江戸時代とかわりと男女の立場って逆転してるよね。武家だと普通、妻のほうが地位が高い。将軍家の正妻が天皇の娘だと位階は女性のほうが高いし、武家はビラミッド型の支配体型だから正妻の多くは、夫より妻のほうがいい家の出身だ。
(ピラミッド型だと、家を継ぐ男は一人だけ、複数いる女は下位の家に持参金付きで出される)
幕末の幕府の能臣とかも、出自は大身旗本から貧乏御家人までいるけど多くの嫁さん大名の姫だったりする。ちなみに持参金は妻個人の財産なので夫は使えない。
 江戸に限定すると男女比が10対1とも言われ、女ひとり旦那が数人が普通。女からの離縁は難しくないが男から事実上は難しい。 もっとも、そういった史実は置いといて、男尊女卑ってことになってるけどね。