んではまず書いてみる。

周囲の女性客達の視線を浴びながら、まことは車両中央に立っていた。
左手でつり皮を掴み、そして右手を股間に伸ばす。
(みんな……みてる……)
当然だろう。彼女ほどの美少女、長身でグラマラスな美少女というだけでも注目を浴びる
のに、肌も顕な露出コスチュームに、股間に大きなテントまで張っているのだ。
(はずかしいよお……)
極薄のスーツ生地をつきやぶりそうにいきり勃つモノを掴み、まず布ごしに二、三度しごく。
「うそ……」
「やだ……!」
嫌悪と好奇心をないまぜにしたような声が耳に届く。あまりに恥ずかしくてこのまま逃げ出し
たいが、妖魔との取引なのでそれはできない。
(うう……!)
諦めて、堅く大きくそそり勃つモノを露出させた。
「いやああ!」
「おっきい!」
「……あの人より大きいわ……」
様々な声がまことをさらに辱める。だが、不思議なことに「ここは女性専用車両だから
出て行ってください」とは誰も言わない。
妖魔が身につけた香水の香りが女性客たちの理性を弱めているのだ。
さらにその香水の作用は、ある特定の香りを心地よいものと感じさせる作用も持っている。
まことの先端からじくじくと漏れるカウパー腺液の香りだけで、周囲の女性客たちは軽く
興奮しているのだ。もし彼女が射精したら、精液の香りはそれだけで女性客たちを絶頂させ、
淫乱女の集団へと変えてしまうだろう。
そして、まことは女達の視線を浴びながら、股間に生えた肉柱を右手で扱き始めた。