>>760のつづき。

「…お許しください!逝かせて!逝かせてください!」
何度もの寸止めオナニーのすえ、男が泣きそうな顔でお願いするのを、少女先輩は目を細めながら楽しむ。
「逝けないように手伝ってあげるね?」美女が笑い、鞭を振り上げた。
打擲音が響く。
ひい!と男は声をあげる。
「ダメよ。おちんちん弄るのを止めてはダメ。」
少女先輩が微笑む。
「キミがエッチな顔しながら苦しむ姿が好き。もっと見せて。」
うふふ、と少女が笑う。
ゾクッと男の背中を走ったのは、恐怖か悦びか。男自身にもよく解らなかった。
何度めかの妄想寸止めオナニーを繰り返しながら、男はあの二人への思いを高めていく。
少女先輩が男の胸を脚で突き飛ばす。
仰向けに転がった全裸の男。
そのお腹に少女先輩がお尻を乗せて座る。
「ねえ?ドマゾくん?」
声を掛けながら、靴底で男の頬の辺りを踏み、ぎゅっと踏みにじる。
「あの時、私が勃起ちんちん触ってたら、キミはとっくにこうなれたんだよ?」
クスクスと、少女は笑った。
「でも私は触らなかった。…意味が解るよねえ?」
うふ。うふふふふ…。
少女と美女の笑う声が、男の脳内にこだまする。
ガチガチに勃起した包茎のまま、男は名刺とスマホに手を伸ばした。
独り暮らしのアパートと、出世とは縁の無い安月給の仕事に未練はなかった。