>>511
つづき

「ほら。もっとちゃんと舐めろ。」

命令と共に踏みつける脚にジワジワと体重を乗せた。
苦しさで豚の舌が止まる。
その直後、四つん這いになっていた健介の脇腹を美咲の脚がえぐった。

「何さぼってんの?」

「アグアアアアア!いだ…いぎい……やめひぃ……」

悶絶する豚。
しかし息つく間もなく、今度は陽菜の右脚が鳩尾を捉える。

(ボゴオッ)

「あびゃあぶひぎい……もう…りゃめえ……」

「豚の分際で何人間の言葉喋ってんの?
ムカつくんだけど」

そう言って健介の体を起こすと便座に座らせ、鳩尾や脇腹を今度は拳で何度も殴りつけた。

「ぶひぃ…ぶひ…ゆるひ……げぶう」

また白眼を剥きそうになっていたので、陽菜は咄嗟に髪を掴んで健介の顔を便器に押し込んで目を醒まさせた。

そしてもう一度床に土下座させると、最後に無情な宣告を突き付けた。