M男は女性の奴隷として狩られちゃう世界だったら
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包茎奴隷の大人版、M男版、ハード版ってことで色々妄想出来な
いかな?
変態隔離調教で『治安維持』『優秀遺伝子補完』はもちろん
虐められたい性質を大義名分に『性癖開放』、
世界の人口増大に伴う『身分の適材適所』を訴える女性狩人集団
の意見が本当に世論に認められちゃった世界・・
萌える法律案とか、法律施行一年目のM男一斉連行の様子、
各地で行われる様々なパターンのM性癖検査などなど・・ やっと、規制解除されたみたいなので、少し
私の顔に乗ったまま、若い女警察官はぐったりとなり、しばらく、大柄な警官にもたれかかっている。
やがて、
「ノン巡査、イッたのか」と、大柄な警官が声をかける。
「…」
私の舌は若い女の尻の穴に入ったままだ。
「は、はい、ユウ主任」
若い警官が、やっと声を出す。
「恥ずかしいですぅ…。」
若い警官は、身を起こすと、私の体から降りる。
女のアナルから私の舌が抜かれる。
「どこへ行く、ノン巡査」
「ちょっと、トイレに」
「何をいってる。後始末は、こいつに舐めさせろ。そのあと、こいつの口に出せばいいだろ」
「あっ、そうか」
若い女警察官は、再び私の顔の上をまたぐと、
むき出しの性器を私の口に押し付けてくる。
「さあ、舐めてきれいにしなさい。
あとで、いいもの飲ましてあげるからね」
イッタ直後の女陰は、艶めかしい匂いがたち、びっしょりと濡れている。私は、その濡れた肉襞に舌を伸ばし、夢中で舐める。
「ああ、いい気持ち。もっと、上のほうも。そうそう」
ぴちゃぴちゃと音を立てて舐め続ける。
溢れた汁を啜りながら、下に垂れた二枚の肉唇の間から後ろの秘められた蕾まで舌を這わせる。
やがて、若い女の警察官は、私の頭の後ろに手をまわし、少し持ち上げると
「さあ、オシッコしてあげるから、全部飲むのよ。口をあけて」
といい、私の口のそばで、脚を大きく広げて、その女性器を大きく開く。
目の前のピンク色の陰唇の上部の奥まった部分が少し盛り上がるように膨らんだと思うと、暖かい液体が勢いよく噴き出してくる。
私は、あわてて、大きく口をあけ、そのほとばしりを受け止める。
ツンとした強い匂いと塩っぱい味が私の口に広がる。
若い女の尿を便器がわりに口で受ける被虐感と
女の普段見られないようなあからさまな排泄の姿を目の前で見る興奮に、
陰茎が硬くなってくるのを感じる。
私の肛門を貫いたまま、時折、私の肉棒をしごいていた大柄な警官は、
それに気づくと、
「フフフッ、こいつ、女のション便飲んで、ちんぽを硬くしてるぞ。
便器畜にしてやったほうが、うれしいんじゃないの」と笑う。
やがて、若い警官は放尿を終えると、私にその濡れた尿道口の周辺を舐めさせ、掃除をさせてから、私の体から降り、奥の部屋に消える。
大柄な警官が、私の腰をつかみ、ぐいっと、自分の腰を入れてくる。
「さあ、そろそろ、1回、噴きあげさせてやるか。
お前も、出したくてたまらないだろう。」
そういうと、ゆっくりと、腰を振りはじめる。
私の中のディルドは私の腸壁をこすり、私に悩ましい快感を与える。
「ああっ、ああっ、いいっ」思わず声があがる。
私の悶える声と
女の腰が私の尻にあたる、ぱんぱんという音があたりに鳴り響く。
女警察官が私の男根をしごく手も速くなり、
女に肛門を犯されながら、射精に向けて追い詰められていく被虐感に、
ますます興奮して、どんどん高まっていく。
「ああっ、もう、出そうです!」
私が、ついに、たまらなくなって叫んだとき
急に、大柄な警官は
腰の動きを止め
私の肉棒をしごいていた手を離す。
「あっ、なぜっ!ああ、ああ」
女の手を求めるように私の男根は、ゆらゆらと揺れ、
私の腰も自分から後ろの穴の快感を求めて悶え動く
しかし、無慈悲にも、私を突き刺していたディルドは
ずるずると後退していき、肛門の締め付けや抵抗にもかかわらず
ジュポッと肉輪をカリが通過する際のものすごい快感を残して、
抜きとられる
「ううっ」
「ふふふ、イキたいか」
私は悶え、体でその問いに答える。
「そんな切なそうな眼でみるな。
まだ、先は長い。ゆっくり楽しもう。」
私から抜いたばかりの、私のちんぽで型をとったディルドを股間から隆々とそそり立たせて、大柄な女警察官はうそぶく。
ディルドは、濡れ、つやつやと光り、ローションを垂らして貯立している。
やがて、私の興奮が少しおさまるのを待って、再び、その濡れたディルドを私の後ろの秘孔にあてがい、ぐいっと押し込んでくる。
「どうだ、はめられる感じは。
亀頭部分が入ってくるときが、たまらないだろう」
「ああっ、は、はい」
ここ1週間で、すっかり開発されたアナルの快感に翻弄されながら、
私は答える。
大柄な女警察官が、ゆっくりと腰を動かしながら、話しかけてくる。
「そうだ、ここに来るとき、あの護送車に同乗していた男がどうなったか、話してやろうか。あいつは、殿方専用の接待奴、簡単にいうとホモ専用で、しかもウケの接待奴になったよ。そのいきさつを話してやろう。」
女警官の話は驚くべき話だった。
「逮捕の翌日、あいつは、取調べの最中、たまたま視察にみえていた風俗警察の長官に何を勘違いしたか、直訴したんだよ。
自分は、無実だ、でっちあげだと叫んでしがみついたんだ。
長官は、最初、うるさそうにしていたが、奴が泣いて訴えるのを見て、何か思いついたらしく、取調べを中止させ、ある指示を出した。」
「そして、1週間後、奴は、裸で、ここに連れてこられ、仰向けで、尻を高くあげた姿勢で固定された。
そこに、真裸の長官があらわれたときは、奴もびっくりしたろうな。
実は、長官の性的な傾向は、バイセクシャルのサディストで、奴の泣き顔を見て、そそられたということだ。
そこで、長官の指示により、
ホモ専用の接待奴にするため、1週間、フェラの訓練とアナルの拡張を徹底的に仕込まれていたのさ。
しかし、奴は、Mではあるが、ホモじゃない。そういう奴が、一週間、男の性の対象になる練習を積まされていたわけだ。
Mの癖にですぎたまねをした罰だ。
実は、長官の性的な傾向は、バイセクシャルのサディストで、奴の泣き顔を見て、そそられたということだ。
そこで、長官の指示により、ホモ専用の接待奴にするため、1週間、フェラの訓練とアナルの拡張を徹底的に仕込まれていたのさ。
しかし、奴は、Mではあるが、ホモじゃない。
そういう奴が、一週間、男の性の対象になる練習を積まされていたわけだ。
Mの癖にですぎたまねをした罰だ。
長官は、色黒で腹が出た加齢臭のする初老の男だ。
ただ、性器はグロテスクなぐらい太くて、えらの張った巨根だ。
奴をいやらしい目つきで見下ろしながら、その勃起した陰茎を見せ付けただけで、
奴もこれから何をされるか、わかったらしく、嫌がって大声で泣き始めた。
しかし、長官が、奴のアナルをいじりだすと、奴のちんぽもだんだん硬くなっていき、
長官がそのでかい亀頭の先端を奴の穴にあてがい、ゆっくりと肉孔に沈み込ませていくと、
奴のちんぽもかちんかちんに勃起して、先から汁を垂らしていたよ。
口では嫌がっているのに、体は喜んでいるという格好だ。
長官が腰を動かしだすと、ちんぽからその動きにあわせて、がまん汁がたらたら流れ出て、奴も情けない声で、よがり泣きだした。
自分たち女の風俗警察官も男同士のセックスを目の前で見るのは、ほとんど経験なかったから、
みんな興味深々で、歓声をあげて見物させてもらったよ。
「掘られて、ちんぽ立つんだ」とか「キモイけど、面白い!」なんて。
奴が、女のように声をあげて、遂に射精したときは、大拍手さ。
長官も奴のケツにたっぷり注ぎこんだ後、一物を舐めさせてきれいにし、さらに、一晩中責め抜いていたよ。二人とも、10回はイッタようだな。
その大柄な女警察官の話をききながら、私の陰茎はますます、硬くなり、射精に向けて高まっていく。
私は、硬いディルドで掘られながら、自分もその話のように、男に犯されて射精する、ホモ用接待奴に落されることを想像して、さらに興奮した。
大柄な女警察官は、そうした私の様子を見て、
腰を激しく動かしながら、手で私の肉棒をしごき、
私を絶頂へと追い込んでいく。
私は、私を見下ろす、女の蔑んだ目と笑い顔に、被虐感をつのらせていく。
やがて、たまらなくなって
「ああっ、もう、出そうです!」私は叫ぶ。
私の腰が持ち上げられ、
私の顔の上に自分の陰茎が垂れ下がるような姿勢になる。
女警察官は、上から撃ち降ろすように私の肛門を掘り続ける。
手の動きが早くなる。
「で、出るっ!」
背すじを貫く、ものすごい快感とともに、私の精液が噴き出してくる。
「飲むのよ!」
女警察官が、私の陰茎をつかみ、筒先を私の口に向ける。
私は、あわてて大きく口をあけて、自分の出す白いほとばしり受け止め、
夢中で飲み込む。
体が、がくんがくんと痙攣し、
ディルドを肉輪が食い締めるのが感じられる。
「ああっ、いいっっ!」
私が、ぐったりと、快感の余韻に浸っていると、
大柄な女警察官は、私の肉孔から、ずるずるとディルドを引き抜き、
それを私の口元に持ってくる。
「さあ、楽しませてもらったら、舐めてきれいにするんだ。」
「それに」と女警察官は、あごで入り口のほうを指し示す。
「まだ、まだ先は長いぞ、お前の肉孔をもっともっと掘ってやる。
ディルドも太くしてやるからな。」
大柄な女警察官の股間のディルドを咥えながら、見上げると、
あの若い女の警察官が裸で、にこにこ笑いながら、近づいてくる。
その股間には、禍々しく、えらの張った野太いディルドがそそり立っている。
その濡れたディルドをしごきながら、若い女の警察官が笑いながら、
話しかけてきた。
「ふふふ、お薬飲んでるから、ボクちゃんのおちんぽも硬いままでしょ。
これから、明日の接待所送りの時間まで、主任と交代で
掘って掘って、掘りぬいてあげるからね。
ボクちゃんもいっぱい噴き上げてね。
これもどんどん太いのにしていくから、しっかり咥え込むのよ。」
私は、これからのことを思い、激しくうなづく。
すみません。これで、一応終わりにします。
この続きの接待所での話の構想もありますが、それは、別の機会にします。
とぎれ、とぎれで本当にすみませんでした。
ここまで、読んでいただいた方、ありがとうございました。
.._ .......、._ _ /:/l! またまたご冗談を
:~""''.>゛' "~ ,、、''‐'、| _
゛、'、::::::ノ:::::::_,.-=. _〜:、 /_.}'':,
``、/:::::::::__....,._ `゛'Y' _.ェ-、....._ /_゛''i゛ノ、ノ
,.--l‐''"~..-_'.x-='"゛ー 、`'-、 ,:' ノ゛ノブ
" .!-'",/ `'-‐'') /\ `/ て゛ノ-〈
.-''~ >'゛:: ‐'"゛./ ヽ.,' ~ /
//::::: ', / ,:'゛
M性をテストってどうするんだろうな?
16歳の男子はテストの対象。
個室に呼び出され、強制的に下半身露出。
試験官の女性が足組んで座ってる前で正座させられる。
試験官の美脚が伸びて、対象の顔を撫でる。
下半身が反応して立ち上がったらMとか…どうかな? その車には、紫色の太いラインが入っている。大きなバンタイプのそれは、緑のラインに、赤十字なら、献血
車だと誰もが思うような外見をしている。
町の人々は、誰もその車を見ようとしない。口では差別をしないと言っていようとも、大衆が感染病の人間が
いる場所に近づこうとしないように、普通の人間は、その車を本音では、差別している。
車には紫のラインと半分重なるようにして、特殊人権委員会という文字がペイントされている。市民は皆、そ
の委員会が日本でもっとも腐敗した行政組織であることを知っている。人権という大義を盾に、彼らが人権を犯
している、と皆思っている。だが、他に問題があるうちは、スラムが排除されることがないように、その委員会
は存在を認められていきつつある。
特殊人権委員会は、人権というものを盲信的に主張するのではなく、新しい視点から、人権を見直すことを目
的として、設置された。しかし、その実態は数年の間明かされることは無く、しばらくの間、その名が印刷され
た、今までとなんら変わりの無いような人権を主張するポスターが各所に貼られる程度の活動しか、市民の目に
触れることは無かった。
しかし、数年後とんでもない主張が、その委員会からなされた。人権を持つに値しない、人間が存在するので
はないか、というものだった。しかしその主張も、初めのうちは義理人情にあふれた小説に見られるような「下
衆に人権はねぇ!!!」と江戸弁で言っているかのような、ある種冗談にも思える、主張だった。だが、更にそ
の数年後、委員会は、ある主張を始めた。委員会は、その本性を現したのだった。
被虐的な人間、サドマゾヒズムという精神疾患を有する人間のうち、特に被虐性欲を持っている人間には、人
権を与える必要性が、無い。言い換えるならば、人権を与える価値が無い。と委員会は主張を始めた。その理由
として、競争社会・資本主義世界におけるマゾヒストの異物性、悪影響を委員会は主張した。どれも論理的に受
け入れられるようなものではなく、しかし漫然と認めることは不可能ではないような、そんな主張だった。
そしてその主張は気がついた時には、法令化されていた。誰もが目をそむけている間に、誰もが触れようとし
ない間に、ひっそりと、しっかりと社会の仕組みへと潜り込んでいた。 車の側面の太い紫のラインは、もはや世間になじんでしまっている。紫という色は、特殊人権委員会の色とし
て定着してしまった。高貴な色というイメージは、特殊人権委員会がその活動を活発化するうちに、いつのまに
か消えてしまった。今は、特殊委員会の色、そしてそれはつまり、マゾヒストを表す色として、定着してしまっ
ている。
その、紫の太いラインを側面に持つ車は診断所としての機能を持っている。移動式のマゾヒストの診断所。市
民はそれを見ようとはしない。しかし、走っては止まりドアをしばらく開いたまま誰かを待ちそして走り出すそ
の車に、乗車しようとするものが、まれに現れる。
診断車のスタンスは、市民の皆様に、マゾヒスト診断をしていただくために、委員会が用意させていただいた、
車。である。もし、ほんの少しでも、もしかしたら自分はマゾなのではないか、と不安に思われた方は来ていた
だければ、その不安を解消するお手伝いが、我々委員会にも出来るのではないかと思います。協力をお願いいた
します。と、委員会の特殊人権的な考え方からすれば、異常と思えるほどの低姿勢を診断車は持っている。そし
て、その低姿勢で、診断車は潜在的に存在すると言われているマゾヒストの六割を判別してきた。
一人の男が診断車に乗りこんだ。診断車の中にいた五人の女性は、彼が数日前から診断車のことを見ていたこ
とを知っていた。しかし、そのことを言うことは無く、白衣を着た二人の女性が、彼に来ていただき、ありがと
うございます。と頭を下げた。男はいえいえ、と手を前に出し、ハンカチで額の汗を拭いた。
「では、服を脱いでいただけますか?」
白衣の二人のうち、少し背の低い、垂れ目気味の女性が、彼に言った。彼はえっ、と声を上げる。うっすらと
上がった口角から、彼に言葉が聞こえていたことは、確かだったが、彼女はもう一度同じことを言う。
「服を脱いで、いただけますか? 脱いだ服はこちらに」
背の高い方、少しつり目で、濃い口紅をつけた、一般的に誰もが思う女王様然とした女性がプラスチックの箱
を彼の前に差し出した。男がにへらと気持の悪い笑みを浮かべ、それを見ると、彼女はにこりと微笑んだ。
「えっと、もしかして、下着も脱ぐんですか?」
男がシャツのボタンを外しながら、椅子に座っている垂れ目の女性に言った。胸元には与謝野というネームプ
レートがさげられていた。与謝野は川村さん、と濃い口紅の女性に声をかけ、紙下着を持って来させた。
「こちらに着替えていただけますか? そこの取っ手を引いていただければしきいが出てきて、こちらからは見
えないようになりますので」
与謝野は微笑んだ。男が、あ、そうですか、ははは、と笑いながら取っ手を引き、布ずれの音が、車内に響い
た。 「着替え終わりました」
男がしきいを戻し、与謝野と川村の前に現れた。彼の陰茎は少し固くなっている。股間を押さえるその様子か
ら、二人には理解出来た。もはや確定といってもよかった。何日間も診断車を影から見て、そしてついには入っ
て来たこの男は、マゾヒストであることが、その時点で確定したも同然だった。
それでも、与謝野は規定通り問診を始めた。名前、職業、家族構成、といった質問に始まり、自慰の回数や頻
度、その際の嗜好品について、与謝野は全て同一の微笑みを浮かべながら質問した。男は歯の根が震えだそうと
するのを抑えるかのように歯を食いしばり、痙攣によってひっぱりあげられたのかのように、口角を上げた、そ
んな笑顔を浮かべながら質問に答えていった。時折、汗が滴り落ち、着替えた下着に落ちた。濡れた部分は、半
透明になり、陰毛が透けていた。
「えっと、その、自慰の時に見るのは、えっと、先生とか、OLもの、とか、ですかね、えっと、はい」
男はへへ、はは、と気色の悪い笑みを浮かべ、汗を必死に拭いながら、微笑む与謝野に答えていた。
その与謝野の後ろで、男から見えない位置に置かれたコンピュータに川村が、男の名前を入力し、彼の購入、
レンタルしたことのある動画やDVDを調べていた。彼の言ったことは正しかった。女性の教員を題材にした作
品、女性会社員を題材にした作品。それらを彼は、好んでいる。彼の個人情報は、それを証明していた。しかし、
彼は嘘をついていた。彼が購入したそれらの作品には、「痴女」や「女王様」といった枕詞がついていたのだ。彼
は、そこだけを隠して、与謝野に話していた。 「与謝野さん、ほおずきです」
男の話がひと段落したところで、川村が言った。与謝野は立ちあがり、ちらりとディスプレイを見た。そして、
「大和さんに準備を頼んで」と告げて、男に向き直った。
「すいませんが、その紫のラインのところまで、下がっていただけませんか?」 男はぎょっとした表情で、与
謝野の顔をじっと見つめる。与謝野は変わらない微笑みを浮かべたまま、繰り返した。最後のテストですから。
そう言った。
男が不安げな表情で紫の線まで下がった。診断車の扉はバンの後部についていて、中に入って、運転席側に与
謝野と川村が座っていた。紫のラインは、扉にかなり近い位置にあった。バンの中ほどで先程まで診断していた
が、扉は開いたまま。男が下がっても、扉は開いたままだった。男が外から見えないか、不安そうに扉の方を見
つめていると、川村が、男が着替える時に引いた取っ手とは違う取っ手を、力を入れて引いた。引っ張り出され
たものは、透明の扉だった。厚みのあるプラスチックのようで、ある程度の、人が殴った程度では、びくともし
ない程度の強度を持っているようだった。
びっくりしている男に与謝野が微笑んだ。
「あなたは、マゾヒストです。よって人権をはく奪させていただきます」
男は、目を見開き、口を半開きにして、呆けている。
「これより、収容所に連行します。よろしいですか?」
与謝野は相も変わらない微笑みを浮かべる。
「え、いや、……ふっ、ふざけんなぁ!!!」
男が突然暴れ出す。透明の扉に拳を叩きつける。扉は一ミリも歪まず、ヒビも入らない。
「あなた、風俗店でマゾヒスティックなプレイを体験されたことがあるようですね。ここは、そういったいかが
わしいお店ではありませんよ? 人権を与えるに値しない、被虐性癖を持っている男性から人権をはく奪するた
めの診断所です。ここは、あなたの人権をはく奪する権利を持っています。わかりましたか?」
男はまだ扉を叩きつけている。わけのわからぬ言葉をぼそぼそと呟いている。
「ここを風俗店か何かと勘違いされていらしたんですか?」
与謝野は、微笑んだ。彼女のいつものそれと比べて、その時の微笑みは、少し深かった。 手が痛くなったのか、紙の下着をまとった猿は、何かを叫んだ後、周囲を見回した。
川村は研修中に学んだマニュアルを思い出していた。その中で、ここでの猿(猿とは、人権はく奪後の人間に
対する委員会用語である)が取る行動は二種類に分けられていた。諦めて、喜色を瞳の奥に宿しながら連行され
る猿。そして、診断車を飛び出す猿の二種類であると。
その猿は後者だった。あけっぱなしの扉から猿は飛び出した。猿の服は、与謝野と川村側に置いてあるため、
猿は紙の下着しか身に纏っていない。しかもその下着も、汗と汚液で、一部は透けてしまっている。それを気に
せず外に飛び出す彼はまさに猿だった。
与謝野が、テーブルの上の内線を手に取る。
「大和さん、狩りをお願いします」
そう言って、与謝野は受話器をそこに置き、川村の方を向いた。そして言った。
「あー、終わった。今日飲み行く?」
「えー、先輩がおごってくれるならいいですよ?」
川村は笑いながら答えた。 大和麻子は、警護隊の制服を着ていた。デザインが少し変わっているだけで、ほぼ警察の機動隊の流用品であ
ることが、彼女は少し気に入らなかった。
警護隊とは、委員会が発足した直後、少しばかり存在した批判に対して、委員を守るため、という名目で発足
した。しかし、実際には、警護隊の歴史は狩りの歴史だった。批判した人間を、マゾヒストと診断された人間を、
敵対する人間を、警護隊は狩り、収容所に送り続けた。
しかし、隊員の間に、その言葉ほどの緊張感は無かった。新人は、その現実に一度は失望するのだという。人
狩り。その言葉ほど、過激ではなく、まるで釣り堀の中の魚が針にかかるのを待つかのようなのん気さが、警護
隊には存在する。理由は、シンプルだった。あまりに一方的な「狩り」過ぎるのだ。彼らが狩るべき存在は、狩
られることを望んでいる。それを隠そうとはしているが、実際には渇望している。故に狩ることは、非常にたや
すい。そういうことだった。
だからこそ、その報告を受けた時、麻子は少し胸が躍った。久しぶりに扉を叩き、言葉を吐き捨てるような、
マゾが現れたことに対してだった。 連絡を受け、オフロードバイクでバンの横に到着したときに、その報告がされた。壁を叩いている。あ、叫ん
で行っちゃった。診断車の運転手の言葉が切れた。
「今、隣にバイク停めてます。扉側に回ります。……あ、視認しました。強制連行、始めます」
彼女は肩にかけていたペイントガンを構えた。猿の背中に向けて撃つ。猿は当たった瞬間によろけ、倒れた。
そしてのたうちまわる。猿の背中は紫色に染まっている。これで市民はあの猿を避けるようになる。
麻子はバイクのエンジンをかけた。猿は麻子を見ると、立ちあがってどこがぎこちない動きで走り始めた。
麻子はそれを追いかける。警護隊は、「市民に危険を与えない限り、もしくは市民に危険を与えないようにする
ために」道交法を破ることを認められている。
猿が逃げる歩道を麻子はバイクで追いかける。すぐに追いつくと、麻子は腰から棒を抜いた。伸縮警棒のよう
にそれを伸ばし、麻子は振りかぶった。横に並ぶと同時に振り下ろすと、警棒の真ん中が猿の肩に当たり、そし
て警棒の先端が巻きつくように背中にあたった。裸の猿を追うことになる強制連行任務の場合、警護隊はゴム製
の警棒を携行する。何より、猿にとって痛いことが警護隊にとって重要なためである。
猿はまた道路に転がる。背中を地面にこすり、押し付けたりしながら痛みを紛らわそう
とする様はまさしく猿のようだった。
麻子は小銃を模したペイントガンを構えたまま、猿に告げた。
「うつぶせになって、両手を頭の上に組め」
猿は聞こうとせず、立ちあがり逃げようとする。麻子は猿のふくらはぎを撃った。まるでふくらはぎが弾けた
かのように猿は転がり、悲鳴を上げ、泣きながらさすり始める。麻子は自然と笑みを浮かべていた。
擦り傷だらけの背中を麻子は蹴った。コンバットブーツでは、衝撃しか伝わってこない。
「うつぶせ、両手を頭の上」
麻子が言うと、猿は麻子を見上げた。もう一度蹴る。猿はやっと、麻子の指示に従った。
「確保しました」
麻子は無線で告げた。しばらくすると診断車がやってきて、猿を回収する。そこまでが麻子の仕事だった。
その間、麻子は猿が動くたび、その背中を蹴った。蹴ったから猿はうめき、うめくから麻子は蹴った。 数人はいるんじゃないかな?
少なくとも
俺と君ともう1人
支援 確かに三人いるっぽいな
>>306と>>307と俺
>>311
戦隊が作れるな
ロム専も入れれば二桁だろう 就職がなかなか決まらずに、やっとの思いで辿り着いたある会社の最終選考は役員たちによる面接だった。
5人の役員は全員女性で、みるからにキャリアウーマンという立ち振る舞いだ。
矢継ぎ早に質問され、少しでも返答に詰まるとさらに厳しく追及された。
特に僕と同年代にみえる若い女性は辛辣な言葉を投げかけた。
それに耐えきれずに思わず泣き出してしまうと、彼女たちは内線でどこかに電話をした。
しばらくすると二人組の婦警が部屋に入ってきた。
「こちらの男性で間違いないですか?」
「はい、そこの彼です」
頭越しに言葉が交わされる。
「被虐男性取締法違反の容疑で逮捕します」 この場合、現行犯での逮捕ということになる。
とはいえ警察署への連行の前にやるべきことがある。
それは現場状況の確認だ。
実際に被疑者と通報者に状況を再現してもらい、その様子をビデオに撮影する。
逃走できないように後ろ手に手錠をされた僕は、面接の再現をさせられた。
再び役員の彼女たちに言葉で責められる。
途中で彼女たちが僕の言動をどう感じたかなども詳細に聞き取る。
情けない男だと思いました、被虐的な人だなと感じました・・・
その言葉に再び涙する僕に、婦警さんは子供をあやすように質問する。
「どうして泣いちゃったのかな?悲しくなっちゃったのかな?」
余計に情けなくなり、泣きじゃくりながらただ頷く僕を見て失笑しているのがわかる。
面接の倍以上の時間をかけて現場を再現し終わると、ようやく束の間の休息が訪れる。
それは警察署までの連行という僅かな時間だった。 警察署に着くと、最初に弁護士を呼ぶことができる。
弁護士との打ち合わせの後に取り調べという流れだ。
もちろん弁護士の当てが無い、金銭的余裕がない場合には国選弁護士を依頼できるので、僕はそうした。
警察署の近辺にはいくつかの弁護士事務所があるので、そこからすぐに派遣されてくる。
打ち合わせといっても、直接の接触は禁じられているのでアクリル板で仕切られた面会室を用いる。
僕の国選弁護士は女性だった。
彼女は手早く支度をするとICレコーダーのスイッチを入れて打ち合わせに入った。
どういった状況だったのか、なぜ被虐男性だと思われたのか、今までの性体験など。
特に性体験については念入りに尋ねられた。
付き合った女性の有無、風俗の経験、童貞かどうか、身体的な特徴やコンプレックス。
僕が童貞であることを恥ずかしそうに告げると途端に彼女の顔色は険しくなった。
「性行為の経験があれば相手の女性を探し出して証言してもらうこともできるけど、童貞だと・・・」
さらに僕の短小包茎と、そのコンプレックスも致命的だと言われた。
「通常は仮性包茎でも問題無いのですが、童貞で包茎コンプレックスというのは弁護の余地が無いです。
この場合は程度を問わず被虐男性である確率が80%以上という統計がありますし、この年齢まで全くの童貞だとほぼ間違いなく重度の被虐男性です」
彼女からは早期に罪を認めることを勧められた。
理由として、弁護の余地がほぼ無いこと、裁判になっても裁判員を説得する材料が無いこと、
仮に裁判で勝っても既に証拠集めに検察が聞き込みを行っているので社会復帰は絶望的なことを挙げた。
さらにこの後の取り調べは全て録画され、裁判で証拠として提出されるので大変恥ずかしい思いをすること。
「もっとも被虐男性にはそれは嬉しいことかもしれませんが」
そう付け加えて彼女は面会室を後にした。 裁判で無実を争うことを諦めた僕は、被虐男性であることを認めることにした。
正確には認めるというよりも、そうでないことを証明することを諦めたのだが。
まずは僕も立ち会って自宅の捜索を行う。
アダルト雑誌やDVDなどは全て証拠品として押収され、それ以外の無関係な私物は全て処分される。
押収した証拠品はそれぞれ、どのような思いでそれを使用したのか克明に記録していく。
例えば雑誌のどのページが好きなのか、なぜなのか。
DVDであればどのシーンに、誰に感情移入したのか、どこで射精したのか。
こうして新たな被虐男性の統計データが増えていく。
この取り調べと並行して行われるのが、僕が被虐男性であることを通知する書類の発行と送付だ。
幼稚園のときの同じ園に通っていた子から、大学の時同級生まで余すところなく連絡がいく。
何故こんなことをするのかというと、被虐男性になるとあらゆる権利を放棄することになるので、
金品の貸し借り等が無効になるからだ。仮に僕から何かを借りていた場合、その返済義務は消滅することになる。
逆の場合、つまり僕が借りていた場合も同様だが、それは国が保障をしてくれる。
さて、いよいよ権利の放棄を行うと奴隷として生活することになる。
まずは一ヶ月間、訓練所で奴隷の基礎教育を受けることになる。
その間に奴隷の主人を公募し、複数の候補者がいる場合は抽選となる。
逆に一人もいない場合は国の機関の所有ということになるが、引き続き募集は行われる。
楽し〜い仲間が〜
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\( ^o^)/ ポポポポーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!
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高校の時、通っていた高校の近くの中学の女子グループにいじめられていた。
高校には電車で通っていて、駅の反対側にある中学の子たちだった。
駅で2人組のJCに逆ナンのように声をかけられてマックに行った。
最初は2人だったがどんどん仲間を呼んで6人くらいになった。
何故か分からないが全員のマック代を僕が払った。
彼女たちは僕のことが気に入ったみたいでその後も何度か呼び出された。
呼び出しの内容ははっきり言ってパシリだった。
コンビニでお菓子とジュース買ってきてという内容が多かった。
買って持って行ってもお金を払ってくれるわけでもなく、ありがとうと言ってくれたこともない。
「じゃぁ、もう帰っていいから。」と言ってすぐ帰されたこともある。
パシリとは分かっていたが最初のうちは「お願いお願い!」
としつこく言われてたから行っていたのだが
途中から早く行っても「遅ぇよ!」と言われるようになった。
え?と思ったが睨みつけられ何も言えなかった。
ある時、1度言い返したこともあるが、大勢の女の子に罵られ口答えできなくなってしまった。
そのまま言い負かされて泣かされてしまった。
「生意気なこと言ってると学校に○○に変なことされたって言いに行くよ!」
と、脅されるようになってしまった。
何を言われるか分からなかったがとても怖かった。
実際、学校に匿名の電話を架けたりとかはしなかったろう。
そこまでのことはしなかったはずだが
怖くて言うことを聞く以外はないと思った。
高校の友達にも内緒の秘密でだれにも言えなかった。
ある時、1度言い返したこともあるが、大勢の女の子に罵られ口答えできなくなってしまった。
そのまま言い負かされて泣かされてしまった。
「生意気なこと言ってると学校に○○に変なことされたって言いに行くよ!」
と、脅されるようになってしまった。
何を言われるか分からなかったがとても怖かった。
実際、学校に匿名の電話を架けたりとかはしなかったろう。
そこまでのことはしなかったはずだが
怖くて言うことを聞く以外はないと思った。
高校の友達にも内緒の秘密でだれにも言えなかった。
一番怖かったのが「○○高受験していい?後輩になっちゃってもいいっすか?先輩?」
と言われたことだ。
同じ高校になってしまったら全てが終わると思い「それだけは止めてください。」
と何度もご機嫌を取るように敬語でお願いした。
それからは駅の反対側まで行けば、高校の知り合いに遭うことは先ず無かったので
呼び出されたときは急いで駅の反対側まで行った。
駅の反対側まで行くと今日も誰にも見つからなかったと思ってホッとした。
最初はパシリだけだったがちょっとずついじめはエスカレートしていった。
ある日、カラオケに連れて行かれセーラームーンの衣装に着替えさせられた。
それだけでも恥ずかしいのにその格好でフロントまで何度も行かされた。
他のお客さんや店員にニヤニヤと笑われた。
恥ずかしさで声が上ずってしまい何度も聞き返された。
凄く意地悪な店員さんでJKバイトだと思うがそもそも何でインターフォンで注文しないんですか?としつこく聞かれ涙目になってしまった。
罰ゲームですと弁解しても中々分かってもらえなかった。
フロントでの注文が終わり部屋に戻ると、もうフロントには行かせないで下さいとJCたちにお願いした。
「じゃぁ土下座して頼めよ。」と言われ土下座してお願いした。
涙がぽろぽろとこぼれてきた。
JCたちはソファーにふんぞり返りながら笑いながら僕を見下ろしていた。
誰も何も言ってくれないので沈黙の中、泣きながら土下座をし続けた。
すると一人のJCが「じゃぁ、スカートかパンツを脱いだら許してあげる。」と言った。
セーラームーンのブルーのミニスカートかその下に履いてる白いブリーフを脱ぐようにということだ。
僕がオロオロとしてると「じゃぁパンツでいいよ。スカート履いてるから大丈夫でしょ。」と決められた。
そこに、先ほどのフロントのJK店員が入ってきた。
「何、いじめてんの〜。」JK店員はニヤニヤ笑っていた。
ソファーにふんぞり返っていたJCたちは可愛い子ぶりっ子した声で
「あっ、どうも〜。」とJK店員に挨拶した。
どうやらみんなと知り合いらしい。
「あっ丁度良かった。今、この子フルチンになるから見てってあげてください。」
「えっ!?ホント、ラッキ〜。いい時来た。早く見せて、見てってあげる。」
JK店員は嬉しそうに僕の顔を睨んだ。
「!」
僕は声も出なかったが、僕に選択権はなかった。
スカートの中に手を入れゆっくりとパンツを下した。
そして目の前のJCが差し出した手にそっとパンツを乗せた。
「・・・・。じゃぁスカート捲ってみて。」
えっ・・・と思ったがみんなの視線が怖くて自分の意志で体を動かすことが出来なかった。
僕は言われるままスカートを捲りあげた。 女の子たちのキャーという悲鳴がとどろき、そしてその声はすぐに爆笑に変わった。
僕は膝がガクガクしてへたり込みそうになった。
スカートを下げると
「ダメ!早い。10数えるまでそのままにしてて。」と命令され
ゆっくりと9まで数えてはまた1から数えなおすというのを繰り返された。
女の子たちはずっと大盛り上がりで爆笑していた。
僕は泣きながらチンコを出し続けた。
途中から別のJKバイトも入ってきた。
僕をいじめてるJCとは直接の面識はなかったようだが
部屋のモニターを見て飛んできたらしい。
「みんな見てるからカメラの方向いて!」
と防犯カメラの方を指さされた。
一生懸命言われるままにしたが「そんな小っせいのなんてカメラじゃ見えねぇよ。」とJCに言われ
お神輿のように持ち上げられカメラのレンズに何度もチンコを押し付けられた。
ホントのお祭りのように大盛り上がりになった。
みんなの盛り上がりとは逆に僕は意識がどんどんと遠くなってしまった。 Mだという事を隠してるのに見抜かれ色々な罠を仕掛けられて
Mの証拠を握られてしまうシュチュエーションがいいよね。
狩られるまでのプロセスが非常に大事。 激しく同意
そういう意味では最近の二つの小説は最高
続きこないかな 温泉でかわいい女の子数人に手コキされて射精する夢をみた
最高の寝起きだった 俺、もしかしたらゴルゾノフの夜かも知れない…
昨日からなんか頭が急にハゲだして、
エターナルフォースブリザードとかアイシクルフォールインパクトとかブラストで
今のワールドがクラッシュしてしまいそうだ
世界はこれからどうなっていくんだろう
もし俺が世界を救うことが出来たらゴルゾノフを撃退することが出来るのだろうか
折から性的異常者による性犯罪が看過できない問題となっている情勢下で、
時の連立政権内の小政党から「性犯罪志向を持つもつものの保護と矯正に関する
法律」が発議され、与党第一党も賛成に回り、特に国民的議論もないままこの法案は可決した。
法律の趣旨は、女性に対する暴力的性衝動、下着窃盗などの性犯罪に及ぶ可能性、
及び小児女児に対する性衝動を持っている者を予め把握し、必要な措置を講ずるもの
とするものである。具体的な措置は政令に委任されているが、要するに去勢によって
性衝動自体を無くしてしまおうということである。
この法律の面白いところは、性犯罪を起こしそうもない被虐的性愛者を「保護」の
対象としていることだ。被虐的性向は放っておけば無秩序な女性による性暴力に発展
する可能性があるので、国家としてこれを保護し、被虐的性愛を自己犠牲による崇高な
任務に適応させるべく昇華させることを法の目的に掲げていた。
この法律により、高校3年生になった頃には全男子生徒に性犯罪志向を持つか否かの
検査が行われる。この時間、女生徒は別室で性教育などを受けさせられているようだ。
続けましょうか?
さて、その地方ではそこそこの進学校と言われる高校の3年生になった、佐藤歩という生徒がいる。
彼は、若干気弱な性格は自覚しているが、まさか自分が性犯罪予備軍などとは思っていない。
3年生になれば新法に基づいて検査が行われることは聞かされていたが、少々の不安はありながらも、
普通の人間が検査で落されるなんてことは無いだろうとも思っていた。
やがて検査の日がやってきて、厚労省の外局、「性衝動適正化支援室」地方事務所である
「適正化センター」の職員を乗せたバスが高校にやってきた。検査は教室のありたけを使って、
男子生徒一人一室で行われる。女子生徒は体育館に集められているようだ。
ひとりずつの検査だから、相当待ち時間がある。歩も待ち時間のうちに問診票を書かされた。
1.あなたは既に異性と性交を行ったことがありますか。
2.あなたは自慰をしますか。その回数は週に何回ですか。
3.設問2ですると答えた方にお尋ねします。自慰の時は何かを見ながらするのですか、
それとも想像によってするのですか。
等々。普通の高校生の性行動アンケートと、それほど変わりがあるとは思えない。
やがて、歩の検査の順番がきた。適正化センターの女性事務員が「佐藤歩君」と声をあげて、
入室を促した。室内には、事務員の他に、検査官らしい女性数人と、なぜか警備服、警
棒を持った男性が控えている。これだけの大人に囲まれて検査を受けるのかと思うと、
もともと気弱な歩は緊張する。
あんまり面白くなかったら言ってください。それまで適当に続けますので
歩が部屋に入って一礼すると、問診票に目を落したままの検査官が
「服を全部脱いでそのかごに入れて、この前の台の上に立ちなさい」
歩はいきなりこのような検査だとは思わなかったので狼狽したが、
検査官はあくまで事務的で当然のことという風だ。仕方なく歩は制服の
ネクタイから外していく。シャツを脱ぎスラックスを脱いで、下着を穿いたまま
台に登ろうとすると、検査官が低い声で「全部脱ぎなさいと言ったはずです」
という。顔を真っ赤にしながら歩はパンツも脱ぐ。手で性器を隠しながら台の
上に上がる。
問診票から目を上げた検査官は歩の身体を一瞥し「後ろを向いて」という。
従うと今度は「前を向いて」という。羞恥心で歩の思考が真っ白になっている所に、
検査官が「両手をまっすぐ上にあげなさい」という。これには歩は躊躇を感じた。
もとより仮性包茎のペニスの皮が最近ブカブカになりつつあるのを見られたくないのだ。
なかなか手を上げられないでいると、男性の警備員が近寄ってきた。あわてて手を上げた。
もう一人の検査官が、なにやら棒を持って歩に近寄ってくる。と、その棒で歩の身体の
あちこちをつつきだした。いたずらとか虐待ではない。牛のセリで牛の肉付きを見る
仲買人の手つきだ。
席に戻った検査官は小声で「ずいぶんひょろひょろして虚弱ですね」もう一方の検査官は
「こういう需要も結構あるから。どちらにしてもそれは検査後の話で」などと言っている。
続いて、最初の検査官が部屋の一隅に設えられた簡易ベッドを指して、
そこに仰向けに横になりなさいと言う。歩がベッドに赴こうとすると、今まで
表情一つ変えなかった検査官が初めて苦笑らしき表情を見せ、その前に
ペニスからの分泌液をふき取りなさいと言った。見ると、いつの間にか
カウパー腺液が滴りそうなほどに滲み出てきている。
歩はますます顔を紅潮させながら、だからせめてパンツは穿かせてくれ
ないかなと思いながら、指示に従う。しかし、穿かせるわけにはいかないのは
すぐ分かった。先ほどの事務員(検査技師なのだろうか)が、心電図をとる時
のような端末を歩の身体のあちこちに付けて行く。それは、ペニスの数か所
にも及んだ。
さらに、脳波を測るらしい電極も頭に差し込まれた。検査機器だから、特に
痛いということはない。事務員は妙に優しい声で「これからこのゴーグルをかけ
てもらいます。いろんな映像が見えてきますけど、リラックスして眺めていて
くださいね」
ゴーグルをかけると、外界は全く見えなくなったが、ゴーグルの中に仕込ま
れているらしいスクリーンによる映像が目に飛び込んできた。それは、ポルノと
いうようなものではなかったが、明らかに男女の様々な営みを映しだした動画
であった。しかも、その情景は次々と変わる。普通に性交をしている場面ばかり
ではない。男が女の首を絞めているようなシーンもあれば、逆に女が男を足蹴に
しているようなシーンもある。30分もその画像を見せられただろうか。事務員が
「はい、これで終わりです。服を着て部屋を出て結構ですよ」と言った。
それから一カ月ほどして、再び適正化センターのバスが大挙して高校にやってきた。
それに先立ち、担任の教師は、大部分の男子生徒は校庭に出るように、ただし誰と誰は
どの教室の前の廊下にいろという指示を出した。女子生徒は例によって体育館に集合だ。
バスが着いてみると、降り立ってきたのは、今度は圧倒的に男性の警備員が多い。
ものものしい隊列を組んで校舎に入ってくる。歩は廊下待機組だったので、指示された通り
待っていると、順に一人ずつ教室に招き入れられた。やがて歩の番が来て教室に入ると、
教室の真ん中に小さな寝台があって、その周りを警備員が囲んでいる。女性事務員が、
この寝台に腹ばいになって下さいという。言うとおりに横になると、いきなり警備員が歩の
手足はもちろん胴体までしっかり押さえて、身動き一つできないようにしてしまった。
あっと思う間もなく、事務員は歩の口に猿轡を噛ませた。息をするのもやっとの厳重な
猿轡だ。やおら事務員は歩の顎をつかんで顔を上を向かせると、その額に焼き鏝を当てた。
生まれて初めて味わう激痛に歩は呻いたが、ほとんど声にもならない。
しかし、苦痛は一瞬だった。事務員は、教室の校庭側の扉から校庭に出なさいと指示した。
校庭に出てみると、初めから校庭待機組の男子生徒達が歩の方を指差して「あいつもだ」と
言って笑っている。何をされたのかを確かめたくて、歩は慌てて校庭に面した洗面所に飛び
込んだ。鏡を見た。歩の額には二行書で「厚生労働省認定・被虐性愛者」と烙印されていた。
結局、男子生徒の中で烙印を押されたのは、全体の三割くらいであるらしい。
歩のような被虐性愛者というものだけでなく、加虐性愛者や、切片崇拝症などと
烙印された者もいる。しかも、被虐性愛者以外は、性犯罪に走る可能性が高い
として、ICチップと発信機の体内埋め込みまでされたそうだ。法の主旨によれば、
性犯罪の惧れがあれば未然に必要な措置が講じられなければならないから、
女性から危険にあったという訴えがあれば彼らは「性犯罪志向を持つもつものの
保護と矯正に関する法律施行規則」の規定に基づき、たちまち去勢されてしまうのだ。
やがて、女子生徒が体育館から戻ってきた。彼女らは体育館で受けた講習で、
この措置の意味を充分教えられてきたようだ。滑稽なことに、これまで学校で一番
モテるだろうと言われていた男子生徒が加虐性愛者の烙印を押されてしまった。
彼は今後、女子生徒から「そんなことするとセンターに通報するよ」と言われるたびに
玉を抜かれる恐怖に怯えなければならないのだ。
歩はその点は愉快に思ったが、歩とて、もともと女子に相手にされないという面相
ではない。繊細で優しそうだというので、告白をしてくる女子もいなかったわけでもない。
それが、烙印を押された途端、今までとは全く違う女子生徒の視線に歩は晒される
こととなった。
最高です!
できれは男警備員を女警備員にしてほしいですが、作者さんのお好みでどうぞ。
ぜひ続き読みたいです >>346
ありがとうございます。
警備員については、なるべくリアルな感覚の話にしたいと思って、押さえつける役は男の警備員にしました。
またぼちぼち書きますのでよろしくです。 つづきです。
学校で出会う女子生徒たちは、歩の額の烙印を見た途端、はぁーん、
という見下した表情をする。被虐性愛者の烙印を押されたとはいえ、
建前上現在は不純異性交遊の認められない高校の学生であり、法的には満18歳に
達する日の属する年度の翌年度の4月1日までは、特に被虐性愛者としての
扱いは受けないのである。。その点では、性犯罪の兆候があれば高校生といえども
直ぐに去勢されてしまう加虐性愛者などよりは、今のところ人権上守られていると
言ってよかった。もっとも、政令が定める去勢措置は刑罰でも行政罰でもなくて、
性犯罪を未然に防ぐため、本人たちのために行われるものとして制度化
されているのであり、彼らとて人権上の制約を受けているとは言えないのであるが。
しかし、高校の生徒間にあっては法令など関係無く、侮蔑感があらわに
なるのは当然のことであった。
歩が密かに好いていた勝気な女子生徒があって、名を西野智美といったが、
学食でたまたま智美と出くわした時、歩は合わせる顔が無くて俯いていた。
もとより気の弱い歩は、智美の顔を間近でまっすぐに見たことなどないのであるが。
俯いていたのが災いして、カフェテリア形式で盆に乗った食事を持っていた智美に
歩はよろよろとぶつかってしまった。盆は食事を乗せたまま落下し、派手な音を
立てて食品を撒き散らした。
ようやく歩が智美の顔を見上げると、その表情は氷のようである。少なくとも、
人間に対する表情ではない。智美はそのまま床を指さすと、「食え」と言った。
「ごめん」とか「俺が片付けるから」とか言おうとした歩の言葉は結局一語も発
することができずに、ただ、食えという智美の言葉が学食に響き渡った。食堂
にいた生徒たちは、この成り行きを興味深げに見ている。ただし、歩に同情的
な眼はひとつもない。ただの興味である。
歩がその様子を力無げに見まわして再び俯くと、今度はひときわ玲瓏と
智美の声が響いた。「あなたが落したんだからこのまま食べなさいって言っ
てるの。わかるでしょ」
ついに歩はその場に膝まづいて、無残な食餌を器に掻き集めようとした。
そこで智美がぴしゃりと言った。「あなたがばら撒きたくてばら撒いたんだから、
そのまま食べなさいよ。床を這って直に食べればいいでしょ。どうせもうすぐ人間
じゃなくなるんだし、今から慣れておいた方がいいんだから」
食堂のあちこちから忍び音のような笑い声がさざめいた。ついに歩は、智美
の足許に這い蹲って、床を舐めながら昼餐をとったのだった。
適正化センターの認定から半年余り経ち、歩の属する第3学年の卒業の日が
近づいてきた。結局この間明らかになったことは、被虐嗜好者たるものは、正常人
には逆らえないこと、また、被虐嗜好者同士の連帯は成功しないことであった。
4月からは「性犯罪志向を持つ者の保護と矯正に関する法律」に基づき、歩ら
被虐性愛者はその被虐嗜好を国家のための自己犠牲に昇華させるべく、法務省
人権擁護局所管の、被虐性愛者馴致センターに収容(法条の文言ではあくまで
「保護」である)されることとなる。一方、加虐嗜好者らは、大人しく暮らしてさえ
いれば(女性に通報されることさえなければ)去勢されることもなく自由に暮らせる
のだから、高校を卒業すればこれまでと一転して被虐嗜好者の人権が一方的に
剥奪されていくことになる。
進学校に進み志望大学も決まり、模試でもまず合格は間違いないだろうという
成績を収めていた歩にとって、今後の全ての可能性を諦め、馴致センター収容という
唯一の運命を受け入れることは難しかった。だから歩は、校内でどんな蔑みの目で
見られようとも、勉強だけは続けていたのだった。もちろん、法令により馴致センター
に収容されることが決められている人間の受験を認める大学などあるわけはないのだが。
いよいよ卒業式を数日後に控えて、高校に面白い事件が起きた。
前に述べた、学校で一番モテるという男が、ついに去勢されたのである。
生徒たちの噂によれば、彼は大分以前から西野智美と交際していたらしく、
卒業を前にしてすべて清算しておこうと考えた智美が、適正化センターへ
彼からむりやり性行為を迫られたと通報したとのことだ。サイレンを鳴らし
ながらやってきたセンターの車が、泣き叫ぶ彼を連れ去る様は、ちょっとした
見ものであった。去勢手術はすでに終了しているはずだが、卒業式に
出席できるまでに回復が間に合うかどうか。もっとも回復したとしても、
被虐を喜ぶ彼ではないから、去勢の屈辱を受けた今、とても学校に顔を
出せないかもしれないが。
さて、卒業式当日、やはり彼は現れなかった。そして、佐藤歩の姿もなかった。
被虐性愛者の認定を受けたものは、18歳に達した日の属する年度の翌年度4月1日
から馴致センターに入ることが義務付けられており、同時にあらゆる法律行為の主体
たりえなくなる。つまり、自然人ないしは人間とは看做されなくなるということで、当然何らの
権利の主体にもなり得ない。全ての法律行為が行えないということは、例えば、銀行の
預貯金をおろすということさえできないということだ。歩は、4月1日を待たずして、逃亡する
決心をした。卒業式が終われば4月まであと何日もないし、人権擁護局の監視も強くなる
だろう。その前に、貯めておいた預金を全て下ろして、高飛びを目論んだのである。
彼の母は、彼が被虐性愛者の認定を受けて以来泣き暮らしていたし、父はというと、
そんな風に育てた覚えは無いから馴致センターでしっかり鍛え直してもらえとしか言わない。
だから、父母にも黙って出て来たのだ。髪を伸ばせるだけ伸ばしておいたので、前髪を
おろしておけば額の烙印も目につかない。何とかして海外に脱出して人権救済を訴えれば、
亡命が認められるかもしれないではないか。おろした金は十数万円あったので、彼はまず
格安航空券を扱う旅行代理店へ行き、タイ・バンコク行きの片道チケットを手に入れた。
パスポートを見せて下さいと言われたが、今申請中でと言い逃れて買っておいたのだ。
そして彼は国際空港に向かった。 歩が卒業式に現れなかったことは学校から警察へ、さらには人権擁護局、
馴致センターへと通報されていた。警察はパトロールを強化するとともに、県警ヘリ
を飛ばして、上空からの放送を行った。「たいへん危険な変質者が現在逃亡中です。
額のマークに注意して、発見したらすぐに110番に連絡してください...」
一方、馴致センターからも捜索隊が出ることとなった。いつもは馴致センターを
脱走した収容者を追跡し、たいていほんの数キロの地点で捕獲するのであるが、
今回は大捕り物になりそうなので、2人の女性からなる捜索隊は張りきっていた。
彼女らは、黄色い大型バイクに黒いレザーづくめの服で跨り、青いパトライトを光らせて
疾駆する。脱走者の追跡捕獲に関しては、彼女らは警察権を上回る権限を持っている。
警察からは、パスポートを持たずに航空券を買いに来た佐藤歩と見られる人物の情報が
入っていた。
歩は国際空港に到着した。髪は伸び痩せこけて、着の身着のままの姿の彼は、
見ようによっては一種のバックパッカーに見えたかもしれない。チェックインの際に
パスポートの提示を求められなかったのは、よほどの僥倖と言ってよかった。
あとは出国ゲートである。出国ゲートは混雑していて、審査官は窓口業務で手一杯
のようだ。歩は思い切って、閉鎖中のゲートを身をかがめて通り過ぎようとした。と、
後ろの観光客から「不法出国だぞう」という声が上がったので、彼は脱兎のごとく駈け
出した。やや遅れて、数人の出入国管理官が彼を追った。免税店エリアの混雑の中
を必死で逃げる。やがて一人の女性管理官が、長い鞭のようなものを歩の方へ振った。
それは、見事に歩の脚に巻きついて、彼をドウと倒れさせた。息が切れながらもまだ
逃れようともがく彼の元にゆっくり歩み寄った管理官は、彼の脚を縛めた鞭の柄を
握ったまま、しっかりした革靴で彼の胸元を踏み、彼の動きを制しつつ言った。
「お前は何人だ?」歩は何も答えない。管理官が歩の胸元に置いた靴にさらに
グイと力をかけると、彼はごほごほと苦しげな咳をしたが、それでも何も答えない。
取調室に連行するため、彼女は歩の脚に巻きついた鞭をほどくと、彼の腕を
ねじ上げてむりやり立たせた。 そのとき、突然空港ビルがギシギシと音を立てながら揺れ始めた。かなり大きな地震だ。
一瞬の虚を突いて、歩は逃げ出した。管理官はしまったと追いかけようとするが、
地震だ地震だと押し寄せる搭乗客の波に流されて、彼を見失った。
逃げたはいいが、所持品を全て置いてきてしまった彼は、搭乗ゲートに行っても
飛行機には乗れない。ここにいても直ぐに捕まるだろう。彼は思い切って、連絡通路の
窓の開いている所を見つけると、そこから飛び降りた。その下は細い運河のような川だった。
ようやく川岸に辿りついた歩の耳に、やけに大きなバイクの音が響いた。見上げると、
川の護岸の上の道路に、黄色いバイクが2台止まり、黒いレザーに身を包んだ女が
彼を見下ろしていた。女が言った。「佐藤歩だね。もう逃げられないよ。手間をかけさせ
ないでさっさと上がっておいで」
歩よりはるかに優れた体躯の女二人の姿に彼は恐怖に打たれて、川の護岸に沿って
逃げはじめた。女二人は、顔を見合わせて少し笑ったようである。「まだ面倒を続けるの?
それじゃ、少しお仕置きだよね」
彼女らは何か手裏剣のようなものを歩の身体めがけて投げつけ始めた。それは、
火薬玉といったところだろうか、命中すると彼の身体の上で炸裂する。そのたびに
彼のただでさえボロボロになったシャツが破れる。剥き出しになった肉に命中すれば、
彼の皮膚は裂けて血が流れた。「ほらほら、まだ逃げるの?」頭上からの笑い声から
逃れようと、彼は100メートルほど進んだが、そこで気を失ってしまった。
気がつくと、彼は全裸でバイクのうちの一台の後部に後ろ向きに括りつけられていた。
手足も拘束されて全く動けない。
「全く、あんな汚い川に飛び込んで泳ぐってどういう神経?臭くてしょうがないじゃない。
お前の服はもう川に流しちゃったからね。さあ、4月にはまだ三日ばかり早いけど、
特別に今すぐセンターで保護してあげるわ」
さらに女は、歩の前髪をつかんでグイっと彼の顔を仰向かせると、露わになった額の
烙印を平手で叩きながら言った。
「お前は虐待されるのが好きなんだろ?だったらセンターは楽しいところだよ。感謝しな」
バイクは歩の、泥と血で汚れた全裸の姿を後続車に晒しながら、馴致センターに向かって走り始めた。
おしまい
私がその女性に調教を受けていたのは私が29歳の頃、今からもう10年以上前の話です。
彼女は近所でピアノ教室を開いて、一見清楚な雰囲気の黒髪の長い人でしたが、
教室兼自宅でもある真っ白な洋館に一人で住んでいることや ごめん、見切り発車だった。
もうちょっと準備してから出直します。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています