カッカツカツカッカツカツカッカツカツカッカツカツ
カッツーン カッツーン カッツーン カッツーン
カツカツカツカツカツカツカツカツカツカツカツカツ
4人目の虚像もまたレイのクラスメイト。歩調と衣装は同じだが、手には何も持っておらず、
靴音のリズムそのままに、流れる動作でスカートの中身に吸い付く。
カツカツカツカツカツカツカツカツカツカツカツカツン
ズチュ!ズチュ!ズチュ!ズチュ!ズチュ!ズチュ!ズチュ!ズチュ!ズチュンッ! 
ピギィ!ピギィ!ピギィ!ピギィ!ピギィ!ピギィ!ピギィ!ピギィ!ピギィンッ!
ドピュ!ドピュ!ドピュ!ドピュ!ドピュ!ドピュ!ドピュ!ドピュ!ドピュンッ!
やはり枯れるまで吸い出すと、単調な舞の列に加わった。
カッカツカツカッカツカツカッカツカツカッカツカツ
カッツーン カッツーン カッツーン カッツーン
カツカツカツカツカツカツカツカツカツカツカツカツン
ズチュ!ズチュ!ズチュ!ズチュ!ズチュ!ズチュ!ズチュ!ズチュ!ズチュンッ! 
ピギィ!ピギィ!ピギィ!ピギィ!ピギィ!ピギィ!ピギィ!ピギィ!ピギィンッ!
ドピュ!ドピュ!ドピュ!ドピュ!ドピュ!ドピュ!ドピュ!ドピュ!ドピュンッ!
5人目、6人目、7人目、同じ姿の少女が現れては吸い、枯らし、踊る。
そして45人目が列に加わり、クラスメイトが集合すると、中央の3人が抜刀して剣舞を始めた。
いや、違う。剣ではない。その証拠に鞘は無い。鞭だ。それも革鞭ではなく、もっと硬くて重い何かだ。
3人の才媛はセーラー戦士を打ちのめすのに十分な力を備えた剛鞭で、
ダンスのリズムに合わせて代わる代わるにレイを打ち据える。
カッカツカツカッカツカツカッカツカツカッカツカツ
カッツーン カッツーン カッツーン カッツーン
ゴチゴチゴンゴチゴチゴンゴチゴチゴンゴチゴチゴン
ピグピグピギピグピグピギピグピグピギピグピグピギ
レイはクラスメイト全員からふたなり雌豚となった事を祝福され、喚起に震えた。
祝いの宴はあたかも邪神に供物を捧ぐ邪教の儀式のようであり、事実そのとおりである。
彼女たちは大いなる暗黒の支配者に使ええる巫女として生まれついたものたちであり、
ここで繰り広げられる歌舞音曲は闇を讃えるミサである。