ttp://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080418/crm0804181736014-n1.htm

【法廷から】不倫の末に脅迫…悪いのは男か女か

妻子ある男性と交際し、出産までした末に捨てられた女性(36)が、インターネットの
「復讐(ふくしゅう)請負サイト」を使って男性の妻子を脅迫−。東京地裁で17日に開かれた
初公判で、証言台に立った被告の女性は、背中を丸めて、伏し目がちに訥々(とつとつ)と
犯行に至った経緯を語った。

 被告が問われたのは脅迫などの罪。起訴状によると、被告は平成19年5月3日夜、東京都中野区の
男性方に「身代わりになって責任を取ってもらう」などと書いた手紙を置いて、男性の妻子を脅迫した。

 検察側の冒頭陳述などによると、地元の放送局に勤めていた被告は17年5月、単身赴任中だった
男性と交際を始めた。男性には妻子がいることは知っていた。

 被告は男性の子供を身ごもった。しかし、男性は18年夏、被告との結婚も、子供を認知することも
拒否し、去っていった。翌19年1月、男性の子供を出産した。

 被告が「復讐請負サイト」にアクセスし、男性への嫌がらせを依頼したのは18年夏だった。