>>508
つづき

「ひいあ…はあはあ…もうやめ……くるひ……。」

「苦しい?そりゃ苦しいよねえ。
でもアンタがやった事に較べたらまだ全然マシだよ?」

「ごめ…なさ…い……。もうしま…せん……ゆるし……。」

「許されるとおもう?
女の子を金で売って、何人もでレイプさせるなんて……
最悪。」

そう言うと、凛子は必死で命乞いをする健介を床に放り投げ、うつ伏せになった健介の後頭部を思い切り踏み潰した。

「なんでもしますから…もう…たずけて…」

全裸で大の字になりながら、健介は必死に懇願した。

それを聞いた美咲が健介のもとへ歩み寄り、しゃがみこんで髪を鷲掴む。
そして、健介の泣き顔を覗き込みながら言った。

「あは。なんでもしますだって(笑)
どうする陽菜?」

いつもの陽菜であれば、さすがにもう許していたことだろう。

しかし、不思議なことに、今の陽菜にはそんな感情は微塵も現れなかった。
それどころか、目前の醜い男が懇願すればする程に、この男に対する被虐心が沸々と沸いてくるのであった。