「きゃっ」
恵美が思わず声を上げた。谷田のズボンが脱げたのである。
谷田はブリーフ姿で棚の下に逃げ込んだ。
恵美は棚の下にもぐり込み、谷田を引きずりだそうとしており、棚からスカートの尻を出している格好になった。
「面白くなってきたわね」
美和は彩華を呼び耳打ちをした。
「えっ、私がですか?」
美和は恵美の尻を見ながら言った。
「そうよ、面白いじゃない」
彩華は不快な顔をして返事をした。
「わかりました」
恵美は棚の下に隠れている谷田の足を引っ張り、引きずり出した。
「うわぁっ、たすけてー」
恵美に足を掴まれた白いブリーフ姿の谷田が、引っ張り出された。
「谷田、そこに座りなさい」
美和は谷田をソファーの横に正座させた。
「恵美、来て」
美和は恵美を横に呼び携帯を見せていた。