第4R

「いやああーーっ、みんな見ないでえーっ!!!」
猿ぐつわも外された梨華は、この日いちばんの大きな声で泣きじゃくった。

20分も排便を我慢させられた成果が、洗面器の中に納められていくかの様だった。
便秘ではないにもかかわらず、排便された量の多さは、少女が出したものとは
思えないほどだった。同時に、失禁もこのときしていたのを医師は見逃さなかった。
「つらかったでしょ。でもこの浣腸でまたひとつ、おなかも梨華ちゃんも
もっときれいになってる。いまの梨華ちゃん、浣腸する前よりもずっとすてきだよ・・・。」
その言葉をきいた後で、梨華は大粒の涙を流したまま、タンポンを引き抜いてもらい
おしりを拭いてもらったまま、医師の胸のなかで気を失ってしまう。
その表情は、拷問の仕打ちを受けたとは思えないかのような、ほっと安心したものだった。

「きょうは来てくれてありがとう。すごくつらかったでしょ。
圭織がきてくれるとは思わなかった。」
全裸姿の圭織を抱きしめながら話しかける。圭織は家庭内での不幸があり
しばらくの間涙が止まらない日々を送っていた。

「本当にだいじょうぶ?耐えられなかったらまた次の機会にするけど・・・。」
「ううん・・・。つらい気持ちは・・・まだ消えてないけど・・・
ここに来たのは、かおりの意思だから・・・。それに、先生にも
みんなにも・・・いっぱいはげましてもらった・・・。きょうは・・・
みんながいるせっかくの機会だから・・・、恥ずかしくていやだけど・・・
みんなといっしょに・・・、かおりにも・・・浣腸おねがいします・・・。」

圭織の表情を見ると、羞恥でいっぱいだったが、医師にはそれは浣腸に対するものに見えた。
「いっぱいエッチな浣腸してあげようね。どんなに泣いてもやめないよ。」
そう言いつつも、ほっぺにくちづけしたあと、その可憐な身体を抱き上げてもらう
相手の優しさに、圭織はこのあとの浣腸を受け入れる思いになっていくのだった。