだけでは終われないような作品を試みたいと思います。 ―万事うまくいったぞ。
タキシード姿の男は、黒いドレスの女に腕を預けて高級ホテルの廊下を歩きながら心の中で歓喜の声を上げる。
数か月前にこの女が某国のスパイであるとの情報を得てから数か月間、昼夜を問わずマークし続けてきた。
今夜、下階のボールルームで行われていたパーティーで直接接触という賭けに出た。
自慢の容姿と話術を駆使した結果、女の心を鷲掴みにしたという確かな感触を得たのだった。
さらには、女の方から是非続きの話を聞きたいので、自分の部屋で一杯どうか、との提案までしてきたのだ。
あまりにもうまく行きすぎた話に、一瞬男の胸に不安がよぎったが、女の、酒でとろんとした黒い瞳に見つめられ、二つ返事で承諾していた。
黒い軽やかなシフォン地のイブニングドレスに身を包んだ隣の女は、普段にも増して美しかった。
長い透き通るショールを腕に絡ませて羽織っているが、細い肩紐からは美しくアーチを描く首筋と肉付きの良い二の腕が薄手のショールを通して露わになっている。
大きく開いた胸元からは豊かな谷間からは甘い柑橘系の香水が甘く香っていた。
良くくびれたウェストはドレスと同色だがシルクサテンのリボンで飾られ、そこから下は、緩やかな襞がたっぷりと入った長いシフォンの裾が長い脚を床まで覆っている。
右脚の太腿の付け根の近くまで深く入ったスリットは豊かな襞に隠されているが、女が歩く度に光沢のあるシャンパンゴールドの裏地と、さらにその奥からすらりと引き締まった脚をちらりちらりと零れさせるのだ。
腕に感じる女のロンググローブのサテンの感触が何とも心地よい。
長い毛足の絨毯を踏み進み、やがて女の部屋の前まで来た。 「さあ、入って。」
女はカードキーでドアを開け、男を中へ誘う。
涼しげな黒い瞳に見つめられ、微かな光を発していた警戒感は忽ち消え失せた。
何かあったとしても、しっかりと監視の目を光らせている仲間がすぐに応援に来るはずだった。
部屋は天井の高いスイートルーム。大きく二間に分かれており、手前側にはソファセットと小さなバーカウンター、奥にはキングサイズのダブルベッドとバスルームが控えていた。
「どうぞ掛けて。」
女は男をソファに座るように促す。
深入りは禁物であると頭では理解している男は、速やかに敵の女を制圧する方法に頭を巡らせる。
女のペースに持ち込まれてはならなかった。
一旦捕縛してしまえば、男の望む通り女の体を存分に楽しむことだって可能だ。
「ハイヒールは疲れただろう。向こうで足を揉んでやろうか?」
男は胸の昂まりを必死に抑えながら、バーカウンターに立つ女に背後から囁く。
少し上気した頸から香水が甘く香る。
男が太い腕を女の首に回そうとした瞬間、女はふわりと振り返り、男の首筋にそっと口付けする。
突然与えられた快感に、男はビクッと体を強張らせる。
女は男の動揺を見透かしたかのように妖しい微笑みを浮かべる。
「夜は長いわよ。焦らないことね。赤ワインはいかが?」
女の手にワインのボトルが握られている。 「いや、酒はいらない…。」
男は女が仕掛けた巧妙な罠に嵌っているのではないかという不安に駆られている。
「あら、そう…。残念ね。」
女はワイングラスを一つだけ準備し、男には新しいペリエのボトルを渡した。
「さあ、掛けて。」
女はローテーブルに飲み物とフルーツを盛った皿を並べると、ソファに足を組んで座った。
透き通るショールを肩から滑り落とす。
白い肌が露わになった。
男は女から促されるまま、正面に腰掛ける。
否が応でも上から組んだ右脚のスリットから覗く太腿に目がいってしまう。
とろりとした裏地の下からわずかに覗く黒革のベルトに疑念を抱くほどの心の余裕は既に失われていた。
女は、男の目をじっと見つめながら、皿から苺を一粒取って口に入れ、ワイングラスに口をつけた。
細い喉仏が艶かしく動く。
男の心に安堵か広がる。
男も皿から苺を摘み、口に放り込んだ。
それから20分ほどパーティーでの話題を続けたが、男の昂奮は高まる一方で山を作る股間をなんとか隠すのに精一杯だった。
「なんだか眠くなってきたわ…。」
男の我慢が限界に達した頃、女は組んでいた脚を解き、しどけなく膝を斜めにずらした。
シュルッ…
黒いドレスの裾の中で裏地が擦れ、大胆に開いたスリットから白い太腿が露わになった。 「向こうで少し休もうか。」
男は何とか平生を装いながら女の肩を抱き、ベッドに移る。
女は男に体を預け、させるがままにベッドに横たわる。
男の心にわずかでも冷静さが残っていれば、次の瞬間には女の細い首を絞め上げていただろう。
男は、首を絞める代わりに女に背を向け、ベッドの脇でベルトを外しズボンとパンツを下ろそうとする。
下半身は今にも暴発しそうなまでに膨張している。一刻も早く女と交わりたかった。
パンツに引っ掛ってうまく下りないズボンのファスナーと格闘する男の頭の横に、にゅっと女の長い脚が伸びていた。
「うふふ、馬鹿な男…」
「あぁっ…!」
男が気付いた時には、女の太腿は肩車をするような形で男の首に絡みついていた。
女の長い脚は男をそのままベッドに引き摺り込む。
男は背中からベッドに倒れ込んだ。 「うおおぉ〜…!」
男は艶やかな白い花弁の花を咲かせたドレスの襞波の中で、女の引き締まった両腿を抱えてもんどりうつ。
女の太腿はきつく男の首を挟み込んでおり、どんなにもがいても緩むことはない。
女は、とろけるようなシルクサテンのロンググローブに包まれた両手で、苦痛に歪む男の顔やら首筋やらを撫で回す。
だらしなく半開きになったファスナーの間で、山を作った男の股間の先がみるみる濡れていった。
「ふふふ…色男ぶっておいてやっぱりこういうのがお好きなのね…。」
女はしばらく男の無様な姿を楽しむと、太腿の圧迫から解放してやる。
そして、ぜーぜーと息を切らす男の身体をベッドの真ん中まで引き上げてやった。
「か、身体が動かない…」
仰向けの男が苦しげな声を上げる。
確かに、びくびくといきり立った股間とは裏腹に、男の四肢はだらりと弛緩していた。
もはや抵抗のできない男を放っておき、女はゆっくりと居間の方に向かう。
「バトラコトキシン…。言ってなかったかしら。さっきあなたが食べた苺には興奮作用のある猛毒蛙の毒が入っていたのよ。でも安心して。ほんの微量だから大人しくしていれば死なないわ。大人しくしていればね…。」
女はローテーブルからワインボトルと自分のグラスを持ち上げると、男に向かってほほ笑む。
ベッドに戻って来る女の黒いイブニングドレスの裾がゆらゆらと揺れ、ほっそりとした白い脚がスリットから覗いている。 「な、なぜおまえは…」
「あなたが断ったこのワインには解毒剤が入っているのよ。だから私は大丈夫。」
女はベッドに腰掛けると、これ見よがしに男の鼻先でワインを飲んで見せる。
長い髪が男の顔に掛かりさらさらと頬を擽った。
「ワ、ワインを飲ませてくれ…」
男は頭上の女に目で哀願する。
女はグラスを男の眼前に掲げ、中のワインを揺らしながら答える。
「うふふ…情けない殺し屋さん。いいわよ、飲ませてあげる。ただし、私を十分に楽しませてくれたらね。」
女は、ワイングラスをサイドテーブルに置くと、男の腰に馬乗りになる。
蝶ネクタイを外し、ワイシャツのボタンを上から外していった。
「こんなことをしてただで済むと思うのか…」
男には口と目で訴えかけるしか術がない。
「ふふ…何を言っているの。あなたはすでに私との駆け引きに負けたのよ。」
男の上半身を裸にすると、女は畳んだ両膝で男の頭を挟み込み、その胸に正座した。
ドレスの裏地の下で、紅潮した男の顔が白い太腿の間に埋まった。 「いい?助かりたかったらしっかりと奉仕なさい…。」
女はドレスをたくし上げて男の顔をさらけ出し、妖艶な瞳で見下す。
ウェストを飾るサテンのリボンで男の頬をさらさらと擽ってやると、悔しげな男の顔は鋭い快感に緩んだ。
女は苦痛と恐怖と屈辱に歪む男の表情を存分に楽しみながら、その髪を掴み、口をドレスの奥の股間に押し付けた。
「うぶうぅっ…!」
男は、口と鼻を黒いサテンのパンティに覆われた股間で塞がれ、くぐもった悲鳴を上げる。
首筋に太腿のすべすべとした肌の感触を覚える。
男の上半身と下腹は豪奢なドレスの裾に覆い尽くされている。
男は何とか助かろうと必死になってとろけるようなパンティにしゃぶりついた。
「そう…、いい子ね、坊や。」
女はドレスの裾を摘まむと、男の首をすっぽりと覆いつくし、ロンググローブに包まれた両手でドレスの上から頭や耳、頬を滅茶苦茶に摩り回した。
シュルシュル…
シルクサテンの裏地がさらりとしたシフォンの表地と擦れて艶めいた衣擦れを上げ、敏感になった男の肌をとろけるような感触で襲った。
「うわあぁ〜…!」
男は全身を羽毛で擽り立てられるような強烈な快感に堪え切れず、身体を捩らせる。
「ほら、しっかり舌を使いなさい。」
女はますます強く男の口を股間に押し付け、太腿で首筋を圧迫する。あくまで窒息死しない程度に。
「うおおぉ〜…!」
男は死にもの狂いになって舌を動かし、敵の女を悦ばせようとする。
「うふふ…そうそう。だんだんわかってきたようね…。」
女は太腿で男の首を戒めたまま、良くくびれた腰を激しくくねらせて男の顔を責め立てる。
艶めいた腰つきに合わせて、ベッドに見事な黒花を咲かせたドレスの裾が男の裸の上半身をさわさわと舐めた。
男は死の恐怖を感じながらも、女の官能的な肢体に幻惑され昂奮していくことが止められない。
「うおおぉ〜…!」
男は顔を女の股間に擦り付けながら、かくかくと腰を震わせている。
女はこうして男を完全に性の虜にしていた。 「あらあら…そんなに興奮したら毒が廻ってしまうわよ…」
男の昂奮が頂点に達したころ、女はぴたりと動きを止め、ドレスを捲り上げて男の顔をさらけ出す。
男は肩で息をしているが呼吸は浅い。
バトラコトキシンが全身を冒しつつある証拠だった。
すでに心臓は破裂せんばかりに鼓動を打っていた。
「舌使いは全然上手くなかったけど、頑張ったご褒美に天にも昇る快感を味わわせてあげるわ…。」
女はグローブに包まれた手の甲で男の頬を優しく撫でる。
男の身体が屈辱的な快感にびくんと反応した。
女はこれから自分の身体に何を仕掛けようというのか…。
「たっ、助けてくれ…」
一瞬正気に返った男は、女に命乞いする。
男は、女から与えられる快感が何を意味するか分かっていた。
女は太腿から首を外すと、がたがたと震える男の胸の上で体の向きを変える。
ドレスの裾がシュルシュルと男の肌を擽る。
「ううぅ…」
シックスナインの姿勢を取ると、すでに黒いシフォンの襞に覆われている男の顔に向かって怜悧な目つきで睨みつける。
「うふふ…そんな未熟な色仕掛けでよく私に挑もうなんて思ったわね…。せいぜいあの世で後悔しなさい。」
女は男のズボンとパンツを手際よく下すと、長い髪を艶美に掻き分け、男の股間に顔を埋めた。 まず、サテンのグローブに包まれた両手で男の内腿、尻、脇腹をゆっくりと撫で回してやる。
「ひゃああぁ〜…!」
それだけで、男は女のような甲高い悲鳴を上げる。
次に、睾丸と肛門の間の筋を舌の先でそっと舐め上げてやった。
「ぐわあぁっ!」
突然、焼け付くような鋭い快感に包まれ、男は身体を捩じらせる。
「うふふ…これが本物の舌の使い方よ。あなたにできる?」
女は腰を振り、自分の股間を男の口に押し付ける。
すでに快楽の泥沼に引き摺り込まれている男は、ただ滑らかなパンティの感触を口で楽しんでいるだけだ。
女は、男をじらすようにその内腿や脇腹、陰嚢だけを唇と舌先で愛撫し続ける。
ぬるぬるとした熱い感触を敏感になった下半身の肌で感じ、昂奮が高まっていく。
「よっ、よしてくれ…死にたくない〜…!」
男は、何とか女の呪縛から逃れようと長いドレスの裾の中で激しく首を振って悶える。
その眼前では、光沢のあるとろけるようなドレスの裏地が女の腰つきに合わせて細かな襞のさざ波を立てている。
上と下から絶え間なく与えられる凄まじい快楽によって、男の心臓がはち切れんばかりに鼓動を打っている。
それでも女は、陰茎だけを残して周りをちろちろともったいぶるように舐め回すのだ。
男はあまりの快感に耐え切れず、ドレスの中で白目を剥いて震えている。 「さあ、約束通りワインを飲ませてあげるわ…。」
女はベッドサイドのグラスに手を伸ばしワインを少し口に注ぎ込むと、男の亀頭を口に含んだ。
男は亀頭全体に今まで味わったことのないような生温かい妖しい快感がじわじわと広がる。
さらに女は、舌先を転がし亀頭の付け根を小刻みに舐め立てた。
「あっ、あっ、ああぁ〜…!」
女の緩急をつけた巧みな愛撫に責め立てられ、男は快楽の悲鳴を迸らせる。
「さあ、どこまで着いて来れるかしら…」
女は陰茎を喉の奥まで含むと、ゆっくりと上下に反復運動を始めた。
ズビュッズビュッ…
女はいきり勃った男根を柔らかい口内で容赦なく吸引する。
「いぃっ、いいぃっ、いやああぁ〜…」
凄まじい快感が男の全身を襲う。
男は、バトラコトキシンの作用によって錯乱していく頭の中で、自分が敵の女を支配したつもりが逆に手玉に取られ、無様に犯されて殺されていくのだと改めて自覚し、激しい屈辱と歪んだ欲情を覚える。
眼前では、憎悪すべき女のドレスの裾の襞が、勝負に敗れた男を嘲弄するかのようにゆらゆらと可憐に揺れていた。
「ちっ、ちくしょおぉ〜…!」
男の屈辱とを裏腹に、淫靡な音は次第に早くなる。
敏感になったカリが柔らかい唇によって凄まじい速さで刺激される。
「ああ、あぁっ、ああぁ〜…!」
ドレスの裾の内側から漏れる悲鳴がいよいよ高くなる。
「うっ…うわあああぁ〜…!」
男は遂に全身を弓なりに反り返し、絞り出すような咆哮を上げる。
「終わりね…」
女はひらりと男の身体を離れてベッドに腰掛ける。
美しいドレスから蹴り捨てられた男は、真っ赤に膨張した亀頭の先から勢いよく精液を噴出させる。
その瞬間、毒に侵された心臓が破裂したのか、男は白目を剥きぶるぶると痙攣すると、口の端から一筋血を垂らしばったりとベッドに沈んだ。
「あっけないこと…」
女は、死してなおどくどくと精液を漏らし続ける陰茎を冷たく見下しながらその頬をウェストのリボンで一撫ですると、ハイヒールを履きドレスの裾を翻してベッドを離れた。 安定の処刑前フェラありがとうございます!
殺される前に女に犯される男が羨ましすぎる
自分も処刑されるならせめて女に犯されてから処刑されたいです >>408
ご愛読ありがとうございます。
現在、続きをまとめていますが個人的な趣向が強くなり過ぎたりしているので、整理してからまたアップします。 (405の続き)
女に毒殺された男が最後に発した快楽の悲鳴を聞きつけ、仲間の男たちが女の部屋に殺到する。
まず、2人の男が勢いよくドアを開け、電気が消えた暗い部屋に銃を構えて乱入した。
「部屋は二間だ。お前は奥に行け。」
片方がベッドのある奥に向かう。
そこで目にしたのは変わり果てた姿でベッドに横たわる仲間の姿だった。
「くそ…あの売女…」
男は激昂し、冷静さを失った様子で部屋の中を確認してゆく。 一方、居間に残った1人はゆっくりと暗い部屋の物陰を潰していく。ふと窓辺に目をやると、バルコニーに面した掃き出し窓のカーテンが微かに揺れている。男は銃を構え直し、ゆっくりと窓に近づく。
カーテンを揺らしたのは隙間風、女はバルコニーに潜んでいるに違いない、そう確信し、カーテンの隙間から窓の金具に手を掛ける。男の予想に反して窓は閉じられていた。
ーしまった…
男がカーテンの下から覗く黒いハイヒールに気付いた時にはすでに手遅れだった。
男の顔を透き通る黒い布が覆う。
ふわっと甘い柑橘系の芳香が広がる。
黒い薄衣は、女が肩から羽織っていたショールだった。
「うわあぁっ」
男が小さな悲鳴をあげ、慌てて薄手の生地に手をかけた時には、ショールは男の顔と首を幾重にも巻き付いていた。
「こっ、こんなもの…」
男はショールを引き剥がそうとするが、薄手のシルク地はぴったりと顔に張り付いており掴むことができない。
男が動揺し激しく首を打ち振ると、その顔をしなやかなショールがサラサラと擽った。
「うわぁ〜…」
男の身体はそのまま、豪華な緞子のカーテンに飲み込まれる。 厚手のカーテンの内側に潜んでいた女は、バルコニーに気を取られている男の首を、肩に掛けていた長いショールで絡め取り、カーテンの内側に引きずり込んでやったのである。
女は必死に逃れようとする男の首にしっかりと腕を絡ませ、声が出せないように喉仏を潰す。
甘い香水の香りが男を包んだ。
自分を襲った敵が仲間を殺したドレスの女であることを悟り、死の恐怖と耐えがたい屈辱が同時に男を襲う。
女は弾力のある肢体を背中にぴったりと密着してきている。
シュルシュル…
女の身体を包む長いドレスが背後で艶いた衣摺れを立て、男の焦燥感を掻き立てる。
「暗いとこではお嫌かしら…」
男の頭を包んでいたショールを捲り、耳元で甘い声で囁きながら頬を撫でてやる。
そして長い脚を男の下半身に絡ませた。
「うおぉ〜やめろぉ〜…」
首筋に女の熱い息吹を感じ、頬をシルクサテンの指先が絶え間なく這う。
腰の下では肉付きの良い脚が内腿をゆっくりと摩っている。
ドレスの奏でる甲高い衣擦れと甘い香水が男の屈辱的に満ちた欲情を刺激する…。
カーテンに覆われた狭い空間で、男は女の溢れる色香を一身に浴び、ズボンの股間が山を作っている。
「憧れのシルクのドレスに包まれるお気分はいかが?天にも昇る気分でしょ?」
「ちっ、ちくしょお…いい…もっと〜…」
凄まじい快楽を与えられ、男はもはや正気を失っていた。 男が欲情の深みにはまっていく中、女は窓際に吊るしてあるカーテンのタッセルをするりと外す。
「そう…ではもっと高い天に昇らせてあげるわ。」
長いタッセルの端を掴むと、一気に男の首に巻き付けた。
「なっ…?」
快楽を味わいつくしている男は何が起こったか分からない。
女は片側の端をカーテンの隙間から天井目掛けて投じた。
タッセルはゆっくりと回転するシーリングファンの羽根に絡まる。
「わかる?絞首刑よ…」
女は男の首からスルスルとショールを抜き、その首筋に口づけをしてやった。
男はビクッと快感に震える。
やがてタッセルがファンに巻き上げられる。
「なっ、何をした…」
男は苦痛と驚きに満ちた表情を見せたまま、ズルズルとカーテンの外へ引きずられていく。
ファンの下で分厚い身体が宙に浮き上がった。 「うをおおぉ〜!」
男は喉を掻き毟り、バタバタと空を蹴る。
女はドレスの裾を翻してひらりとカーテンの影から現れると、男の身体をゆっくりと一周りし、死の舞踏を鑑賞する。
唇には残酷な笑みを浮かべていた。
男は死を前にしてようやく、散々に自分を弄び、耐え難いまでの快楽を与え続けた女の姿を目にすることができた。
イブニングドレスの裾がシュルシュルと衣擦れを上げ、深いスリットからシャンパンゴールドの裏地と長い脚が溢れる。
「くそおおぉ〜…」
男はなんとか手を伸ばすがわずかに女の身体に届かない。
「うふふ…スリット入りのドレスがそんなにお好き?ほらほら、ドキドキするでしょ?」
女は縊れ上げられた男のすぐ側でドレスの襞を摘んで小刻みにくゆらせ、白い太腿を見せつける。
「よっ、よせえぇ〜…!」
男は地獄の苦しみを味わいながらも、妖艶なドレス姿を見せつけられ、その前で醜態を晒し、辱めの言葉を浴びせられて一層興奮していく。
「さあ、冥土の土産よ…」
やがて女は男の前に立つと、頭上の男に向かって魔性の微笑みを見せる。
そして最後にサテンのグローブに包まれた右手で男の太腿から股間にかけて、舐めるように一撫でしてやった。
「うおおぉ〜…!!」
次の瞬間、男は白目を剥き腰を激しく痙攣させ、股間の山の先にじわりと大きな染みを広げた。
限界までいきり立った股間が、女の止めの愛撫によって精液を噴かせたのである。
男の身体はがっくりと力を失う。
射精と同時に絶命していた。
女の姿はいつの間に消えている。 「どうした!?」
タッセルで吊り上げられて縊れ死んだ男の発した歓喜の悲鳴をベッドルームで聞きつけた男が戻ってくる。
男の目の前につい先ほどまで一緒にいた仲間の無惨な姿があった。
筋骨たくましい身体が細い紐一本でブラブラと揺れている。
なぜか股間だけがピクピクと脈打っていた。
「くっ、くそ…」
男は呆気にとられ、後ずさりする。
腰がソファの背もたれにぶつかった。
シュルッ…
男が背後に衣擦れの音と甘い香水の香りを感じた時には、すでに女の腕がその首に回っていた。
女はソファの背もたれの向こうから男に近づき、羽交い締めにしたのである。
「うわあぁっ…」
男の頭が豊かな胸の谷間に埋まる。
女の唇に残忍な笑みが浮かんでいる。
女はそのまま男をソファの座面に引き倒し、両脚を男の下半身に絡めた。 「はなせ〜!」
男は仰向けのまま、長いドレスの裾の上で手足をばたつかせる。
光沢のあるシャンパンゴールドの裏地がさざ波の襞を立てた。
女の長い脚は男の下腹の前でしっかりと交差し動きを封じている。
「うふふ…油断は禁物よ、殺し屋さん。」
女は男の肩口から甘い声で囁くと、アップにした髪にゆっくりと手を伸ばす。
耳の上に挿してある小さな白薔薇の飾りのついたヘアピンを抜いた。
可憐な白薔薇とは裏腹にその先は鋭く尖っている。
女は柔らかい舌先で男の紅潮した耳朶を愛撫してやった。
「ひいぃ〜…!」
忽ち凄まじい快楽が男を襲い、強張っていた筋肉が弛む。
女はすかさず男の髪を掴んで首を俯かせ、ヘアピンの先を延髄に突き刺してやった。
「ぎゃあぁっ!」
男は悲鳴を上げ、体を仰け反らせる。
女は戒めを解いてやると、まるで恋人を相手にするように男を優しく抱き起こして立たせた。
「さあ…、外にいるお仲間を呼んでらっしゃい。」
女はぽんと男の尻を叩く。
男は弾かれたように飛び出し、首の後ろに白薔薇を咲かせたまま、フラフラと入り口の方へ歩き出した。 廊下で待機する男たちの前でドアが開き、顔面蒼白の仲間が現れる。
「女を殺したか!?」
男は問いかけに答えず、がっくりと膝から崩れ落ちた。
「おい、しっかりしろ!女はまだ中なのか!?」
仲間は男を抱き起こして激しく揺さぶる。男は口の端から血を滴らせている。
よく見ると、首の後ろに可憐な白薔薇が揺れている。
パーティーで見た女が頭に挿していたものだった。
「み、みんな女に殺されて…」
男はそこまで言うと、白目を剥いて末期の痙攣に襲われた。
ピンの先に塗られた毒が効いてきたのであろう。
なぜか男の股間が大きく山を作り、その先がじっとりと濡れていた。 廊下で待機する男たちの前でドアが開き、顔面蒼白の仲間が現れる。
「女を殺したか!?」
男は問いかけに答えず、がっくりと膝から崩れ落ちた。
「おい、しっかりしろ!女はまだ中なのか!?」
仲間は男を抱き起こして激しく揺さぶる。男は口の端から血を滴らせている。
よく見ると、首の後ろに可憐な白薔薇が揺れている。
パーティーで見た女が頭に挿していたものだった。
「み、みんな女に殺されて…」
男はそこまで言うと、白目を剥いて末期の痙攣に襲われた。
ピンの先に塗られた毒が効いてきたのであろう。
なぜか男の股間が大きく山を作り、その先がじっとりと濡れていた。 「たかが女の分際で…」
男たちは激昂し、勢いよく部屋に飛び込む。
まず目に飛び込んできなのはシーリングファンの下でブラブラと人形のように揺れる仲間の無惨な骸だった。
やはり股間が濡れている。
男たちの間に動揺が走る。
「あの女の武器は色仕掛けだけだ。銃弾をぶち込ぬかナイフで切り刻んでやればいい。」
リーダー格の男が自分に言い聞かせるように大声で叫ぶ。
4人の男は銃をしっかりと構え、ゆっくりと奥に進む。
奥のベッドルームが見えてくる。
ベッドに仰向けに横たわっているのは仲間の男だろう。
無惨にズボンが下りている。
女の毒牙に掛って死んだことは明らかだった。 突然、ベッドサイドにふわりと黒い影が舞い込む。
男たちが血眼になって探していた女だった。
長いイブニングドレスに身を包み、脚を開いて背中を向けている。非の打ち所のない見事な体型だ。
この妖艶な美女が屈強な仲間3人を嫐り殺しにしたのだ。
「うう…」
あまりに美しい敵の女の姿に男たちは思わずたじろぐ。
女は右手を太腿の外側に持っていくと、スリットから奥ゆかしく覗く太腿の白い肌をグローブに包まれた指先で上の方にゆっくりとなぞっていく。
スリットを隠していたたっぷりとした襞が捲れ、光沢のある裏地と太腿が露わになる。
男たちの目はすでに女の艶美な動きに釘付けになっていた。 女の指が太腿の付け根近くに巻かれた黒い革ベルトに掛った頃、ようやくリーダー格の男が我に帰って叫ぶ。
「おい、大人しくしろ。撃つぞ!」
しかし、その時にはすでに女の指の間には、革ベルトから抜いた3本の投げナイフが握られていた。
ふわりとドレスの裾と薄手のショールが翻り、女が男たちの方を振り返る。
胡蝶の舞を見せつけながら、女はナイフを投じていた。
ドカッ…
「ああっ…」
黒いドレスの裾から溢れた光沢のあるシャンパンゴールドの裏地に見惚れていた男の眉間、喉笛、鳩尾に深々とナイフが突き立った。
「うをおぉ〜…」
男は小さな悲鳴を残してばったりと崩れ落ちる。
仰向けに転がった男の急所には女物の細身のナイフが半ばを埋めて突き刺さっていた。
男はまだ死にきれず、ビクビクと痙攣している。 「小賢しい女がぁ〜!」
リーダー格の男が激昂し、腰から大きなナイフを抜いて女に立ち向かう。
「うふふ…かかってらっしゃい…」
女はショールを揺らして男を誘う。
男がナイフを繰り出す。
女はひらりと円を描いてナイフを軽やかにかわしながら、シルクのショールの端を男の顔に浴びせる。
男はしなやかなシルクの感触を頬に味わい、甘い香水の香りに酔う。
「ちくしょおっ!」
男は女の挑発にますます激昂し、ナイフを力任せに横に払う。
またしても女は男の眼前で華麗に舞い、ナイフは空を切る。
「ほらほら、こちらよ…」
女はドレスの裾を摘み、小刻みにくゆらせてサテンの裏地を見せ付ける。
「殺してやる〜!」
男は見事に女の挑発に乗り、ナイフを突き出す。
女はひらりと円を描いてかわしながらドレスの端を摘み、風を含んで花を開いた裾の内側を、バランスを崩してつんのめる男の顔に思い切り見舞った。
シュルシュルッ…
男は敵の女に指一本触れられぬばかりか、顔を光沢のある裏地のシルクが舐められた。
「うわああぁ〜…!」
男はあまりに屈辱的な快感に耐えられず、顔を抱えて悶える。
その股間はすでに大きく膨らんでいた。
コツコツ…
女はスリットを摘みながら苦悶する男にゆっくりと近づく。
「ご自慢のナイフ術はもう終わり?もう少し楽しませてくれると思ったのにがっかりね…」
女は苦悶する男の鼻先でドレスの裾を揺らして男の神経を逆なでしてやる。 「ちくしょおぉ〜!」
再び立ち向かってきた男からひらりと後ろに飛んで離れると、長い脚を蹴り上げた。
豪奢に咲いたドレスの襞の花の内側で、女の美脚はが鮮やかな弧を描く。
「あぁっ…」
ヒュンッ…
思わず見惚れる男の喉元をハイヒールの踵がかすめていた。
女は華麗な回し蹴りに続けて、長い脚を男の頭上に高々と蹴り上げる。
ドレスの内側から覗いた豪奢な裏地の襞波と黒いサテンのパンティに見惚れる男の眉間にハイヒールの踵が振り下ろされた。
ヒュッ…
ハイヒールは男の眉間をかすめる。
眼前を踊ったドレスの裾から香水が香った。
「うふふ…ご自分が何をされたかお分かり?」
女はドレスのスリットからわざとらしく美しい脚を蹴り出しゆっくりとグローブに包まれた指先で撫でながら、棒立ちの男に向かってしなを作る。
男の喉元と眉間に真一文字の赤い線が浮かんでいる。
「あ、あわわ…」
男は顔と首を両手で覆い、フラフラと窓の方に歩いていく。
「ドレスの乙女に蹴り殺されてしまうような未熟な腕をあの世でせいぜい後悔なさい…。」
女がソファの背もたれに寄りかかり、しどけなく膝を組んで見守る。
ドレスの裾から覗くハイヒールの踵がキラリと光る。
男の傷口が割れ、パッと血しぶきを上げた。
緞子のカーテンが血に染まる。
「うわああぁ〜…!」
男はカーテンを掴んで堪えようとするが、耐えきれずにカーテンに絡みつくようにして地面に転げた。
女は、男に回し蹴りと踵落としを見舞いながら、ハイヒールに取り付けられた小さな刃で、その喉笛と眉間を抉っていたのである。
すでに大量の血を失った男は、白目を剥いて痙攣をしている。
盛り上がった股間もじっとりと濡れていた。 「女の分際で〜!」
怒り狂った1人の男がソファにもたれかかる女に掴みかかる。
女は素早くソファの背もたれに飛び乗ると、ふわりと宙に舞った。
「あぁっ…」
突然頭上に艶やかなドレスの花が咲く。
黒いドレスの内側を細かい襞波で飾るシャンパンゴールドの裏地は、さながら薔薇の花弁のようである。
男は女の敏捷な動きに全く対応できず、上半身を見事なドレスの花に飲み込まれる。
「くそぉっ…」
男は両手で女の太腿を抱き、身体を振って女を振るい落とそうとする。
裾が乱れ、すらりと伸びた長い両脚が裏地の奥で露わになっている。
両脚の脛は男の背中でしっかりと交差している。
リーダー格の男の喉笛と眉間を切り裂いたハイヒールが男の腰に当たっていた。
「ふふふ…」
女は哄笑を上げながら両手でドレスの裾を摘まむと、男の上半身をすっぽりと長い裾重ねで被い尽くしてやった。
シュルッ…
「うわあぁっ…!」
美しいドレスに上半身を包まれた男は一瞬、鋭い悲鳴を迸らせる。
傍目には女の下半身に顔を埋め、その味を存分に楽しんでいるように見える。
しかし、とろけるような裏地の下では、鍛え上げられた女の太腿が男の頸動脈をきつく絞め付けていた。 「うぶううぅ〜…」
黒いシフォンの下から漏れるくぐもった男の悲鳴は苦しげだ。
太腿は、男の首を一気には絞め上げず、むしろ絞めつ緩めつしてわざと男の苦痛を長引かせているのである。
「ほらほら、しっかりと目を開けて憧れのシルクのドレスの奥を御覧なさい…。」
女はドレスの上から男の側頭部を抱え、頭を太腿の間に引き寄せる。
そして、男の身悶えに合わせ良くくびれた腰を激しくくねらせ、膝をずらして男の顔に股間を押し付けるのだ。
男の口と鼻がぬるっとした黒いサテンのパンティでみっちりと塞がれる。
男は、太腿で頸動脈を圧迫される苦しみに加え、窒息の苦しみも味わわされるのだ。
シュルシュルシュル…
長いドレスの裾重ねは男の上半身をぐるりと包み、女の激しい腰つきに合わせて襞がゆらゆらと優雅に揺れる。
黒いドレスの下では、シャンパンゴールドのとろけるような裏地が男の腰や背中、腕などを絶え間なく擦り回すのだ。
シフォンの表地とサテンの裏地が奏でる甲高い衣擦れと、ドレスの中に立ち込める甘い香水が男を苦痛と快楽の泥沼に引き摺り込んでいく…。
男の股間はドレスの内側ですでに激しくいきり立ち、ズボンに作った山をじっとりと濡らしている。
「た…たすけてくれぇ〜……」
妖艶な笑みを浮かべ、黒いドレスの内側で男をゆっくりと絞め殺していく女の姿は、巣に掛かった獲物を粘糸で巻き上げてから時間をかけて捕食していく毒蜘蛛を連想させた。
男は、美しいドレスに身を包んだ毒蜘蛛を首の上に抱え命を吸い取られながら、豪華なスイートルームの中をふらふらと彷徨う。 女は、いまだ生き残っている男が部屋の隅で小さなマイクに必死に話しかけているのに気づく。
少しすればまた男の仲間たちが殺到するはずであった。
「そろそろチークダンスも終わりよ…」
女はドレスの上から男の頭を優しく撫でると、上半身を勢いよく後ろに倒し、両手を絨毯の床に付いて思い切り脚を前方に蹴った。
「ぐわっ…」
肉付きは良いが男に比べるとずっと細身な女の体のどこにそのような力が潜んでいたのかわからない。
女の鍛え上げられた太腿に挟まれた男の身体がふわりと浮き上がり、黒いドレスの裾とともに宙を舞う。
ゴキッ…
男は女の華麗なバク転によって脳天から床に叩き落とされた。
男の脛骨が嫌な音を立て、その身体は床に広がった見事なシルクの裾重ねの下でいったん動きを失うが、すぐにぶるぶると痙攣を始める。
男の痙攣に合わせてドレスが軽やかなシフォンの表面に襞を走らせる。
「うぐぐぐぅ〜…」
瀕死の男の顔の上には女の腹が乗っている。
ウェストを飾るサテンのリボンが男の頬を擽っていた。
女は男の首を太腿の呪縛から解いてやる。
女がさらさらとドレスの裾を滑らせると、その内側から男の変わり果てた姿が現れた。
首はおかしな方向に曲がり、白目を剥いて口の端から血を滴らせている。
ズボンの股間はビクビクと激しく脈打っていた。 密かに通信機から応援を呼んだ男は、期待していた仲間が無惨に止めを刺されたのを見て部屋の外に逃げようとする。
「ひっ…ひいいぃ…」
女は唇に笑みを残したまま、ドレスのウェストを飾っているリボンに手を掛ける。
大きく蝶結びにされたリボンは光沢のあるサテン地だ。
「ふふふ、逃がさないわよ…」
シュルシュルッ…
リボンを素早く抜くと胸の前で構える。リボンは女のウェストで三重に巻かれておりかなり長いものであった。
切れ良く投じられると、リボンはまるで生き物のように暗闇を切り裂いて逃げる男の首に伸びる。
シュ〜ッ!
「あっ…」
甲高い衣擦れの音に思わず振り返ったところをリボンが襲った。
シュルシュルシュルッ!
男の首と顔がたちまち幅広のリボンに巻き上げられる。 「うわあぁ〜!」
男は光沢のあるリボンに覆われた頭を抱え、首を振って呪縛から逃れようとする。
甘い香水がわずかに香るサテンのリボンは驚くほど滑らかだ。
リボンの餌食となって絡め取られながらも、男の股間は激しく疼いている。
すかざず女はリボンを絞り、捕えた獲物を引き寄せる。
「はっ…はなせぇ〜…」
男を何とか足を踏ん張って抵抗しようとするが、操り人形のように引き摺り寄せられ、女の豊かな胸に顔を埋める。
女は胸の上で男の身体を返すと男の背中に柔らかい胸を密着させる。
そして、リボンだけでなく薄手のショールも男の首と顔に巻き付けてやった。
「うおおぉ〜…!」
首から上がしなやかな女のシルクの襞で包まれると、男は悲鳴を上げて一層激しくもんどり打つ。
ズボンの股間が大きく盛り上がっている。
「うふふ…女物のシルクがお好きなのね。柔らかくて気持ちいいんでしょ…?ほらほら…」
女は男の肩口から艶美に囁きながら、リボンの端で男の紅潮した頬を撫で回してやる。
「うっ…うああぁ〜…」
蕩けるようなサテン地で顔を擽られ、男は快楽の呻き声を絞り出す。
呼吸の叶わぬ苦しみと女に弄ばれる堪え難い屈辱に加え、凄まじい快感も味わわされているのだ。 「このまま大好きなドレスに包まれて天国に行ってみない…?」
長い左足を深いスリットから蹴り出して男の足に絡ませる。
むっちりと弾力のある長い脚で男の太腿を摩ってやる。
そしてドレスの裾を裏地ごと撮んで広げ、ふわりと男の下半身を覆ってやった。
シュルッ…
ドレスはたっぷりと襞があるため、男の下半身はシフォンの裾にすっかり隠される。
男の身体が上から下まで黒いシルクのドレスに包まれた。
「やっ…やめてくれえぇ〜…」
女は、とろけるようなドレスの裏地とリボン、それに薄手のショールで餌食の身体を散々に擦り立てる。
男は棒立ちのまま凄まじい快楽を与えられ、けたたましい悲鳴を上げた。 「あら、あなたずいぶんと可愛らしい顔なのね…」
女が頭を覆うショールとリボンを少しずらしてやり、悶絶する男の顔を肩口から覗き込む。
そして意味ありげな微笑を浮かべると、男をソファまで引き摺って行き座らせた。
男は、ソファの上で盛りの付いた猿の様にかくかくと腰を小刻みに振り続けている。
「さあ、か弱い乙女を存分に楽しませてね…」
女は男の眼前で長い裾を大胆に捲り上げる。
すらりと伸びた脚が眩しい。
右脚の太腿のベルトには、まだ数本の投げナイフが残っている。
女はしなやかに腰を滑らせ、男の膝の上に跨る。
シュルシュル…
艶めいた衣擦れを立てるドレスの下で、膝を曲げた女の脚が男の腰をがっちりと挟む。
「勘弁してくれ…」
男は両手を伸ばし、必死に哀願する。
「うふふ…可愛い坊や…」
騎乗位になった女は、恐怖に顔を引き攣らせる男に唇を寄せ、その口に濃厚なディープキスを与えてやる。
「あっ…ああぁ〜…」
柔らかい舌先で口の中を愛撫され、男は一瞬で蕩かされる。 女はすぐに顔を上げる。
「お願い、すぐにいってしまわないでね…」
悩ましげな目で男を見つめ、サテンのグローブに包まれた両手で男の髪を優しく撫で上げると、女は男の頭を抱き大きく開いた胸元に顔を埋めさせる。
両腕を首の後ろに回し、男の顔をぐいぐいと香水が香る豊かな胸の谷間に押し付けた。
「うぶううぅ…」
男は突然、口と鼻を弾力のある胸に塞がれ、くぐもったうめき声を漏らす。
女は男の悲鳴を聞きながら、その頭に頬を摺り寄せ残酷な笑みを浮かべている。
男は、女の肩を掴んで必死に引き離そうとするが、白い肌を包む薄手のショールがそれを許さない。男の掌の下で、ショールの薄いシフォンはするすると滑らかな肌を滑るばかりなのだ。
時折、女は男の顔を圧迫から解き、わずかな呼吸のチャンスを与えてやる。
「た、たすけてくれ〜…」
ドレスから突き出た男の足がばたばたと激しく空を蹴る。
男の胸から膝までをすっかり覆い尽くした黒いシルクの裾は、男がもがくのに合わせてさわさわと艶いた衣摺れを立てる。
艶やかなドレスの下では、とろけるような裏地がモゾモゾと身を捩る男の身体を舐めまわしていた。
「うふふ、もがけばもがくほど苦しくなるわよ…」
女は騎乗位でのセックスを愉しむように激しく腰をくねらせ、胸を揺らしながら男の身体を次第に強くソファに押し付けていく。
男は呼吸のできない地獄の苦しみを味あわせながらも、女が振り撒く芳しい香水の香りに酔い痴れる。
「くっ…くるしいいぃ〜…」
男が堪らず悲鳴をあげると、女は恍惚の表情を浮かべ、一層激しく男の身体を圧迫していくのだ。
男のいきり立った陰茎は、ズボンを通して女の股間に当たっている。
ツルツルとしたサテンのパンティの感触が男の昂奮を煽り立てる。
女の肢体から底なしの泉のごとく溢れ出る色香を一身に浴びて、男は完全に狂乱していた。
「うおおぉ〜…!」
男は、ドレスに胴体を覆われたまま、腕と足を突っ張らせてぶるぶると数秒間痙攣に襲われると、ぐったりとソファに沈んだ。
「あまりもたなかったわね…」
女は名残惜しげに男の頬を撫でてやると、男の身体からドレスの裾をサラサラと滑らせてソファを離れる。
そして、ローテーブルの上にある花瓶から赤を薔薇を一輪抜いて男の胸の上に投げてやった。男の股間はじっとりと濡れていた。 やがて、ソファで腹上死した男がホテルの外から呼んだ男たちが部屋に押し寄せた。
5人の屈強な男が部屋になだれ込む。
「いいか、1人ずつ行くな。どうせ相手は女だ。全員で掛かればどうってことはない。」
リーダー格の男が落ち着いて呟く。
女1人を相手に夥しい数の仲間をすでに失っていた。
5人は慎重に部屋の奥に進む。
ベッドルームの緞子のカーテンが開き、レースのカーテンが風にそよいでいた。
罠か、そう疑ったリーダーはまず1人を掃き出し窓に向かわせる。
壁に張り付き、ゆっくりと窓の外に首を覗かせる。次の瞬間、
「あっ…」
小さな悲鳴をあげ、男の身体が固まる。
男は窓に背を向け、フラフラと仲間の方へ戻ってくる。
その眉間には細身の投げナイフが深々と刃先を埋め、血を一筋走らせていた。
「ううぅ〜…」
男は額を抱え、仲間の膝に崩れる。
脳をやられているため死は免れない。 「あの女狐め…」
仲間たちは怒りに震える。
「一気にバルコニーに出るぞ。」
リーダーの指示で、4人は一斉に窓からバルコニーに躍り出る。
広いバルコニーの先に求めていた敵の女の姿があった。
女は椅子に腰掛け、長い脚をしどけなく組んでいる。黒いドレスの裾が風にゆらゆらと可憐に揺れている。
ドレスのスリットから零れた右脚の太腿には黒いベルトが巻かれ、仲間の眉間に突き立てられたものと同じ投げナイフが差してあった。ロンググローブに包まれた両手にも投げナイフが逆手に握られていた。
「お仲間は私のドレスの裾に見惚れたまま、棒立ちで急所にナイフを受けてくれたわ。間抜けな男ね。うふふ…。」
女は男たちを巧みに挑発しながら、長い脚を思わせぶりに組み替える。
シャンパンゴールドの裏地から黒いパンティがわずかに覗いた。
「今度は4人掛かり?美しいドレスに触れることができるかしら…。」
女は男たちに向かってドレスの裾をゆらゆらとくゆらせる。 「おのれぇ〜…!」
男たちは女の挑発に乗って激昂し、ナイフを抜いて女に襲いかかる。
女はゆっくりと椅子から立ち上がると、優雅にナイフを構える。
1人の男が女にナイフを繰り出した。
女はふわりと円を描いて男のナイフを避ける。
風を含んだドレスの裾が空を切らされてつんのめる男の身体を舐めた。芳しい香水が男を刺激する。
「うわっ…」
シルクのしなやかな感触に動じる男の頸動脈を、女の小さなナイフが切り裂いている。
クシュッ…
女の舞うようなナイフ捌きは俊敏で、男は首を断たれても気づかない。
「死ねぇ〜…!」
別の男が間髪入れずに襲って来る。
横薙ぎのナイフを、女はひらりと身を引いてかわす。
「くそぉっ…!」
男の前で豪奢に乱れたドレスの裾から長い脚が零れる。男はバランスを崩してよろめく。
「死ねっ…」
3人目のリーダー格の男が女の背後から斬り掛かる。
斬れる、男がそう確信した瞬間、眼前で女のドレスが揚羽蝶の舞を見せる。
女は弧を描きながら長い裾で男の身体を舐め上げ、透き通るショールを男の顔に見舞っていた。
薄手のショールが男の首から上を巻き上げている。
シュルシュルシュルッ…
男の眼前を薄手のシルクが包み、甘い香水の香りが鼻を擽る。
「うわああぁっ…!」
突然、柔らかいシルクに視界を遮られて慌てる男をそのままにしておいて、女は先ほど襲ってきた無傷の男の相手をしてやる。 「殺してやるっ!」
ナイフを振りかざして迫ってくる男の前で、女はいったん背を向ける。
男はアップにした髪の下から伸びるスラリとしたうなじに釘付けになる。
女は右の爪先を上げると、華麗な回し蹴りを男の顔面に見舞った。
男の眼前でドレスの裾がふわりと舞い、美しいシルクの花を咲かせる。
艶やかなドレスに見惚れる間もなく、その喉笛をハイヒールの踵に取り付けられた刃が切り裂いていた。
カシュッ…
男は一瞬、首に手をやるが、己の喉笛が割れていることに気づかず、必死にナイフを繰り出す。
「しつこい男ね…」
女はドレスを舞わせて男の背後を取ると、逆手に握ったナイフで男の延髄を抉ってやる。
シュパッ…
男は首を抱えて地べたに転がった。
「ちくしょおぉ〜…」
最初に頸動脈を割ってやった男が再び女に身を寄せる。
女は身を低くして男の一振りをかわすと、そのガラ空きの脇腹を切り裂いてやる。
クチュッ…
「あはぁっ…」
男は僅かに腿に感じた女のドレスの感触に快感を覚える。
「ふふふ…据物切りのようね…」
女は男の正面に入ると、目の前でナイフを二度立て続けに振るい、顔を十字に割ってやった。
ヒュバッ
スイッ…
「うわああぁっ…」
身体中を切り刻まれた男は、さすがにたたらを踏んで女から逃れる。 「ちくしょおおぉ〜!」
女の見舞ったショールを何とか顔から引き剥がした男が女に挑みかかる。
耐えがたい屈辱に顔を真っ赤にしている。
女は男のナイフをかわすと背後を取る。
そして男の肩に手を置いてふわりと宙に舞い、背後から男の首に跨った。
「うわああぁっ…!」
男は敵の女に肩車をされる形となった。
スリットの間から悔しげな男の顔が覗いていたが、女は裾を摘んでひらりと翻し、男の上半身をたっぶりとした襞で覆い尽くす。
「や、やめろぉ〜…!」
男は身を捩らせて何とか頭上に咲いた艶やかなドレスの花を振るい落とそうとする。
男のもがきに合わせてその身体をとろけるようなドレスの裏地がぬるぬると舐め回す。
男の股間は激しくいきり立っている。 闘いに加わらず影に潜んでいた男が銃口を女に向ける。女は素早くそれに気付き、太腿のベルトから最後のナイフを抜くと、銃を向ける男に投じた。
「くそぉっ…」
男は慌てて引き金を引こうとするが、女の方が早かった。
ドカッ
女の投じたナイフは狙い過たずその右目に突き刺さった。
「うをおおぉ〜…!」
男は銃を取り落として仰向けに転がり、けたたましい咆哮を上げてのたうち回る。
細身のナイフは脳まで到達しており、致命傷であった。
女は男がすっかり戦闘力を失ったのを確認すると、太腿で遊ばせている男の相手に戻る。
「ふふふ、大の殺し屋さんが4人掛かりだったのにドレスの乙女1人にも敵わなかったわね…。ほらほら、悔しい?」
女はドレスの上から男の頭と顔を摩り回す。
シュルシュル…
「うわああぁ…!」
男は柔らかいシルクの感触に堪えられず、悲鳴をあげる。
女は情欲に狂った男の反応を存分に愉しむ。
男は、黒いドレスの裾襞に包まれたままなすすべなくフラフラと彷徨う。
バルコニーの端では、膾切りにしてやった男たちが傷口から血を噴かせながら痙攣している。
「たっぷりと死の快楽を味わわせてあげるわ。ほらほら…」
女は首を挟んだまま膝をずらしたり激しく腰をくゆらせたりしながら男の首を絞め上げていく。
首の後ろには、滑らかなサテンのパンティが当たっている。
眼前を黒いドレスの裾がゆらゆらと優雅に揺蕩う。
「ぐおおぉ〜…!」
やがて、男は凄まじい快楽に堪え切れず、がっくりと膝を突いた。
「情けない男…」
女は眼下の男に向かって冷たく言い放つと、ぐいっと腰を捻った。
バキッ…
黒い襞の内側で男の脛骨が乾いた音を立てる。女はさらりとドレスの裾を滑らせて男の身体を離れる。女に見捨てられた男は白目を剥いて息絶えていた。 こんな過疎スレにはもったいないくらいのSS職人さんだな 最高です!是非女スパイさんにもっと絞め技窒息技を披露していただきたいです。 銀座八丁目のクラブ「ヘラ」の内情はすでに調べ尽くしていた。
何度も通い詰め、百万円を優に超える金を落としていた。
ターゲットは店で一位、二位を争う人気ホステスの桐子。膨大な金と時間を費やした調査により、桐子がR国の諜報活動に加担していることはほぼ確実となっていた。
指名を繰り返し、幾度となく接触することで、今ではR国との関わりだけでなく、彼女の家の住所から食べ物の好みまであらゆることを知り尽くしていた。
いよいよ今夜、この女を拘束し洗いざらい吐かせるのだ。
女は首絞めに長けているとの情報があった。
腕や紐だけでなく、ハンドバッグやタオル、太腿など、締め上げられるものなら何でも武器にしてしまうというのだ。
2週間ほど前には、邦国に通じていたR国人のビジネスマンが、ホテルのベッドの上で黒い女物のショールに首を絞め上げられて死んでいるのが見つかっていた。
ショールからは僅かだが、桐子の愛用している香水が香った。
今晩、男は十分に警戒しいずれも手練れの6人の捜査官を連れていた。
店の周りには無数の仲間を放ってある。 重厚なドアを開けると、レモン色のドレスを着た若いホステスが艶やかな笑顔で出迎える。
「いらっしゃいませ。あら、今日はお仲間も一緒なんですね。どうぞ。」
若い女は5人の男を中へ導く。
広い店内は木目を基調とした高級感の溢れる雰囲気である。何組か客がいるがそれほど多くはない。
勝負をかけるには最高の状況だ。
「桐子さんが個室でお待ちかねよ。うふふ…」
若いホステスは、男たちを個室の前まで誘うと、意味ありげな含み笑いを残し、レモン色のドレスをひらりと翻して消える。
個室というのは予定外だったが、他の客を気にしなくて良く、むしろ幸運だった。
慎重に、しかし自然に革張りのドアを開ける。
20畳ほどの空間は、壁に緞子が張り巡らされ、所々に絵画が飾られるなどさらに豪華な作りだった。
部屋の中央に置かれた応接セットの長椅子には、桐子の他に2人の女が座っていた。 桐子は柔らかいピンク色のベアトップロングドレス。
同色のサテン地の裏地にシフォンを重ねたものだが、シフォンの表地は、たっぷりとした襞の裾がアシンメトリーにカットされており、フリルのようにひらひらと可愛らしく揺れている。
桐子を囲む女は1人が和服姿、もう1人はスーツ姿だ。
和服の女は格好に似合わず若く、24歳くらいか。
淡いピンク色に薄紫の雲取がうっすらと施され、赤や白の小花が散らされた見事な友禅の訪問着に、金糸で華紋の施された白地の西陣の袋帯を締めている。
半襟、帯揚げ、帯締めが濃いピンクでアクセントを与えている。
大きく抜いた衣紋からは白くて華奢な首筋が覗いていた。
もう1人は、黒いスーツだがぴったりした作りで細身の肢体の線がよく出ている。
スーツの下に着ている薄手のブラウスはボタンが大胆に外され、豊かな胸の谷間が覗いている。
スカートはタイトなミドル丈のペンシルスタイル。
後ろに深いスリットが入っている。
黒い薄手のストッキングに包まれた長い脚の先は、黒いハイヒールが飾っていた。
あまりに美しい3人の乙女を前に、6人の男はごくりと生唾を飲む。 「いらっしゃい。お掛けになって。」
桐子に促されて、ようやく我に帰り部屋に入る。
相手が3人なのは少し厄介だが、こちらは7人だ。
少なくとも和服の女は抵抗をするようには見えなかった。
席に着くと、早速女たちはウィスキーを作り始める。
「さあ、どうぞ。」
和服の女からお絞りを受け取る。
華やかな友禅の袖が男の腿に触れ、おもわずびくりと反応する。
「うふ…」
女は男の反応を楽しんでいる。
スーツの女の隣に座った男は、早速スカートの裾の中に手を入れ、内腿を撫で回している。女は恥ずかしそうにするでもなく、膝をわずかに崩して男のしたいようにさせている。
しばらくみんなで会話に華を咲かせると、桐子がリーダー格の男の手を取って立ち上がった。 「少し失礼して奥の部屋で休んで頂くわ。」
女は男の肩に腕を絡ませ、しなだれかかった。
男は端にいる2人の若い男に目配せする。
2人の男は立ち上がり、桐子と上司に続いて部屋を後にする。
2人の女と4人の男が残された。 建物の最も奥に位置する部屋は、さながらホテルの一室であった。広い部屋にキングサイズのベッドと小さいながらもバーカウンター
が設えられている。
部下の1人を入り口の外に立たせておき、男は3人で部屋に入る。
「あら、せっかく4人で楽しもうと思ったのに…。」
「仕事柄、恨みを買うこともあるんでね。」
2人もいれば女を拘束することなど訳もない。
外の部下には見張りをさせておけば良い。何かあればドアを破って応援に来させることもできた。
恐らく窓の外にも仲間が張り込んでいるはずだった。 「桐子のマッサージを楽しむ前にシャワーを浴びてくる。その若い男と酒でも飲んでいてくれ。」
これまでにも何度か受けていたが、桐子のマッサージは格別だった。
折角なら仕事はマッサージを楽しんでからにしたかった。
「わかったわ。きれいにしてきてね」
桐子は男に背を向け、酒を作り始める。
男は上着を脱ぎ捨てると、しっかりと見張っておけ、と部下に手振りで伝え、バスルームに入った。男がいなくなると、桐子はふわりとドレスの裾を翻して振り返る。
「怖い上司で大変ね…。」
魅惑的な微笑みを浮かべながら、女は若い男に近づき、その分厚い胸をワイシャツの上からゆっくりと撫でた。 「桐子のマッサージを楽しむ前にシャワーを浴びてくる。その若い男と酒でも飲んでいてくれ。」
これまでにも何度か受けていたが、桐子のマッサージは格別だった。
折角なら仕事はマッサージを楽しんでからにしたかった。
「わかったわ。きれいにしてきてね」
桐子は男に背を向け、酒を作り始める。
男は上着を脱ぎ捨てると、しっかりと見張っておけ、と部下に手振りで伝え、バスルームに入った。男がいなくなると、桐子はふわりとドレスの裾を翻して振り返る。
「怖い上司で大変ね…。」
魅惑的な微笑みを浮かべながら、女は若い男に近づき、その分厚い胸をワイシャツの上からゆっくりと撫でた。 シャワーをゆっくりと浴びた男が、バスルームの扉を開けて部屋に戻る。
2人は窓際のソファに向かい合わせで腰掛け、ウィスキーグラスを手にしていた。
男は安心し、バスタオルを腰に巻いた姿でベッドに横たわる。
「さあ、準備ができたぞ。早速肩から揉んでくれ。」
男はタバコに火を点け桐子を呼ぶ。
「いいわ。でも、そちらの坊やが少しお疲れのようね。」
桐子は長い脚を伸ばし、向かいの若い男の膝の上にハイヒールを乗せる。
男の手からグラスがこぼれ落ちて絨毯に転がった。
ベッドにいる男は不思議に思い、部下の顔を改めて見る。
部下は頭を垂れて眠っているようだが、ふと首筋に目をやると、ネクタイがワイシャツの襟から外れてずり上がり、首に食い込んでいた。
男がバスルームに消えた後、桐子は1人残された若い男を溢れるばかりの色香で幻惑。
あっさりとその美貌に蕩かされドレスの胸元にむしゃぶりついてきたところをネクタイで首を絞め上げて殺したのである。 「くっ、くそぉ…」
男は慌てて床に落ちている上着に手を伸ばし、内ポケットから銃を抜く。
そして女に向かって引き金を引いた。
しかし、カチカチと金属音が虚しく響く。
「お生憎様。弾は全部抜いておいてあげたわ。ふふふ…」
桐子は掌から弾丸をバラバラと床にこぼす。
「ねえ聞いて。この坊やったら、首を絞められるってわかっているのに自分からドレスの胸元に顔を埋めてきたのよ。本当にお馬鹿さんね…。」
桐子はグラスを置いてゆっくりと立ち上がり、すでに息絶えている男の前に立つと、柔らかいショールでその顔を撫でてやる。男の股間は今だに大きな山を作りビクビクと動いていた。 「ちくしょおっ…誰か来てくれ!」
男は動揺し、大声で助けを呼ぶ。
すぐに入り口のドアが開き、廊下にいた若い男が飛び込んで来た。
「どこだ!?」
男は銃を構えている。
桐子は男が狙いを定めるよりも早く、風のようにその懐に舞い込む。
「はっ、はやいっ…」
男は呆気に取られ、引き金を引こうとした時には、桐子はドレスの中でハイヒールの爪先を上げ、長い脚を蹴り上げている。
男の眼前でドレスの裾が艶やかな淡いピンクの花を咲かせた。
しゅるしゅるっ…
シフォンの裾の内側で光沢のあるサテンの裏地が衣擦れを上げ、すらりと伸びた脚が見事な弧を描く。
「あぁ…」
思わず美しいドレスの花に見惚れる男の首をハイヒールの爪先が襲う。
バシッ…
男は、首筋に桐子の鋭い回し蹴りをまともに受けた。
「うわあぁっ…!」
男は銃を取り落とし床に転げる。 「くそぉっ…」
桐子は、慌てて銃を拾おうと這いつくばる男を見下ろしながら、肩から長い幅広のショールをゆっくりと滑らせる。
薄手のショールの下から肉付きの良い白い肩が覗いた。
可憐な唇が残酷な笑みを浮かべている。
桐子はまるでベリーダンスのような艶やかなポーズで構えると、長いショールをがら空きの首に見舞ってやった。
しゅいいぃっ!
薄手のシルクは男の首に蛇のように絡みつき、その顔を覆い尽くした。
「ふぶううぅっ…」
眼前が淡いピンク色に染められ、甘い香水の香りに酔い痴れる。
女のショールは驚くほどしなやかな肌触りだ。
桐子がショールを手繰り寄せると、男は操り人形のように引きずられ、豊かな胸元に顔を埋めた。
「うふふ、大好きなドレスに包まれていくのよ。興奮する?」
女の腕が太い首に回る。
さらに、長い脚が太腿に絡み付いた。
女はドレスの裾を摘み、たっぷりとした襞で男の下半身を覆ってやる。
男は完全に桐子の毒牙に掛かり支配された。 「んむううぅ〜…」
男は手足をばたつかせ、首を振って必死でもがく。
柔らかいショールが、包んだ顔をさらさらと甘く擽り回す。
下半身を包み込むピンク色のドレスの裾がさわさわと衣擦れを奏でる。
男は息のできない苦痛とともに果てしない屈辱を味わわされていた。
「どう?憧れの銀座のホステスのドレスに包まれたお心地は…?」
長い脚がドレスの下で男の太腿と尻を絶え間なく撫で回す。
しゅるしゅる…
「やっ、やめろおぉ〜…」
「うふふ、良い悲鳴ですこと。ほらほら…」
桐子は溢れる色香で男を散々に弄ぶ。
ベッドにいる男は、加勢に入ることも忘れ、女の死の抱擁に見惚れている。 桐子は腰に手を伸ばし、ウエストを飾っていた可愛らしい紺色のリボンをするすると抜いていく。
男は、胸の上で死の快感に咽び続けている。
長いリボンを抜くと、桐子は男の顔を包んでいたショールを剥がし、代わりに細いサテンのリボンを首に絡めた。
しゅるしゅるっ…
「うっ…うおぉ…」
男は、ひんやりとしたサテンの感触に死の予感を覚え、一層激しくもがく。
男の首を巻き上げると、桐子は片方の端を天井に投じた。
ヒュルヒュルッ…
リボンは高い天井に吊るされたシャンデリアに掛かり、桐子の手元に戻る。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています