叔父が寝室に入ろうとしたのが分かった瞬間、叔父の腕の中で抵抗した
。やっぱり寝室=やられる と思ったし。
でも、叔父の「いい加減にしなさい、今日は何もするつもりない」という言葉で私は抵抗するのをやめた。
寝室の中は普通のシンプルな部屋だった。大きめのベッド、本棚、そしてテレビに机があった。
叔父は私をベッドの上におろすと部屋から出て行ってしまった。
普通だったら、なんで逃げ出さないのか?と思うかもしれない。
でもね、この時はどうしても、親の借金を返してくれた叔父さんが悪い人に思えなかったし、
叔父の何もしないから。という言葉を信じてしまっていた。

数分後、叔父は袋をもって戻ってきた。