>>834のつづき。

揺れる護送車の車内でも、男の勃起は収まらない。昨夜の女性警察官たちに何かを盛られた…そうとしか考えられなかった。
不思議と怒りは湧いてこない…ただ、得体の知れない薬物への恐怖感と、女性のための生きた玩具となった気がして、包茎を硬くする。
女性たちの足元に土下座して、嘲笑われながらマゾオナニーを捧げることを想像すると、異常なほどの硬さを保つ包茎が疼く。
時々車が止まり、入れという声と共に人の気配がして、降りろという声と共に気配が消える。
ギンギンに勃起した包茎を堪らなそうに揺する姿を、恐らくは同じようなマゾ男たちにも見られた…そう思うと恥ずかしい。
袋で隠された顔が羞恥で赤くなるのが自分でもわかった。
…いつ、自分は下ろされるのだろう?
不安になりながら待つうちに、また車が止まった。
扉が開く音がして、男の前に人が立つ気配がした。
頭を隠していた袋が取り上げられる。
「降りろ。お前はここだ。」
ようやく自分の番が着た。緊張と期待の混じりあった思いをしながら、男は自らの首輪につながるリードを車体から取り外す女性職員の胸をボンヤリと見つめた。