M男は女性の奴隷として狩られちゃう世界だったら
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包茎奴隷の大人版、M男版、ハード版ってことで色々妄想出来な
いかな?
変態隔離調教で『治安維持』『優秀遺伝子補完』はもちろん
虐められたい性質を大義名分に『性癖開放』、
世界の人口増大に伴う『身分の適材適所』を訴える女性狩人集団
の意見が本当に世論に認められちゃった世界・・
萌える法律案とか、法律施行一年目のM男一斉連行の様子、
各地で行われる様々なパターンのM性癖検査などなど・・ 411の続きです。
グァッという声が講堂に響き渡った。上級生なら例え鞭で打たれたとて式典中に叫び声を上げるなど
ということは必死で堪えるところだが、1年生ならではの劇的な効果となった。もう一度頭を上げさせて
みる。ペニスを観察すると、勃起が萎えるどころか、亀頭を濡らしている。
「これは完全に変態ね」玲子が鞭を返しつつ技官に話しかけると、「こんなくだらない奴はセンター長の
お手を煩わさなくとも我々が矯正しますので」と答えられた。長たるもののお遊びはこの程度にすべき
だろう。玲子は「よろしくお願いしますね」と答えた。しかし、上級生たちの中で、玲子に鞭打たれた1年
生を、羨ましく思わない者はいないのだった。それが被虐性愛者矯正センターの収容者というものであ
る。
その後しばらくは、玲子は新任の長として多忙だったが、その間に、収容者からの「贈り物」が届けら
れるようになった。収容者には普段、文房具など私的に使用する物は一切支給されていないのであるが、
たまに欲しいという者がいれば、事務員が官品のお古を呉れてやることもあった。そして彼らは切れ端の
紙にちびた鉛筆で、センター長への思いを綴り始めたのである。畏れ多いので直接にセンター長あての
手紙などは書けない。しかし、センター長を讃える詩作の類なら、と試みるものらしい。もっとも、まともに
韻を踏んだ詩など無いし、散文詩として見てもあまりに語彙が貧弱で教養の感じられないものばかりな
ので、玲子はまともに読む気はなかったが、事務員が由ありげに「またまたセンター長様への御文でご
ざいますぅ」などとふざけて持ってくる紙片に、それなりに収容者の情念が籠っていることは確かだった。 そのうちに、チラシ紙の類を巧みに編み込んで作った飾りを贈る者も現れた。こんな手間のかかる
工作をするからには、一日のうちほとんど講話と訓練とで費やされる彼らの僅かな自由時間のほとん
どをその作業に没頭しているのに違いない。玲子は、よくもこんなに手間をかけて、と一瞥するが、特
に美的感興を惹き起すというものでもないので、あとは棄てるでもなく置いておくでもなく、放っておくの
である。こうして、センター長室には収容者たちの無言の情念が積み重なっていったのである。 半年ほど経って、例によって収容者から届いた文のうちに、ひとつだけ、きちんとした手紙の形式で、
センター長様と宛名した一通があって、玲子の目を引いた。
「センターに来る時は、余計な手間を取らせてしまって、ごめんなさい。今では先生方からいろいろ教
えていただいて、僕がここに入らなければ何をしでかしていたか分からない変態であることが理解でき
ました。センター長様にもお礼を言いたいと思います。ありがとうございました。」云々。職員が記したら
しい朱書きで「23001号房で発見押収」とあるから1年生が書いたものだ。まだ文房具を手に入れる要
領など知らぬ1年生からこんな文が届くのも珍しいが、23年度の第1号といえば、例の事前収容された
者であるはず。収容者の分際で施設の長に直接手紙を寄越すなどは無礼千万だが、収容にさえ手古
摺った者が半年でここまで矯正されるものなのか。 上級生たちの馴致の具合を見るにつけても、矯正センターが本来の役目を充分に発揮していることは
疑いようもない。もっとも、そもそも検査によって素質があると見込まれた者だけがここに収容されている
のであるから、成果が出るのは当然ともいえるのであるが。目下、センター長である玲子が気にかけて
いるのは、矯正官たちの働きによって立派に矯正されつつある収容者たちの用途が、未だに決まってい
ないことであった。現下の政権は連立与党により成り立つ脆弱なものであり補正予算案が通るのかを巡
って政局となっている有様であるから、矯正終了後の被虐性愛者をどう扱うかといった大きな法案がすぐ
にも審議されそうな見込みは無い。官僚としての玲子の焦慮は日々深まっていたのである。政治家たち
を動かすには、きちんと矯正された収容者が、いかに役立つものであるかということを示すテストケース
が必要と思われた。 424の続きです。
全国にある矯正センターで、そのような試みがなされた例は無いようである。前任者の定年間近の男の
ことを考えてみても、国家施策としての収容者の利用ということをきちんと考えている施設長がどれだけ
いるかもあやしいところであった。玲子は思いつくところがあって、大学の同期生で今は外務官僚となって
いる友人に電話をしてみようと考えていた。 ところで、人間にはなぜ人権というものが認められるのか、考え方はいろいろあるのだが、日本国憲法
は明らかに天賦人権説を採っている。つまり、人間は生まれながらに天から与えられた基本的人権を
持っているというのである。これが実証法的でない、明らかなイデオロギーであることは確かであるが。
もっとも、矯正センターは収容者の性向に合わせた保護を行っているのだから、基本的人権を侵してい
るなどということはないのはもちろんのことである。ただし、基本的人権というものが普遍的に存在すると
観ぜられるようになったのは、たかだかここ百数十年のことということは知っておかなければなるまい。 現在、人権を尊重しない国は国際社会の批判や制裁を受けるから、奴隷制を公的に温存しているとこ
ろというのは無いのであるが、首長制を採っている国などでは、そう簡単に欧米流の人権思想を受け入れ
るわけにはいかない事情もある。そもそも、首長一族の生活様式が、奴隷の労働無しには成り立たない
ものとなっているのであるから。そのような国の王族が外国を公式訪問すると、一流のホテルを超える
サービスを受けていても、傍らに何にでも使える奴隷がいないというのは大変な不便を感じるとのことで
ある。 さて、近々、そのような国の王女、ヒクタハビナ殿下が我が国を公式訪問することとなっていた。彼女の
国は、西アジアに位置する小国ながら、豊富な石油利権は王室が独占しており、一般国民はその恩賜
として富裕な生活を送っているので、王室に密かに奴隷階級の人間が召し抱えられて使役されている
のは、国内では当然のことと考えられており、いわばこれは公然の秘密というものになっていた。 我が国への訪問は国賓としてのものではないが、本邦皇室への訪問も予定されており、その応接には
気が遣われた。外務省は既に都内のホテルのフロアを借り切って、王女殿下の滞在中にご不便が無い
ように取り計らっているところであった。
そのような最中、外務省に一本の電話が入った。電話はアジア大洋州局の事務官に取り次がれたが、
その電話の主は、事務官の大学時代の同期であり、同じキャリア組として法務行政の道に進んだ森下
玲子からだったのである。
最近遅筆で申し訳ないですが、暇な時に思いつくままに書いてるもんで。
で、話は最初から現在の所まで本題なんですよね。
スレタイ通り、狩られちゃう世界ってどんなもんだかを構想してみようという
試みで書きはじめたので。
Mの男性方のお望みのような調教シーンはなかなか出てこないんですが、
その辺は他の方の方がお得意でしょうから、お許しください。
>>441
いやいや、シュチュはしっかりしていたほうが良いので
このままお続けください。 M男狩りか…。
M男の容疑をかけられ、逮捕、起訴、保釈なし。
M男裁判では、弁護士は認められず、陪審員、検事、書記官はすべて女性で行われ、
傍聴も女性のみ許可される。
女性刑務官に手錠腰縄で法廷に引き出された被告は、
大勢の女性の中で男一人という状態で、女性検事に、
強制捜査によって調べ上げられた証拠や事実という形で秘密を暴露され、
それについて激しく詰問されるわけだ。 判決で、有罪になれば、控訴など認められず、その時点でM男確定となる。
その場で、「私はM男です。ド変態です。普通人の仮面を被り、
周囲を欺いて申し訳ありませんでした。」と宣言させられ、
その証明として、強制マスタベーションをさせられる。
数十人の女性の見ている中(傍聴人には、被告の無実を信じていた母親、姉妹、
彼女等がいる場合も)、なかなかイケない被告も当然いる。
その場合には、女性刑務官に羽交い絞めされ、女性検事によるバイブ責めが行われる。 傍聴席では、泣きそうな顔でうつむくか顔を両手で覆って目をそむけている被告関係者、
嘲笑または軽蔑の目の一般傍聴者、と様々な反応が見れるのが印象的だ。
印象的といえば、裁判官、陪審員、検事、書記官、刑務官はすべて無表情。
被告自身にとっての屈辱儀式も、
公判の過程のひとつにすぎないいう感じで、粛々と進行させているようだ。 若い被告の中には、射精した後、屈辱のあまり泣き出す者もいるが、女性裁判長は、
「あなたは、今まで自分自身がうすうす気づいている性癖に目をそらして、
あるいは認識しながらも周囲に偽って、生きてきました。
でも、今日、M男という判決を受け、このような場所で、こんな情けない姿を晒したことで
自分自身がM男であることをしっかり認識し、残りの人生を生きていくのですよ。」
と冷ややかに言い放つ。
この後、M男認定された男は、全裸に犬の首輪のみという姿で市中引き回しの上、
奴隷施設に連行され、S女刑務官によって一生強制労働させられるのであった。 本人が口で否定してても、M男にとってはそれが幸福なのだから、M男奴隷化制度が
その性質をうまく見出して、幸福な人生を与えてると言っても過言ではないな。
それが社会の"人権を無視した労働力"というニーズとも合致しているとすれば尚更で
利用しない手はない。
M男裁判では大多数が自分が責め立てられた挙句、M男としての宣誓、強制自慰という
辱めに性的興奮を覚え、あっという間に果ててしまう真性M男がほとんどなんだろうし。
強制労働は施設内とかじゃなく、公共の衆目にさらされるような場所での労働がいいな。
奴隷施設に送られたM男は、主に清掃作業に従事する。
公共施設のトイレ掃除が主だが、
便器を道具を使わず、舌で丁寧にきれいにするから好評だ。
また、若いM男は、女子学生の授業や、女性セミナーの講習、
婦人警官の訓練等で行われる護身術の相手に借り出されることもある。
金的攻撃などは、実際の男を相手に試すと、効果的だからだ。 奴隷施設に移送されると、まずS女刑務官全員の前で、全裸になり、
土下座して、自己紹介として、名前、年齢、M性癖の告白をし、
これからの調教生活のお願いと絶対服従を宣誓させられる。
そして、身体検査という名目で、体の隅々を舐めまわすように見られ、
肛門にはガラス棒を挿入させれたりする。
最後に剃毛され、公開強制自慰&浣腸にて、入寮儀式は終了となる。 入寮してからは、自慰は禁止となり、毎週決まられた時間に管理射精が行われる。
S女刑務官が見ている前で、M男は二人一組で、お互いしごきあって果てる。
ティッシュ等は与えられない為、終わった後、お互いの相手のアソコや、
床に飛び散ったのを舌できれいにしなければならない。
かなりのMでもこれは最初かなり抵抗があるらしいが、そこはMの習性として、
1ヶ月もすればすぐ慣れるらしい。
また、相手の組み合わせはなるべく同じにならないようにしているので、
2、3年もすれば、施設にいる全員のモノをしごいたことになるわけである。 管理射精のルールに女刑務官のカウントダウンと同時に
果てなければならないなどのルールがあってもいいかも。
つまり一週間にほんの一瞬、カウントダウンの0のタイミングでしか射精が許されない。
それより早く射精、または時間をすぎても扱いてると懲罰対象になり
射精できなくても懲罰対象にはならないが、また次の週まで射精できない。
自分で扱いている訳じゃないので、コントロールはほとんど出来ないし
大概が射精できないか、数週分溜まっている者は早々に果ててしまう。
寸前で時間終了となり、一週間を悶々と過ごす中で夢精してしまい
寝小便をした子供のように、干された精液まみれのブリーフが乾くまで
その横にフルチンで立たされるなど、刑務官に与えられた罰を受ける
M男収容者も少なくない・・・とか。 懲罰には、電気ショック、吊り責め、針責め、お灸など様々なものがあるが、
管理射精で早く逝った場合には、共同責任で、手こきから口での責めに変えられる。
いわゆる「直後責め」になるので、射精の快感もつかの間、地獄の刺激に気が狂いそうになる。
早く逝くのはたいてい実際のM経験が少ない若いM男である。
入所時、恥ずかしそうにあえぎ声が出るのを我慢しながら強制自慰をしている姿に、
この人、本当にMなのかなと思った青年もいる。
刑務官にとって、そのことを思い出しながら、
恥らいもなく大声をあげている情けない姿を見るのは一つの快感だそうである。 相手の方は、口での奉仕をさせられたあげく、その時点から、刑務官による電マ責めになる。
これに1分以上耐えた者はいまだおらず、先に一人が逝ってしまうと69になるのは時間の問題だ。
だから、パートナーが早く逝きそうになると、しごく手を緩めたくなるが、
刑務官の監視が厳しく、少しでも気をぬくとムチがとんでくるので、なかなかそれは難しいらしい。
また、口での奉仕も丹念に舐めなければならず、気を抜くことは許されないのである。 >>441
> Mの男性方のお望みのような調教シーンはなかなか出てこないんですが、
441さんて、Mじゃないのにあんな文章書いてるの?
すごいな。続き期待。 早漏のM男には射精をコントロールする為の特別な教育が行われる。
女性刑務官の前で自慰行為をし、イク前には必ず許可を得る様に指導。
M男が射精許可を求めてきたら、刑務官は自慰行為を中止させ、ムチなどで尻を叩く。
その際、何発叩いてもらうかはM男が「○発、お願いします」と願い出る。
その数があまりに少ないと、自慰行為を再開した時すぐにイキそうになり、再び
ムチで叩かれるため、それなりの数を申請しなくてはならない。
この時も、最終的に射精させてもらえるかどうかは女性刑務官の心一つ。
射精させてもらえない苦痛か、射精させてもらえても刑務官に嘲笑されながら
出した精液を舐め取らされる恥辱かの二通りの結末しかない。
早漏で困ることがもうひとつ。
この施設には、女性のみ面会が許可されている。
といってもM男は、妻には三行半、彼女や友人には見捨てられているので、
面会にくるのは、母親、姉妹、恩師くらいである。
ただ、面会には条件があって、M男は面会している間、
全裸になって、刑務官からローション手こきを受け、
面会時間も射精したら終わりとなっているのである。
自慰行為ならともかく、強制手こきだと手加減されない為、
片道2時間かけて施設まで面会に来ても、
面会時間はだいたい10分もないそうである。 母親などの中には、もう少し面会時間を長くしてほしいと哀願するものもいる。
そういう場合、刑務官は、母親自身に強制手こきさせることもある。
いきそうになれば、寸止めでき、十分な時間、会話もできるが、
刑務官の嘲笑の中行われるこの行為は、かなり屈辱的なものでもある。
しかし、Mの悲しい習性か、どういう状況にも慣れてしまえるものである。
普通M男でもよほど真性でなければ、
男相手や身内の前での変態行為は、絶対に嫌だが、
この施設に来て、1年もすれば、この2つにも慣れるようになるのである。 週に一度の射精しか許されていないM男にとって家族との面会は、
射精が許される数少ない機会である。
最初は滅多に会えなくなった家族との面会を純粋に喜んでいたM男たちだが
やがて単なる射精の機会として面会を心待ちにする様になる。
ある者は面会室に入ると既に勃起させていたり、酷い者は息を荒げ
先端を我慢汁で濡らし、既に射精寸前のような有様で面会に臨む者もいる。
一方入所から1〜2ヶ月ほどは頻繁に面会に訪れていたM男の家族ではあるが
面会の度にM男が惨めな痴態を晒す様になっていくため、嫌悪感から
段々とその足は遠のいていく。
入所から半年もすると母親ですら、ほとんど面会には訪れなくなる。
こうしてM男たちは社会から隔絶され、一般人から嘲笑され侮蔑されるだけの
単なる労働力という奴隷に成り果てていく。 Mってわがままだからさ、ダメなキーワード入ってると
もう全部ダメなんだよな おれの感想 そりゃ、自分のリアル家族思い浮かべたらアウトだわな
書いてるのはSなのかMなのか・・・ すいません…。M男性を満足させるのは、なかなか難しいですね…。
昔、裁判傍聴をよくしていた時、
たまたま女性裁判官、女性検事、男性被告というシュチュを見たことがあって、
それをネタにM男狩り裁判として書きました。
奴隷施設以降は>>448さんにのせられる形で勢いで書きましたが、
いまいちでしたね。
失礼しました。 いや書いてくれ
俺は自分に合わない所は飛ばすから。
作者さんが書きたいように書いてくれ We must get FREEDOM,
we mustn't get SLAVE!
We don't need "みーライオン".
>>469,>>471
『チーム・フリーダム』を発足させましょう。
そして、このスレッドを奈落の底に追い込もうではありませんか!
忍法帖なんか関係ありません! >>/ildCRHj
2 位/204 ID中
M男は女性の奴隷として狩られちゃう世界だったら
9歳から14歳までの男の子は奴隷にされる世界
ホームセンターで揃えれるSM道具
9歳から14歳までの女の子は奴隷にされる世界4
こいつはどうせまたすぐアク禁食らうだろうからほっときゃいいよ
自レスとスル―。と書くしか能がないし このスレの世界観は最高ですね!!! 触発されてSS書いてみました。
もし誰かに読んで頂いて、少しでも感想を書いて頂けると嬉しいです。
(大筋ではこのスレの世界観を踏襲させていただきましたが、細部は先輩書き手の方々のに若干の変更を入れさせて頂きました。)
〜〜〜
この世界では、変態的性癖や心身虚弱など『劣等有害種』の疑いで逮捕され、審査され、その結果、劣等有害種であることが確定して人権を剥奪され、奴隷階級に落とされるのは、男性のみに限られている。
一方で、そういった『劣等有害種』を取り締まり、収監し、馴致教育を施すのは『優生種』たる少数の優れた女性たちであった。 彼女たちは社会的なスーパーエリートとして、『優生保護』という国家的事業の推進者として、広く国民に期待され、尊敬され、羨望を集めていた。
(ちょうど昭和初期の陸海軍将校のような存在に近いかも知れない。彼らもまた国の根幹を支える人材として国民の尊敬を集める、社会的地位の高いエリート集団だった。) この世界でのスーパーエリートたる一握りの『優生女性』たちが担う職業は以下のようなものがある。
・特別矯正官…収容された容疑者段階の劣等有害種や、人権剥奪が確定した後の奴隷階級に再教育を施し、社会的に適合するよう『矯正』する。刑務所や収容所で勤務する。
・特別高等警察…一般警察の上位に位置し、主に劣等有害種容疑を取り締まる。独自捜査権や裁判所の令状無しでの逮捕権など、捜査のための広範な権限が与えられている。
・特別法務官…特別高等警察と連携し、劣等有害種の疑いで逮捕された容疑者を起訴し、人権剥奪して奴隷化するかどうかの裁判を行なう。一般の裁判における検察官と裁判官の役割を同時に行なう。 いずれも選ばれし人間だけが就くことのできる狭き門で、各種試験を合格して、資格を得て晴れてそれぞれの官職に就けば、若くして多くの部下を持ち、将来的な栄達が約束される。
『優生女性』としてこれらの組織に入れば、非『優生女性』の一般スタッフを多数持つことができる。下働きは彼らに任せて、優生女性たちは優雅に本部の自室の椅子でふんぞり返っていることも可能なのだ。
もちろん給与や待遇は国内最上級である。 さて、これらの『優生保護政策』に関わる役職のトップはすべて女性であることはすでに述べたが、さらに付け加えれば、『容姿の優れた女性』つまり美しい女性でなければならなかった。
彼女らの役割である劣等有害種の馴致と再教育が有効に行なわれるかどうかは、それを行なう彼女らの外見的要素に大きく依存するからだ。容姿の整った女性の矯正官と、そうでない矯正官とが、同じ条件で劣等有害種に矯正を行なうと、その馴致度に極端な開きが出る。
当然、容姿の優れた矯正官に教育された者のほうが、勤勉でよく働き、精神的にも従順で反抗心の少ない奴隷になる。 自然、特別矯正官等の登用試験において、通常のキャリア官僚試験のような学術試験に加え、『容姿・スタイル』が重要な審査項目になってくる。現に特別矯正官の資格を持ちながら、ちょっとした芸能活動(ファッションモデルやテレビタレント)を掛け持ちする者も多い。
(彼女らのそうした活動は、『優生保護政策』の国民への宣伝として、広く認められていた。)
以下で特別矯正官養成学校に通う少女達の日常を通して、この世界の『優生保護政策』の実態を見ていきたい。 ※)特別矯正官養成学校は一般の高校生の年齢にある女子に対して、将来、特別矯正官へ任官することを前提として早期エリート教育を施す目的で設立された官立の教育機関である。
東京校・名古屋校・大阪校・福岡校の4校があり、戦前の士官学校をモデルにしている。
超難関の入学試験をパスした優秀な女子生徒が集い、国の最重要政策である『優生保護政策』の根幹を担うべく教育を受ける。 〜〜〜
場面は2022年の東京。季節は夏の終わり、時刻は昼過ぎである。夏休みの最後の一週間で校舎は閑散としていたが、珍しく校門の脇に生徒が立っていた。
鴻神英玲菜 というのが彼女の名である。この日、地方から遊びに来る友達に養成学校の設備を案内することになっていた。 鴻神英玲菜(こうがみ えれな:♀)は特別矯正官養成学校・東京校の2年生である。今年で16歳になる。
美少女ぞろいの養成学校生徒の中でも1・2を争う美貌の持ち主で、涼しげな両目と挑戦的で大振りな鼻梁が、シャープな顔の輪郭とよく調和し、長い手脚と小さな顔立ちは170cmを超える高身長とあいまって、スラリと痩せた全身のプロモーションをより一層際立たせていた。
性格は根っからのリーダー気質で、女子ばかりの学校生活においても誰にでも分け隔てなく明るく接し、クラスメイトからの信望も厚かった。 ルックス・クラスでのポジション・そして肝心の学業においても、彼女は高い水準を保っていた。
養成学校の学科は、英語や数学といった一般の高校と同様の授業に加え、将来の矯正官としてのキャリアを見越して、劣等有害種の社会的生態や、彼らに対する教育・調教の実地訓練に重きが置かれていた。その全てにおいて英玲菜は学年でトップクラスの成績を収めていた。
英玲菜は、この特別矯正官養成学校において、まさに模範的な生徒であった。何より特筆すべきは、彼女のエリートとしての使命感であった。 彼女は、養成学校の恵まれた教育環境、そして何より、将来を嘱望された若きエリートとしての社会的地位に決して甘んじることなく、『劣等有害種の社会悪と最前線で闘うに相応しい人材たれ』という校是にそぐうように、懸命に学校生活を送っていた。
例えば、養成学校に入学すると、その生徒たちは1年生の時から、特例として個人的な奴隷を1匹所有することが許される。しかし社会的に見ると、これはかなり恵まれた、見方によっては『過大に』恵まれた境遇だった。 と言うのも、個人奴隷を所有できるのは成人した女性のみであるとそもそも法律で定められているし、また、経済的な理由から、奴隷を個人的に所有することは一部の裕福な女性に限られているからだ。
会社や組織といった法人が『共用奴隷』として所有する奴隷は数多くいるが、一方で、『個人用奴隷(専属奴隷)』を所有し、使役できるのは成功した女性にのみ許されている特権なのである。 養成学校生徒が未成年でありながら特例的に個人奴隷の所有を認められているのは、彼女らが『実際に奴隷を使役することを通じて、劣等有害種の生態を学ぶ』という利点を考慮してのことであるが、
クラスメイトの中では、ともすれば、このような諸々の特典によって過剰な自尊心を持ってしまい、『劣等有害種から健全な社会を守る』という入学当初の大目標を忘れて華美な女子高生ライフに邁進する者も少なくなかった。 しかし英玲菜はそうではなかった。彼女はこの学校の破格の待遇のよさ(近代的でハイテクが完備された校舎群・専用のプールや体育棟などの充実した学校施設・一流ホテルのような寄宿舎・学内でかしずく無数の共用奴隷と専属奴隷たち・・・)、
まるで中世の王侯貴族のような環境にあっても、彼女は『矯正官のタマゴ』としての自分の社会的立場を忘れなかった。 〜〜〜
英玲菜は腕時計を見た。そろそろ待ち合わせしている彼女の友達が来る頃だ。
携帯電話を取り出そうとしたとき、ちょうど、大きく手を振りながらこちらに走ってくる少女の姿が目に入った。ごめん、待ったぁ?という元気な声が聞こえて、ようやく英玲菜は笑顔になった。
鬼庭茉莉(おにば まり:♀)は中学の時の同級生で、現在は特別矯正官養成学校の名古屋校の2年生である。
英玲菜と同じ東京都内の中学校に途中まで通っていたが、母親の仕事の関係で愛知県に引っ越しし、そちらの中学校に転校したため、今日二人が会うのは茉莉の転校以来、実に2年ぶりであった。
久しぶりに対面した女子高生同士がするような普通の挨拶をお互い交わしてから、英玲菜が傍らに控えていたション太を茉莉に紹介した。
「これ、私の個人奴隷のション太。歳は人間で言うと41・・・かな。」英玲菜は足許にション太を土下座させ、簡単に紹介した後、彼の側頭部を蹴って促した。「ほら、茉莉にしっかりご挨拶しなさい。」
英玲菜の個人奴隷であるション太は、人権剥奪前は普通の会社に勤めるサラリーマンだった。3年前に劣等有害種として逮捕拘束され、厳しい審査の結果『奴隷化が相当』と判断された。
現在は二まわり以上年下の女子高生の個人奴隷である。 『ション太』という奴隷名は英玲菜が付けたものだ。入学後すぐの新入生のための奴隷選択の際に、トップ入学で新入生代表だった英玲菜の奴隷に選ばれて、彼は嬉しさのあまり失禁してしまった。
嬉しくてションベン漏らした新米奴隷→嬉ション漏らし太郎→うれション太郎 と来て、現在の奴隷名に落ち着いたわけだ。
ション太は英玲菜が住む寄宿舎と養成学校との間を、英玲菜に付き従って往復し、彼女の身の回りの細々とした雑用をこなしている。 飼い主に側頭部を蹴られ、ション太は小さな体躯をますます縮こまらせ、茉莉の立つ足許の地面に額を懸命に擦り付けて挨拶した。
「ション太と申します。去年から英玲菜様の個人奴隷をやらせて頂いております。茉莉様におかれましても、こちらにご滞在の間は何なりと私めにお申し付け下さい。」
この日は、茉莉は学校の敷地内にある寄宿舎の、英玲菜の部屋に泊まることを予め聞かされていた。彼はそのことを言ったのだ。 彼は英玲菜から、「私の友達に対しても、私に対するのと同じように、全身全霊をもってお仕えしなさい」と言われていた。
ション太はこの『友達』が、彼の普段の飼い主に負けず劣らず美しく、高貴であることを喜んだ。
選り好みはもちろん出来ないが、どうせお仕えするなら美しい女性のほうがずっといい、そう彼は考えていた。 >>499
ありがとうございます!!!
>>500
そうなんですよ〜
なんか書き込むときに文字数制限エラーが出て、あれが限界なんです。
むかし他のスレに書き込んでた時にはあの二倍は文字数を使えたんですが。。
どうしてなんでしょう… 有り難い事に二票(カキコ)頂きましたので、続き、書かせて頂きました!
〜〜〜
英玲菜と茉莉は、ション太が引く二人乗りの人力車に乗って、英玲菜の案内に沿って『特別矯正官養成学校・東京校』の広大な敷地を巡った。
二人が乗る人力車は、よく観光地で体験搭乗できるものと大体同じであるが、こちらの方がシートが広く、ゆったりと搭乗することができた。(そのぶん重量が増えるので車夫の負担は大きかったが。)
また、車夫に進行方向や止まれ/進めを伝達するために鞭や手綱・足蹴りが使えるよう、シートの位置が高くなっていた。 なお、通常は鞭や手綱は使わず、シートに座った乗り手が後ろから車夫の背中や後頭部を爪先で小突いたり、ちょうど自動車のアクセル/ブレーキペダルのように、肩に足を載せて軽く踏み込んだりして車夫を操る。
本来ならば行き先だけ告げて到着までゆっくり休んでいるのが乗り手にとっては最も楽なのだが、学校の敷地が広く、車夫をしている劣等種や奴隷の知能によっては彼らが道を誤ることが多発するため、
(実際に知能が極めて低い者が多い)このような操作方法が発達したのだった。
シートが高くなっているため、乗り込む際には、車夫を馬跳びの台のようにお辞儀させ、その背中を踏んでシートに上がる。 二人を乗せた人力車は、まず校舎が密集したエリアを廻り、続いて広大な校庭を縫うように走って、点在する図書館や体育棟、何面にも渡るグラウンドやテニスコート・水泳用プール等を順に巡った。
「あれが第一校舎、その裏が第二校舎、、、むこうが図書館でその隣が講堂、、、」英玲菜の流れるようなガイドにうなずきながら、茉莉は養成学校東京校の敷地の広さと設備の充実振りに驚かずにはいられなかった。
(名古屋校よりずっと建物の数が多い…同じ養成学校でもさすが東京校って感じ…)さらに校庭には、芝生の丘や季節によって表情を変える林、さらには池や小川まであった。 「奥のほうには小さな滝とか、馬術部のための馬場とか厩舎とかもあってね、うちの生徒でも知らないヒト多いんだよ。私も数回しか行ったことないの。。」
茉莉は目をぱちくりさせ、「へぇー!スゴイね!」と感嘆の声を上げた。茉莉は心から楽しかった。英玲菜もシートに深く腰を沈めて脚を高く組み、すっかりリラックスしているようだった。
英玲菜は予め車を走らせるコースを決めてション太に伝えていたので、基本的にはション太は自分で道を判断し、自動的に走っていたのだが、それでも何度か道を間違う。英玲菜の意図しているのと違う方向に行こうとすることがあった。 英玲菜はそのたびに「そっちじゃないでしょ!左!」などと言って、同時にション太の右肩を蹴った。しかしそのように言って頂ければ、ション太にとってはまだ有難いほうだった。自分がどうして蹴られたか最初から分かるからだ。
ときおり英玲菜は何も言わずにション太の肩を蹴った。そうした時は、ション太は泣きそうになりながら、必死に英玲菜の意図を読み取ろうとして、頭を巡らすのだった。
例えば十字路に差し掛かかり、ション太が右に行こうとしたところで、肩を蹴られる。ション太は必死で記憶を探って、ようやく思い定めて直進しようとする。そうするとまた蹴られる。やっと英玲菜が意図した通り、左に進むことができる。
たったそれだけの、彼の飼い主の何気ない所作で(『何気ない』どころか、当の英玲菜は後ろの座席で茉莉と目配せしてクスクス笑い合っているのだが)、ション太は心臓が縮み上がるほど緊迫するのだった。
そして背中の姿が見えない飼い主とその親友に向けて「失礼致しましたぁーー」と大声で謝し、再び脚を急がせるのだ。ション太の「失礼致しましたぁーー」が引き金になって、後ろの二人のクスクス笑いが、声を上げての大爆笑に変わる。
頭の後ろの上のほうから、「ねー、こいつ超バカでしょー」「ウケるー」という女子高生たちの笑い声が聞こえてくる。
そんなときション太は少し泣きたくなるほど悔しく思う。しかしもちろん奴隷の彼には泣いている余裕など無かった。 〜〜〜
茉莉を驚かせたのは建物の数の多さや校庭の豪華さだけではなかった。敷地内に奴隷の数がとても多い。彼らはもちろんション太のような生徒用の専属奴隷ではなく、学校に備え付けの共用奴隷である。
建物の近くに配備された警備用や清掃用の類で、英玲菜たちが近くを人力車で横切ると、車に向かってちゃんと深々とお辞儀をした。
途中、自販機コーナーで人力車を止め、缶ジュースを買ったとき、ゴミ拾い用の共用奴隷がいたので茉莉は声をかけてみた。 「今は夏休みで学校は誰もいないじゃん?お前もどうせヒマなんじゃない?」茉莉は缶ジュースを片手に何気なく聞いたつもりだったが、声をかけられた奴隷はしっかり土下座の姿勢を崩さなかった。
きっと教育が行き届いているのだ。茉莉は彼を見下ろしながらそう感じた。
「はい!しかし夏休みでも部活の練習で校舎にいらっしゃる生徒様もおられますし、寄宿舎にいらっしゃる生徒様が時折お散歩でこの辺りまでお見えになることもございますので!それに掃除をしない日をつくるとすぐに汚れてまいりますので!」
共用奴隷は土下座したまま、上ずったような声で答えた。 それを聞いて英玲菜が笑いながら付け加えた。
「って言うかこいつら、夏休みって言っても奴隷の分際がどうせ他にやることもないだろうし、人がいてもいなくても、こうやって毎日毎日、地面に這い蹲って働いてるのがお似合いよ。どうせ大した仕事もやってないんだし。。。
毎日その辺でぼんやりゴミ拾いしてるだけでしょ?」
そう言って英玲菜は足許に土下座する共用奴隷の脇腹を、右足の爪先で軽く小突き、そのまま頭を踏んだ。そしてゆっくり踏み躙った。
英玲菜としては、ただ暇つぶしに奴隷をイジってからかっているだけのつもりなのだが、当の奴隷は恐縮の極みにあるようで、「は、、はいぃ、、、」と呟いたきり、額を地面に何度も何度も擦り付けるばかりだった。
おそらく『返す言葉もございません。恐縮の念に堪えません。』というのを表現しているのだろう。 英玲菜は足の下の奴隷の頭が、彼が額を地に擦り付けるのに合わせてコソ、コソ、コソ、と動くのを感じた。
まるで額で地面に穴を掘ろうとしているみたいだな。英玲菜はそう感じて、思わず口に手を当て「フフッ」と鼻で笑った。
そんな英玲菜とのやり取りを見ていると、最初は、(ずいぶん教育が行き届いているな)と感じた茉莉だったが、急激にその奴隷が最低に無能で救いようもなく無様なように見えてきた。
そうした印象を実際に口に出して英玲菜に言ってみると、英玲菜もニッコリ笑って、「ほんと、その通りよね」と深く頷いた。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています