●女子同士の性的いじめ●
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●『女子生徒同士』又は『女教師と女子生徒』による陰湿な性的いじめ、リンチについて中学生、高校生時代に体験した(又は噂話、伝聞でも可)お話を書き込んでください。
●エグければ、必ずしも『性的』でなくてよいです。
●最近のイジメ(ネットや携帯その他を駆使した学校のイジメ)の情報を知っている方がいましたらお聞かせください。
●同級生、下級生に命じられての『公開オナニー』『公開ストリップ』『恥芸』『強制売春』『公開セックス』…など、“させた”“させられた”経験を持つ方の書き込みをお待ちしております。
●過去のイジメられ経験によって『マゾ』になってしまった女性の方がいましたら、いつも妄想しているオナネタをお聞かせください。
いじめてた話を自慢げにしてるのは効いたことあるけど、実際見たことはない
私は見たら止めようとか思うのだろうか >>404
それいつの話？
バスケや鍛えてたのはいつまで？
体大きいの？
男には従順？ >>404
お盆でダンスとは？
>>408
注意するやついるだろう >>385
高校生？
男をいじめたことはない？
>>404
男をいじめたり、
喧嘩などで男を倒したり、男の股間を攻撃したことはない？ いじめてると楽しい？が少し罪悪感
いじめられると本当に死にたくなるが死ぬ勇気も無い現状 >>409
中学から高校頃の話、バスケは中学からで、高二までやったかなー
体は、私はそこそこ、その娘は小さいかな
男には従順だよ、びびりまくってたから
>>410
全裸でお盆二枚だけ渡して身体を隠しながら踊らせたの
かなりバカみたいで笑えたよｗ
>>411
あるよ～
>>414
リアクションしっかりしてくれたらしてる側も楽しいから頑張ってね >全裸でお盆二枚だけ渡して身体を隠しながら踊らせたの
>かなりバカみたいで笑えたよｗ
こんなことされて、笑われてたら、怖くなって逆に逆らえないだろうな。
なんても言うこと聞くようになるんじゃない。 >>416
拒否したらお仕置きとかやったし、何でも言うこと聞いたねー
全裸プリとかやったし、ちょっとあげてる後輩は一時期デブらせようとしてたし
遊べるには遊べたよー >>417
拒否した子もいたんだ。
当然だよな、いて。
お仕置きってどんなことしたの、それもほかの部員の前でやったのかな。 >>418
ってか、最初らへんは嫌がるよ～
まだ学習しきれてないから、逆らったらダメって
お仕置きは下の毛を全部剃ったり、誰かが持ってきたお母さんだかの浣腸入れてみたり
あそこ広げて観察とかもしたかなぁｗ
部活内でやったり友メンでしたりもしたよ 下の毛剃られるのは、思い切り股間広げなきゃいけないし
少しでも動いたら、オマンコ切っちゃうし
怖いだろうな。
浣腸かそれいいねえ、バケツなんかに排泄させたのかな。
処女の子だとホント綺麗なおまんこしているのかな。
詳しく解説できるしね。 >>420
そーそｗみんなの前で足を広げさせてさ
「動いたらクリトリス切れるよ」みたいにふざけてたら、泣いて鼻水垂らしながら必死に我慢してて笑えたｗｗｗｗ
最初はツルツルにして次はハートみたいな形を目指して整えたりしたねー
浣腸は笑えるけど臭いきついからあんまりやらなかったんだよね
バケツでしたときはがに股でバケツにまたがらせて、バケツん中にその娘の下着入れてゴムボール投げて当てて遊んだ
あれって我慢しないで直ぐ出せば液だけ出るのに我慢したから大惨事ｗｗｗ
あー、綺麗は綺麗だったかなぁ、ビラとかなかったし、ってか閉じてたし
最後にはグロくなってたけど >>417
デブ化気になる
性的ないじめも良いけど容姿を損なういじめも萌えるw >>422
プロテインと安いチョコを買わせて毎日毎日食べさせてたねー
何ヵ月かしたら結構細かったのに大分ぶよぶよになって、にきびだらけになってて笑えたよ >>415
男との喧嘩か暴漢相手にキンタマを仕留めた話教えて
喧嘩強いの？ >>421
素人の女の子が剃るんだから、怖いよな。
ある意味最高の拘束になるもんな。
泣いてもオマンコだけはぴったりと止まってるんだもん奈。
浣腸は確かに臭いよ。
でもそんなかに下着を入れるなんて考えもしなかった。
不思議と我慢しちゃうんだよ。
でも、我慢しないでだしたりしたら、また罰与えるんでしょ。
綺麗なオマンコだったろうな、見てみたいよ。
どうしてそんなにグロくなるの？ >>425
おもっきしスレチだからこめんねー
>>426
そーそｗわざと「あっ」とか言うと呼吸まで止めて固まるから笑えて笑えて
向こうに目隠しさせたり、逆にこっちが目隠ししてやったり結構楽しめたかな
剃ったあとはチクチクするみたいで、よく押さえてたのがまた笑えて
アイデアウーマンだから私ｗｗｗ
最初はバケツの代わりにカバンとか思ったけど、零れたら最悪だから止めた
我慢しない出だしたら我慢するまで繰り返し、インターバルにあそこを蹴りあげ、かな今更だけど
そりゃほじくり回したし、男子にやらせたから >>427
Ｓ女性なんですか？
Ｓになったいきさつはありますか？
男にも怯まず勝ったりしてるようだから、男をいじめ倒してきてそう >>427
あまりの緊張で痛いのかどうかもわからなくなってるからね。
声出されたら、止まっちゃうよ。
目隠しは怖いだろうね、オマンコに神経集中しまくり。
押さえるのは、普段の生活とかの時かな。
無意識にオマンコに手が行く。
アイデアだよ。
繰り返しの浣腸か、マン蹴りも金玉同様結構いたいんだってね。
ほぐし回すって、どんなふうに。
処女のオマンコが苛めてセックスさせられビラビラマンコか、泣いたろうね。
生理の時なんかどうした？ >>428
別に普通だよ普通
Ｓんときもあるし、相手によってはＭるくらいだし
>>429
そーそ、授業中とかにも触ってるからテンションあがってる子なんか
「あいつオナってない！？」って叫んだりして大爆笑ｗｗｗ
マン蹴はキン蹴りみたいに前かがみに倒れたねー
痛いのは痛いらしくて「痛い？」って聞くと必死に首を縦振りしてた
一番反応良かったのは目隠しでゴム鉄砲だけどね
どんなって、指か歯ブラシの柄か、言ったようにバイブでかな
やっぱりヤリたい盛りだから、10人くらいとはやってたと思う
貸したりしたからもっとかもだけど、私が知るかぎり10人くらいでまわされた後なんか真っ赤に腫れてたし血も出てたね >>430
ありがとう
自分は男でＭ寄りなんだけど、
なんか430さんのそのＳっぽいと思ってしまった
430さんが他の人にも言ってたようにスレ違いになるから、
他スレにきてもらっていいですか？
良いときは、趣旨にあうスレ探してきます！
男をいじめた経験や男に喧嘩で勝った経験や、
痴漢を退治した経験があるのかわからないけど、
あるのなら話したいし話を聞かせてほしい >>430
前にかかれてたけど、女性同士でオナ話するの？
開放感あるね、セックス経験も豊富そう（何人？）
オナはどのくらいのペースでしてる？
あと話や経験から女のオナペースはどのくらいが平均かわかる？
まんこ蹴りは凄いねー
女同士の喧嘩でもよく使用しているとみた！
金玉蹴り上げもやったことあるんだっけ？
どんなに鍛えた男でも金玉だけは生まれたときからそのままで鍛えられない箇所。
大変脆い致命的な急所だから、やはり蹴る時にも、ためらい（躊躇したり軽くだったり）はあったとおもうけど、
まんこ蹴り上げは躊躇なし？
ちなみに金玉は掴んで握り絞めると男は動けず、
何もできなくなり従順になるから効果あるよ
けど女にはそういう握られた瞬間やかすった程度でも動きを封じられたり、
蹴られて、のたうち回り足元でうずくまり、うめき声あげたり気絶したり、
そういう箇所がないから、
そういう意味では女の動きを封じるのは大変かもしれないねえ >>431
別に良いけど満足させられる話が出来るかはわからないよ？
男をいじめた経験と痴漢撃退はあるけどねー
私自身そんなに強くないし
>>432
オナ話しくらいは普通に、経験は私は8人くらいかなぁ
オナは毎日、かな多分ｗ
まっ、これもスレチだねー
まんこ蹴りあげるときはガチでは蹴らなかったかな
ガチでやってる子もいたけど >>433
へー女子同士でオナ話するんだね
雑誌みても近年オナ推進がやたらあるらしいが、
話するのはタブーなイメージだった
毎日は体力あるねぇ。Sexする前後の時間帯にもしてそう
8人（女性は実際より少なめにいうらしいが）ならSexもかなり手慣れてそうだね
やはり、まんこ攻撃は手加減していたんだね
でも本気で蹴り上げていた人もいたのは凄いね
逆にいうと、まんこは強いってことかもしれないが >>433
サンキューです
ピタリとはまるスレッドがなかった
性的かわからないし痴漢撃退もふくめ、
とりあえずここでお願いしたいです
似たスレッドはいくつかありました
http://same.ula.cc/test/r.so/pele.bbspink.com/sm/1355755711/l10?guid=ON
あとは独身女性板に女尊男卑、男をいじめるとかいうスレッドが一つ >>434
今カレはセックス下手だからｗ終わったらオナるね
セックスはまぁまぁ慣れてるよ
強いってより加減できない年頃だったから >>430
授業中なんて最高に気になるよ。
勉強南下するわけじゃないだろうし、オマンコさんざんおもちゃにされてるんだもんね。
マン蹴りやっぱ効くんだねえ。
目隠しゴム鉄砲か、ホントアイデアウーマンだね。
素っ裸にしてまた広げて、ゴム鉄砲なのかな
歯ブラシってブラシの部分でクリを刺激すると最高なんだって聞いた。
貸し出しかあ、やられまくりだね。
そんなオマンコ広げて笑ってたのか、腫れたマンコにいたずらしたのかな。 >>437
皮を引っ張ったままテープで留めてクリをむき出しにさせてから、下着を思い切り引き上げたりしても授業中ずっとそわそわしてたし
テープは普通にガムテープだったから、貼った場所がちょっとかぶれて、また痒くなってたりしたよ
マン蹴はお腹に響くみたい
いや、目隠しさせたらそのまま蹴り飛ばしてこけさせたら
あとは皆で周りから撃ちまくりかな
最初は避けようともがいてて、最後は丸々から、丸まったら蹴って蹴って蹴りまくるｗｗｗ
最高って言うか挟んでゴシゴシしたら動物みたいに叫んでたよ
男とか、先輩に貸したら結構殴られたりして帰ってきたね
グロくなったら後輩に見せたりして笑ったね >>438
はじめて異物を入れたときの反応とか、
よかったらもっと詳しく話してほしい。
悲鳴は？「きゃー！」みたいな感じ？
痛がり方とか、表情とか。
出血したりはなかったの？ >>438
その準備中もぶるぶる震えるほど怖かったろうね。
セックスの時だってそこまでするかどうかだもんな。
剥がす時も痛かったろうね。 皮の部分じゃそんなに濡れないだろうし。
剥がした後もいじめ続くわけだ、一人で歩いているとスカートを通してマンカキか。
マン蹴り時には子宮破裂もあるくらいお腹には響くんだよな。
みんなで蹴りまくり、裸にされ浣腸され、凄いな。
おしっこ漏らしたりしなかった？
おしっこだっていじめに使ったの？
挟んでゴシゴシか、そんなに強いイメージじゃなかったんだよ。
痛さと凄い快感とかな、
先輩に貸すとなんで殴られるのかな。
マンコピアスされないだけまだいいかな。 >>439
初めては、何を入れたかなぁ、多分シャーペンとかボールペンとかだったけど
記憶にあるやつなら蛙かな、生きたやつを無理矢理入れようとしたら
珍しくバタバタ抵抗して、足を閉じようとしながら
「ほんとやめてください！バイブが良いですバイブが良いです！」とか泣きながら叫んでたよ記憶あるね
>>440
おしっこ漏らしたりはしてたね、自分の服でふかせたりしたし
あとは男子にペットボトルにおしっこさせて、それを飲ませたりはしたかな
自分のを飲ませてる娘もいたけど、私はしなかったよｗ
ヤンキー入ってる先輩だったから、セックスしながら殴ったりしてたみたい
嫌がったりしても殴ったりしてたかなｗ
ピアスとかはなかったね、根性焼きとかはあったけど >>436
この話題は最後に、
彼下手なのか
彼にはわからないようにこっそりオナるの？ >>441
やられていた女子は今はどうしている？
元気にしているといいな >>442
同棲してないから普通に
>>443
一時期ヤリマンやってから引きこもりになったらしいよｗｗ >>444
一応彼にはわからないようにオナってるんだね
女傑みたいなタイプかと思いきや、なかなか、しおらしいね
Sexした夜、一緒にいる場合はムラムラして我慢するの大変そう
寝てる横でこっそりか >>444
自らの意思でヤリマンになってのか
引きこもり可哀相
444は反省しろ、とＭ寄りの俺が言ってみる
逆に444から調教指導されちゃいそうだけど。 >>441
蛙はいやだろうなあ。
そりゃ泣き叫ぶよ。
異物っていっても、生き物が出てくるとはね。
おしっこはあったろうなと思ったよ。
慣れちゃえば、結構飲んだんだろうな。
根性焼きってやったこと無いけど、
オマンコをタバコで焼くんでしょ、結構肉が焼けるにおいするものなの
その後は一生消えないのかな。
生理中はいじめどうしたの？
汚いからそのこは見学させたとか。 >>446
反省はしたよー、でももう昔の話だから
>>447
虫は触りたくなかったから蛙くらいが良いんだよね～ｗ
慣れたらごくごくだったね
むしろ痛かったりしないから嬉しげ
そこ以外もするよ手とか胸とかも
匂いはあんまりしない
生理中は普通に芸させたりかな >>448
蛙だって気持ち悪いよ。
それをオマンコなんて、入れられる子は悲鳴だよな。
慣れれば何でもないか、おしっこなんてそんなもんか。
やけどの跡いまものこってるんだろうな。
生理中はやっぱ汚いっていうのが先だったのか。
授業中バイブ突っ込んだままとか、ノーブラで乳首透けたりとかさせたの？ >>441
>自分のを飲ませてる娘もいたけど、私はしなかったよｗ
これって、どういう風にのませたの？
顔を跨いで、直飲み？ 携帯で動画撮影しなかったのかな？
もし動画うｐすれば、↓ここの住人喜ぶぞｗ
http://kilauea.bbspink.com/test/read.cgi/ascii/1366532463/l50
個別配布であれば、俺なら100万は出すな。日本人のいじめ動画なんて
レア中のレアだから。 女子グループがパシリ扱いの男子に犬のウンコ持ってこさせて、それを虐め対象の女子の前に置いて
「マンコに電球入れて蹴るのとコレ食べるのどっちがいい？」って脅して食べさせた話を聞いたことある
最初は何度も吐きそうになりながら必死に食べきったんだって、そんな事を連日繰り返していたら
犬のウンコを用意するのが面倒になって「本人にその場でひらせればいいんじゃない？」という事になって
放課後に確実に出るようにそれ以外に大をすることを禁じたら我慢しすぎて便秘のようになって
どうしても出ないようで、仲良しグループのようにドラッグストアに強制連行して本人に浣腸買わせて
店のトイレで注入させてそのまま適当に連れ回したんだって
そしたらその娘は「お願いです、トイレに行かせて下さい」って何度も何度も必死に懇願して
公園の茂みに連れていってレジャーシート広げて「今日はここがオマエのトイレだよ」って
限界だったその娘はものすごい勢いで泣きながら脱糞してそのまましゃがんで泣いてたけど
「いつものように食べようね～」と電球をチラつかせて満面の笑みで言ったんだって
「もう嫌、許して下さい」っとごねるから電球ねじ込みかけたら観念して食べ始めたけど
浣腸液が混ざってるから吐き気を催すみたいで吐き出しちゃって食べれなくて電球グリグリ
しながら追い込んでどうにか完食させたんだって、でもしばらくしたら吐き気がこみあげて
「口から出したら許さないよ」って脅したら口を手で押さえて必死に耐えて口と胃の間を
ウンコが何往復もしたんだって、でも結局吐き出しちゃってゲホゲホむせながら全部出して
「あーあ、また最初からやり直しだね、なんかゲロ混ざってるけど全部食べてね」って鬼だよね 元レースクイーン、ワンギャル、モデル、ミニスカポリス、キャンギャルの七森美江と斉藤繭子がお揃いのモルツの黄色いハイレグレースクイーンのレオタード姿で年下のぶさいくデブス醜女二人組に性的にいたぶり犯されるシチュが見たい。
スタイル抜群な長身スレンダー美女の七森美江と斉藤繭子がデブス醜女におまんこをハイレグレオタード越しに指マンとクンニと電機按摩で犯されてゆく。何度も何度も繰り返し残忍なレズレイプで無理やり強姦されてしまう美江と繭子。 >>458
作り話ならそれはそれで評価する。
もっと書いて欲しい 小学校から高校までずっと同じ学校だった女子グループがいたんだけど
その中にちょっと雰囲気の違う大人しくてかわいい子がいて、体が弱いらしくて体育の授業はいつも
見学しててプールの時もずっとジャージの長袖長ズボンで小学生の時は私服も一年中長袖長ズボン
中学や高校で夏服になってもいつも制服の下に長袖シャツとタイツ着けてて首から上と手首から先しか
肌を見たことがなかった、後で知ったんだけど仲良しグループのように見えて全員でその子をいじめてて
中学くらいから夏になると「どうせ体育もプールもさぼるんだし問題ないよね」ってリーダー格の子の部屋で
全裸にして頭に袋を被せて手袋させてベランダ際に寝かせて卑猥な言葉やマークをテープで全身に貼って
強制的に日光浴させて日焼け跡をつけらていたんだって、それがシミになって残ってしまって大学にも行かずに
引きこもっているんだってさ 【１年Ａ組共有ペット：同級生：『高阪瑞穂』『滑川ゆき乃』】（１）
『……えっとー、あたしヨーグルトとーぉ、午後ティーとーぉ、ちっちゃいチーズケーキね。 あとメグとミカコはなんか欲しいもんない？』
『え、いいのぉ？ラッキー♪ じゃ、あたしペプシでー。』 『わたし、ウーロンねー。あとポテチもー。』 『あ、やっぱあたしもウーロンで。それとプリンも追加ね。』
『……だそうです♪ オーダーちゃんとおぼえたかなーぁ、瑞穂ちゃーん？ もしマチガって買ってきたらー、また紅音にひどーいオシオキされちゃうよぉ？』
『あとはさー、オマエのセンスでー、みんなの分のお菓子もテキトーに買っとけよ。 わかったァ？たれぱん』
『あれぇ？ 瑞穂ちゃんお返事しないんですけどーぉ？？』 『 ワ・カ・ッ・タ・カ・？ って聞いてんだけどアタシぃ(怒) 』
『………………はい。。』
『きゃははっｗ 同級生相手に「はい」とかｗ こいつプライドないのかなーぁｗ』 『でも返事すんの遅すぎだし。てかオマエいま、、かるーく不満そうな顔したでしょお？』
『ぃぃぇ。。』
『はははｗ なんか「そのお金はどうすれば？」みたいな顔してない？』 『はぁァ？決まってんじゃん。 とーぜん〝たれぱん瑞穂〟のオゴリコースでしょｗ なんか文句あるぅ？』
『…………ぃぃぇ。ないです。』
『声ちっちゃーいｗ もしかしてフテくされちゃってるのーぉ、瑞穂ちゃあん？ こぉわーいｗ』 『くすくすっ ねえねえ、もしかしてあたしにキレてんのかよ？ たれぱーん』
『……………………………………ぃぇ』
『は？聞こえねーし。あたし「キ・レ・て・ん・の・か」って聞いてるんですけどぉ！』（………ぱちィィィン！）
『ッきゃァァ!!!!! いいえっ！キレてませんっ、、ごめんなさいっ。。ごめんなさいっ。。』
。 『えっと、わたしはー、ヨーグルトとーぉ、午後ティーとーぉ、ちっちゃいチーズケーキね。 あとメグとミカコはなんか欲しいもんない？』
『え、いいのぉ？ラッキー♪ じゃ、あたしペプシでー。』
『わたし、ウーロンねー。あとポテチもー。』
『あ、やっぱあたしもウーロンで。それとプリンも追加ね。』
『……だそうです♪ オーダーちゃんとおぼえたかなーぁ、瑞穂ちゃーん？ もしマチガって買ってきたらー、また紅音にひどーいオシオキされちゃうよぉ？』
『あとはさー、オマエのセンスでー、みんなの分のお菓子もテキトーに買っとけよ。 わかったァ？たれぱん』
『あれぇ？ 瑞穂ちゃんお返事しないんですけどーぉ？？』
『 ワ・カ・ッ・タ・カ・？ って聞いてんだけどアタシぃ(怒) 』
『………………はい。。』
。 【※>>467←は間違いです。連投スミマセン。】
【１年Ａ組共有ペット：同級生『高阪瑞穂』『滑川ゆき乃』】（２）
『あははっｗ いーい音ぉ。 紅音のビンタ、さくれつーぅｗ』
『……っひう、、ぅぅ、、ぅッ。。』
『あーあ、泣いちゃった♪ この女うぜーぇｗ』 『ふてくされた顔とかさー、涙目になるのとかやめてくんないかなーぁ？ まるでウチらがイジメてるみたいじゃーんｗ』
『そうそう。でさー、なに大げさにうずくまってんのぉオマエ？ そんな泣きマネしたってさー、このクラスのみんなはダぁレも助けてくんないよ？ｗ』
『でしょお？ こーいう被害者ぶった感じがイラっとくんだよね。ドレイの分際でさあ。 なぁ、たれぱん？ オマエの立場ってさー、、、ナンだったっけぇ？？』
『っひうッ……………はい。。わたしは、、高阪瑞穂は、、、紅音さんの……っ、奴隷です。。っう……。』
『くくっｗ そうだよねえ？ あたしにー、ドレイとして可愛がってもらってるんだからー、とーぜんお金貢いだりパシリやって恩返ししなきゃいけないよねーぇ？ こんなおやつ代なんてさー、このあいだ払った〝上納〟にくらべたら安いもんでしょお？』
『……………はい。。……すみませんでした。。』
『えっ、上納？ 瑞穂からいくら貢いでもらってんの紅音？』 『えっとー、いちおう月10万がノルマっすねｗ まだ１回分しか貰ってないけど。 払えなかったら10万円ぶんイロイロやって楽しませてもらうからｗ』
『そーなんだー、だから最近の紅音って羽振りイイんだーあ』
『バレたぁ？ あたしが「携帯代足りない」って言えばソッコー払ってくれるしー、コンビニにいて「アレ欲しい」って言っちゃあ万引きさせるしー、けっこう便利なんだよねコイツｗ』
『へー、うらやましーい』
『ま、そりゃ奴隷なんだから当然でしょ、そんなの。生きてる価値がない〝虫けら〟なのにー、ウチら人間様に生きさせてもらってんだからさー、せいぜい奴隷としてセッセと働いてー、ウチらの学校生活を愉しませてもらわないとねｗ』
。 【１年Ａ組共有ペット：同級生『高阪瑞穂』『滑川ゆき乃』】（３）
『きゃははっ、ソレ言えてるううｗ なんかー、こーいう人種ってさー、イケてないし暗いしー、とーぜん男の子にも相手にされないだろうしー「生きてる意味ってあるのかな？」って感じだよねｗ』
『ねえねえ、ところで〝たれぱん〟？ いつまでつっ立ってんのぉ？ ウチらもうノドかわきまくってんスけどーっ。もたもたしてっとお昼休みが終わっちゃうじゃーん』
『あーあ、また紅音がお怒りモードだよーぉ？ ソッコーで買ってこないと、ヤバいことになっちゃうねえ？』
『……はい。行ってきます。。』
『…………もっとさー、おっきな声で明るく言えないのぉ？』『にっこり笑って言ってみてよｗ』
『はいっ、行ってきます』
『くすくすっｗ まだ暗いよぉ？ もっと楽しそうにさー、かわいく首かしげてー「ハイっ、行ってきまっす♪」ってビシッと敬礼しなよｗ』 『きゃははははははははっｗ それイイｗ』
『おらあッ、とろっとろ歩いてんじゃねーよッ！ たれぱん、ダッシュ！ もし５分以内に買ってこなかったら「たれぱん」の由来みんなにバラすからな？ それかお仕置きで教室内ストリップさせよっかあ？』
『………… ハイっ！行ってきまっす！！』
『きゃははははははははははっ、ホントに敬礼したっｗｗｗ お腹いたいいっ、死ぬううううううｗｗｗ』
『おーっ、走ってる走ってるうｗ 紅音のオシオキ効果、テキメーンっｗ』
『くすっｗ 売店めちゃくちゃ混んでるから、どうガンバったって５分で帰って来れるわけないのにねｗ』
『紅音ってば残酷う(爆笑)』
。 【１年Ａ組共有ペット：同級生『高阪瑞穂』『滑川ゆき乃』】（４）
…… 意地悪なほどに時がゆっくりと流れていく。
滑川ゆき乃はぎらぎらと照りつける正午の校庭を、図書室の窓越しに眺めていた。 芝生に転がり、大声ではしゃぐ男子生徒たち。輪になり賑やかに笑い、ボールをトスし合う女生徒の群れ。
射し込む陽の光を直視できなかったのか
それとも校庭にいる彼ら彼女らが眩しすぎて見えたのか
思わず瞳を窓から背けてしまう。
そして
分厚い本のページを無作為にぱらぱらとめくる。
少しだけ流し読んでみては
それにも飽き 気がつけばまた、外の校庭が映るガラスをぼんやりと眺めている。……その繰り返し。
図書室窓際の少女は、早く時が流れてくれるのをひたすらに願っている。それでも全ての人に 分け隔てなく 時はゆっくりと流れていく。
芝の上でボールと戯る輪の中に、クラスメイトの顔もちらほらと見える。同じ日に入学し、同じスタートをきった彼ら彼女らが
早くも新しい環境に順応し
中学生生活を 青春を 謳歌し始めていた。
多数派の為の昼休みの憩い……少しでも多くの言葉で友と語らい
チャイムが鳴るぎりぎりまでをスポーツに興じ
青い恋愛をせいいっぱい育む
僅か50分の短い時間
そう 世の中は『多数派』の彼らの為に回っているのだ。
〝群れ〟からはじかれた少数の 〝弱い羊〟にとっては
とてつもなく長く残酷な時間。否応なしに『孤独』を認識する時間帯。
またいつのまにか窓を眺めていた。心地良く緩やかな春風が、校庭脇のつつじの花弁をゆっくり静かに揺り踊らせた。
今日も滑川ゆき乃は図書室で本を開き 窓際の席にいる。
。 【１年Ａ組共有ペット：同級生『高阪瑞穂』『滑川ゆき乃』】（５）
残酷に 時はゆっくりと流れていく。
三つ編みに束ねた黒髪。 地味な眼鏡を掛けていた。 度の強いレンズとシンプルな形状の赤いフレーム。 まだ表情のパーツひとつひとつに、あどけなさを残している。
校則に忠実なスカート丈とネクタイの結び目にも、彼女の生真面目さが窺える。芯の強さを表すような硬くつぐんだ口元だった。
もう母の鏡台の前で憧れの制服姿ではしゃいだ入学当初の無邪気さ
教室で気の合う友人とふざけた今までの明るさも、もはや欠片すら彼女の中に存在しない。そして今、この昼休みが早く終わることをひたすら願う彼女がいる。
私語厳禁の図書室と 独りきりになれる職員用女子トイレ。
その空間こそがこの学校での彼女の居場所。ゆき乃は既に校内で、誰とも会話を交わすことがなくなっていた。
残酷に、時はゆっくりと流れていく。
滑川ゆき乃がこの咲良中に入学し、既に３週間ほどが経っていた。
ここ数日前から彼女は、昼休みの約50分を図書室でつぶすようになる。
もちろん取り立てて読書が好きなわけではない。
彼女がここに『避難』してきたのは、クラス内での〝いじめ〟が原因であった。
図書室の窓際で、昼休み終了のチャイムをひたすら待つ。
もし今ゆき乃が教室に戻ったならば、いつものようにクラスメイト『百瀬紅音』がそこにいるはずだ。紅音とその取り巻きグループが、我がもの顔で幅をきかせているに違いない。
昼休み 紅音グループが、遊び感覚で行う〝いじめ行為〟。
地味で気が弱く、抵抗のできない弱者を狙い、いたずらに劣等感を植え付けるゲーム。
ゆき乃は紅音らのグループから新たなターゲットにされつつあったのだ。
だから教室にはいたくなかった。
それに……今現在、教室で
紅音らの餌食となっている〝いじめられッコ〟がいる。
ゆき乃の幼なじみ『瑞穂』という女の子であった。
。 【１年Ａ組共有ペット：同級生『高阪瑞穂』『滑川ゆき乃』】（６）
臆病なゆき乃には
いじめに遭う親友に
手を差し伸べてやる勇気はもちろんない。
しかし
それを遠目で傍観したり
雰囲気に乗って加担するような
卑怯な人間にもなりたはくなかった。
だから今、ゆき乃は図書室にいる。
窓越しの校庭から洩れ聴こえる賑やかな笑い声。
それがまるで
後ろ暗い自分の心に
ひとつひとつ突き刺さってくるような錯覚に陥る。
雪乃にとって
昼休みはとてつもなく長い時間に感じる。
苦痛でしかない。
それでも時間は
残酷に
分け隔てなく
ゆっくりと流れていた。
。 【１年Ａ組共有ペット：同級生『高阪瑞穂』『滑川ゆき乃』】（７）
『……ねえねえ、ところで紅音ぇ？ なんで、いっつも瑞穂のこと〝たれぱん〟って呼んでんの？ アダ名？』
『そ、わたしが命名したのーぉ。徐々に流行らせようと思ってさー』
『だからあ、なんで〝たれぱん〟なの？って』
『ふふーんｗ 知りたいぃ？』 『なに？なに？ めっちゃ気になるーぅ、知りたーい』
『じゃ、ヒントぉ！ この一枚のプリクラからーぁ、ナニを〝連想〟するでしょーかっ？？』『は？プリクラぁ？ どれどれえ。。』
『えっとぉ、どこいったっけ……あっ、あったあった♪』
『なに、そのプリクラの束。コレぜんぶ瑞穂が写ってんの？』
『まあね。でもとりあえず一枚だけね。くすくすっ……じゃーんっ！ ハイっ 注～目～っ♪』
『え？ ………！！ ぎゃはははははっｗ ええええーッ、なにコレぇぇ(爆笑)』 『やっだぁ、まじスゲエ！ｗ 瑞穂ちゃん、プリクラでおっぱい丸出し＆ダブルピースじゃんっ(爆笑)』
『ね？かなりの傑作っしょお？ しかも〝お通夜〟みたいな暗い顔で 〝すっぽんぽん〟とかｗ』
『ひゃははははっ ヤバいいっ、このプリクラが衝撃すぎて、腹筋いてえっｗ 死ぬっｗｗｗ』
。 【１年Ａ組共有ペット：同級生『高阪瑞穂』『滑川ゆき乃』】（８）
。
『ていうか、そーとー乳でかくね？コイツ。「わたし、脱いだらスゴイんです」みたいな感じでｗ』 『でも多分さー、男にはどーせ相手にされなそうだしー、胸だけおっきくても「宝の持ち腐れ」で終わりそうだけどね。』
『えー、そぉ？ いびつにデカくて、ただミットモナイだけじゃん。くびれもないし。乳牛だろコレｗ』
『きゃははははっ、乳牛てｗ そういえば、よーく視ると、こいつおっぱいだけじゃなくて…… 乳輪も、でっかいでかいッ(爆笑)』
『でしょ、でしょ？ やっと気づいたぁ？ 妊婦かよ！っていうくらいデカいっしょ？』
『はははっｗ こぉの乳輪はハズいわあ。。』
『で、このデカ乳輪、２つ並んでると何かに似てないかなぁ？』
『あ、〝たれパンダ〟だ！ｗ』
『ぎゃははははははははははっ(爆笑) そっかあ、ソレで〝たれぱん〟なのね』
『 大・っ・正～解～っ♪ こんどさー、アイツにぃ「おーい、たれぱーん」って呼んでみ？ かなり笑えるよ。さっきみたいにイヤそ～な顔すっから』
『そりゃイヤでしょー、だって乳輪のカタチがアダ名なんだからｗ』
。 萌えます！続きお願いします
上納金は援交で調達ですか？w 【１年Ａ組共有ペット：同級生『高阪瑞穂』『滑川ゆき乃』】（９）
。
ひろげた分厚い本を覆うようにして上体を机に伏していた。数秒だけ目を瞑り昼寝に耽ようと試みたが、やはり睡魔は訪れそうにない。図書室内の重い静寂がゆき乃の不安を悪戯に煽り、更なる胸騒ぎを醸していく。
こんな時、いつもゆき乃の頭を掠めるのは友人『瑞穂』のことだった。
今こうしている時間にも、彼女は教室でどんな酷いいじめに遭っているのだろう……？
携帯電話の使用は校則で禁じられている。ゆき乃は周囲の目を窺いつつ制服のポケットをさぐった。蛍光グリーンの小さな携帯を、掌で覆い隠すように取り出しおそるおそるページの谷間に置く。
両腕と上体で囲んだ小空間の影に携帯の待受画面が明るく灯る。古い本の紙に触れた鼻先を、印刷された活字の匂いがくすぐった。
指で画面上のアプリをクリックする。lineのメモリーに、ゆき乃と瑞穂が昨夜までやりとりした履歴が残されていた。
２３時２２分、瑞穂が送ってきた文面【心配しないで】という６文字が最後の書き込みとなっている。夜が明け半日が過ぎた今も、ゆき乃は返す言葉が見つからずにいた。
いじめの主犯格：百瀬紅音は、ターゲットにした瑞穂を孤立させるべく絆を一つ一つ執拗に潰していく。
いつものように他愛のない話題で盛り上がる『瑞穂』と『ゆき乃』、同じく幼なじみの『園実』を含む３人グループは、ある日から紅音らいじめグループにクラスメイトの前で一方的に侮辱されるようになる。
【ブスがはしゃぐとムカつくんだけどｗ】
直接的に容姿を揶揄する紅音の心ない罵り、それにつられた取り巻き少女たちの嘲笑。それが三人の自尊心を深く抉り、以来ゆき乃らは教室で笑顔さえ躊躇うほどに心を萎縮させてしまう。
そしてゆき乃はその日、自分の友人『瑞穂』が同クラスの少女に弱味を握られ『奴隷』になっていた事実を初めて知ることとなる。
。 【１年Ａ組共有ペット：同級生『高阪瑞穂』『滑川ゆき乃』】（10）
百瀬紅音の話しぶりから、瑞穂が『何らかの恥ずかしい写真を撮られ、それをネタに脅されていること』『金銭を脅し盗られていること』などがおぼろげに察せられた。
気まぐれな紅音の一声で、犬のような姿勢で靴を舐めさせられていた。言い掛かりのようなミスをあげつらわれては跪き土下座で謝罪させられていた。
彼女らに敬語を遣うことを強要され、口ごもる度に平手でぶたれていた。クラブやカラオケなどに連れまわし、代金を支払わせているようだった。
同い年の少女にそこまで従属してしまうほどの『恥ずかしい弱味』とは何か？それがおそらく性的な内容のものであろうことは、いくらウブなゆき乃も容易に想像ができた。
友人を巻き込みたくないと思ったのかその日を境に瑞穂は口を聞かなくなり、電話にも出なくなっていく。二人を結ぶ唯一の繋がりは、深夜のline書き込みのやりとりだけとなった。瑞穂のおかれた立場を自らに置き換えてみると、性的いじめについてを深く聞くことは躊躇われた。
……もし自分が瑞穂だったらどうするだろう？と考える。もし性器まで晒した自分の裸体や恥ずかしい行為を誰かに撮影されたとしたら……
その事実を、両親や友人はおろか自分を知る全ての人に知られたくはない。隠せるものなら隠したいと思う。学校や警察に相談すれば、話が広まって一生の恥を晒すハメになるだろう。
いじめッコのご機嫌をとり、言いなりになることでそれが回避できるなら『自分もそうするかもしれない』と思った。
いつもゆき乃はそこで思考が停止してしまい、毎夜のlineで瑞穂と当たり障りない書き込みで往復しお茶を濁した。僅かに残った彼女との絆を確認しては安堵し眠る。朝目覚めては、手を差し伸べてやれないもどかしさに自己嫌悪し、毎日苦悩した。
。 【１年Ａ組共有ペット：同級生『高阪瑞穂』『滑川ゆき乃』】（11）
もう一人の友人である芦原園実は『この子たちと仲良くしていたら損』だとばかりに、あっさりと瑞穂から離れ、いじめグループに媚びを売りはじめていた。ゆき乃は園実を軽蔑したが『彼女の立場なら自分もそうするかもしれない』とも少し思った。
紅音らいじめグループにとって、いじめの『餌食』になる対象は『周囲から同情されない人』でなくてはならない。あくまで正義の名の下に、クラスの和を乱す異端者を集団でリンチしなくてはならないからだ。
異性の恋愛対象の圏外で、どちらかといえば地味で垢抜けない容姿の瑞穂とゆき乃は、その他大勢のクラスメイトにとって『自分がいじめられないための生け贄』であり『いじめられる姿を観察して優越感に浸る』存在なのだ。
あるアイドルグループの歌を『瑞穂を全裸にして、振り付きで踊らせてやった』と愉快そうにうそぶいた後、百瀬紅音はゆき乃に言った。
【次はオマエにもしてもらうからｗ】と。
その点、芦原園実は学級委員に推されるほどクラスで人気があり、いわゆる『ロリ系』の容姿から男性教師のウケもよかった。
いじめグループは敢えて敵をつくるリスクを負わず、園実を仲間に取り込むみ、いとも簡単にまるでゲームのような感覚で、幼なじみの絆を壊していく。残されたゆき乃は真綿で首を絞められるように孤立していくしかなかった。
。 【１年Ａ組共有ペット：同級生『高阪瑞穂』『滑川ゆき乃』】（12）
『いっやぁ、このプリクラは自殺モンでしょうｗ コレどうやって撮ったの？ いつものゲーセン？』
『そうそう駅前のー。えっとぉ、あの日はー、入学式終わって夕方ごろでー、、いったん着替えてからツレと４人で遊んでたのよー』 『あ、入学の日なんだー。』
『で、ヴィトン狙いでずっとルーレットやってたらー、景品とれないわ、アッという間におカネなくなるわでー……、かなーりイラッイラきてたのよお』 『アレなかなか当たんないしね』
『んでー、きょろきょろ周り物色してたらーぁ……ひとりでぽつーんとゲームやってる女の子がいたワケですよぉ。おこづかいイッパイ持ってそーな〝子豚ちゃん〟がさあｗ』 『それで「餌食ハッケーン！」と？』
『つーか、おこづかい持って一人ぼっちでゲーセンにいる時点で、紅音のエジキ決定じゃん』
『でしょお？ 地味だしーぃ、それまでぜんっぜん気づかなかったんだけどね。でも、ウチの制服着てるし、よ～く見たらー、「あ、クラスにいたヤツじゃん」ってなって』
『きゃー、瑞穂さーん、逃げてーっ！ｗ』 『で、まーたパンパンに膨らました財布もってんだよね、コイツがさあｗ』 『おもいっきり、カモがネギしょってますねえｗ』
『なんかオタクっぽいしー、お友だちも少なそーだしー「いじめてオーラ」ぷんぷん漂わせてっからーｗ ちょっと遊んでやろっかなー、って思って。ついでにおカネも貸してもらおっ♪ みたいなｗ』
『きゃははははっ、瑞穂ちゃんったら運悪すぎいっｗ 入学初日で運命が決まっちゃいましたーぁｗ』
『はじめは「クラスメイトじゃん、お金貸してよお♪」って優しぃくお願いしてたんだけどさー、生意気に「ありません」とか「イヤです」とかナメたこと言うからーぁ、トイレ連れてってー、４人で囲んでー、、』
『うわっ、こわーいｗ』
『でも確かに自分の立場わかってないよね、それはー。いくら同い年でもー、根本的にウチらとか紅音と〝人種が違う〟って感じするよね、あーゆうタイプは』
。 【１年Ａ組共有ペット：同級生『高阪瑞穂』『滑川ゆき乃』】（13）
『そうそう、なんか「生きてて楽しいのかなあ」って思っちゃうｗ そんなタイプが紅音ちゃんに逆らっちゃーダメっしょー』
『くすくすっｗ でもー、そんな身の程わきまえてなかった瑞穂ちゃんもー、今やアタシのカンペキな〝ドレイ〟だから。 だいぶ自覚してきたんじゃない？「こうしないと生きていけないんだ」ってｗ』
『ぷぷぷっｗ トイレに連れてかれた数分間に、何が起こったんでしょーねえ？』
『え？ とりあえず個室に押し込めてー、軽～くボコしただけですどねｗ まずー、あたし達にナメた口きいたコトから謝ってもらわないとさ。とーぜん、マッパで土下座させちゃりましたよ。きゃはｗ』
『ま、土下座くらいはとーぜんだよね。あーあ、最初っから紅音にお金貸しとけば〝たれぱんだ〟みたいなデカい乳輪もウチらにまでバレずにすんだのにｗ』
『きゃはははっ、言えてるｗ また、いっちょまえに恥ずかしがっちゃってさー、なっかなか脱がなかったのよコイツが』
『それはイラッとするねえ。 てめえのハダカなんて男にだって全く需要ないっつのｗ もったいぶらずにさっさと脱げって感じだよね。でも更にボコして言うこときかせたんでしょう？』
『まーね。やたら粘っちゃって、必死に手でおさえて隠すのよ、おっぱいだけを。だーかーらー、なーんかオカシイなー、って』 『紅音ちゃん、スルドっ(暴笑)』
『二人掛かりで手首ガッて掴んでむりやりバンザイさしたの。そしたら……〝たれぱんだ〟みたいな乳輪が現れましたｗ いっやあ笑った笑ったｗｗｗ』
『しっかし、わたしだったらこんなデカ乳輪がみんなにバレちゃったら、その日のうちにに死んじゃうかもおｗ』
『いっつも思うんだけどぉ、こういう〝人種〟の体型ってみんなさー、いかにも「いじめてください」って感じのフォルムしてんよね。ムダに色白だしー、胸はみっともないほど大っきいブタ乳だしー、むっちりしててソートー叩き甲斐ありそーだし』
『そうそう。たばこの火とかも、めっちゃ圧しつけたくなるよねｗ 反応も面白そうだしぃ』
『やっちゃってイイんじゃね？ どーせ男からも需要ないだろうから。それくらいしか使い道がないカラダなんだからｗ』
。 【１年Ａ組共有ペット：同級生『高阪瑞穂』『滑川ゆき乃』】（14）
『はははｗ ところで、結局おカネは貸してくれたの？「たれぱん」ちゃんは』
『とーぜんっしょｗ 結局、泣きながらマッパで土下座してー、ウチらに１枚づつ〝諭吉さん〟を上納してやんのｗ』
『え？４万？ ちょーカネ持ってんじゃん。「ありません」とか言ってたくせにぃ？』
『そう。だからー、ウチらに「無い」って嘘つきやがったからー、罰として「全裸プリクラの刑」にしてあげたの♪』
『それがこのプリクラ？ そりゃあ紅音に逆らえないワケだわーｗ 今のプリクラって画素が鮮明だからさー、これが出回ったら言い訳きかないもんねえｗ』
『ま、一生アタシの奴隷だよねアイツは。他にも顔も名札も、おまんこもバッチシ写ってんのが何枚もあるからさあ。で、この前なんか「体育館の床に１枚貼っといたよ♪」ってウソついたら、死にもの狂いで体育館じゅう捜しまわってたかんねｗ まじウケたｗ』
『……ていうか、あいつ遅っ！ いつまで買い出し行ってんのぉ？ こりゃ、飼い主の紅音さんにキツういお仕置きしてもらわなきゃねえ。』
『はーい、もう７分経過ー。たれぱん、罰ゲームけってーいｗ』
。 >>477>>478
乙してくれてどーもです。
まだ続きはあるものの、さすがに眠いんでまたにしまふ。 乙です
母『高阪君枝』のその後をずっと待っております
お願いしますっ 【１年Ａ組共有ペット：同級生『高阪瑞穂』『滑川ゆき乃』】（15）
《……ブルル。。》
ゆき乃の携帯が不意に振動し、画面上に『lineメッセージの受信』を告げる表示が現れる。発信者は【芦原園実】。ゆき乃は一瞬戸惑うも、クリックし文面を確認した。
【PM12:19】《園実＞ゆき乃、いまどこにいるの？》
彼女からメッセージが送られてくるのは何日振りだろう？ ゆき乃は『なにを今さら』とばかりに冷たい目でメニュー画面に切り替えた。
メッセージを確認すれば、園実のlineに『既読』と表示される。読んでしまったことをすぐに後悔した。もちろん返信しようとも思わなかった。
もともと瑞穂を含む三人は、登下校や教室内、放課後も片時も離れず常に一緒に過ごすほどの仲が良く、互いの家に泊まり合うような家族ぐるみの付き合いをしていた。
しかし親友の瑞穂が百瀬紅音らのグループに目をつけられ、陰湿ないじめを受けるようになると、保身の為なのか芦原園実は二人と距離を置くようになっていく。
そしてあろうことか、クラス委員長の立場を活用し紅音らに便宜を図り、いじめを助長するようにまでなっていった。噂では放課後も紅音や彼女の男友達らの溜まり場に出入りし、夜遊びに耽っているという。
一方のゆき乃はターゲットの瑞穂と一緒にいるだけで、紅音から心ない嘲罵を浴びせられ、時おり遊び半分の暴力まで受けるようになっていく。
二人がクラスメイトの前で屈辱に震え、唇をかみしめていた時、芦原園実はギャラリーに混じり笑みを浮かべていたのだ。今さら友人づらをしたメッセージを送られても、到底彼女を赦せるわけはなかった。
《……ブルル。。》
《……ブルル。。》
またしても蛍光グリーンの携帯電話がバイブレーションした。ゆき乃からの反応がないとみたのか、園実からメッセージが立て続けに２件送られてきたのだった。
【PM12:20】《園実＞最近ゆき乃が教室にいないから心配で……(/_;)》
【PM12:20】《園実>もしかして、わたしのこと怒ってる？》
。 【１年Ａ組共有ペット：同級生『高阪瑞穂』『滑川ゆき乃』】（16）
《心配で？》
……ならば昨日のホームルームの時間、教師に席を外させ、いじめッコらの意のままに教室を集団リンチの舞台にしたのは誰なのか？
《怒ってる？》
……当然だろう。そしてそんな軽薄な問いを書き込む園実の神経に呆れるほかない。
チャイムが鳴るまでの50分間、幼なじみの高阪瑞穂は教壇で首輪をつけられ、衆人環視のもと恥芸を強いられたのだ。動物の真似をさせられ、床にばら撒かれたスナック菓子を四つん這いで食べさせられていた。
『フェラの指導』と称し、軽蔑の野次を浴びながらペニスに見立てたソーセージを卑猥な舌遣いで舐めさせられたのだ。
ゆき乃は紅音の取り巻きの少女に両脇を抱えられ、親友が強いられる恥芸の一部始終を凝視させられた。
その上で『感想を言え』と迫られ、親友を貶める吹き込まれたセリフを何度も言い直させられた。その度に平手打ちを浴び、淀みなく大声で言うまで赦しては貰えなかった。
泣きながら言わされたあの卑猥な言葉の数々は、もう思い出したくもない。しかしその時、ひときわ甲高い声で嗤ってみせた芦原園実の表情、それが視界に入った時の落胆した気持ちを、ゆき乃は生涯忘れないだろう。
。 【１年Ａ組共有ペット：同級生『高阪瑞穂』『滑川ゆき乃』】（17）
《……ブルル。。》
《……ブルル。。》
【PM12:22】《園実＞怒っててあたりまえだよね……》
【PM12:23】《園実＞ごめんなさい！でも信じて！わたしも百瀬さんに脅されて仕方なくしたことなの！わたしだってイジメられてる瑞穂とゆき乃をみてるの、本当にツライの。。》
《……ブルル。。》
《……ブルル。。》
【PM12:24】《園実＞お願い、返信して。。ゆき乃に嫌われたくないの。。》
【PM12:24】《園実＞今は百瀬さんたちに脅迫されて黙ってるけど、わたし先生に全部話してみるから、一緒にがんばろ！ lineだけでもゆき乃と繋がってたいの！ お願いゆき乃。。返信して！》
マナーモードの携帯が、園実からくるメッセージを途切れなく受信し続けている。突然の慌ただしさに、瑞穂への返信をあきらめたゆき乃は、次々送られてくる園実からのメッセージに目を通していた。
短い文面を読み返し、何度か消しては書き直した。ゆき乃は園実に返信をしていた。
【12:27】《ゆき乃＞いま図書室にいる。紅音たちの顔、みたくないし。さっきの園実の言葉って信じていいの？本心？》
極力ぶっきらぼうな言葉を選んで書き込み、送信した。まだわだかまりが消えたわけではなかったが、心の奥底で『元親友を信じたい』と願う自分も確かにいた。
静寂の図書室。ゆき乃は本の頁の谷間に乗せた携帯電話の画面を穴が空くほどにじっと見入る。園実からの返信をいまかいまかと待った。
《 ……♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪ 》
……数秒後、１－Ａの教室で弾むような着信音が鳴る。画面上の表示が『lineメッセージの受信』を告げていた。送信者は【滑川ゆき乃】。指先でクリックし、送られてきた文面を確認する。芦原園実の〝あひる口〟がニヤリと歪み、口角を上げた。
。 【１年Ａ組共有ペット：同級生『高阪瑞穂』『滑川ゆき乃』】（18）
『〝罰ゲーム〟って何させんの？』 『うーん、いま考え中ー。今日はどんな〝お仕置き〟しよっかなー、、逆にいい案とかないぃ？』
『そりゃー、ウチらにあんなプリクラ見られたいじょう、遅刻の罰としてまず〝生たれぱん〟降臨でしょうｗ ストリップとか、いいんじゃないスかぁ？』
『えーっ、そーんな甘い罰でイイのぉ？ そんなんアタシが命令したら２秒でやっちゃうよｗ 「たれぱん降臨～」「はいっ！」ぶるんっ！、つってｗ』
『きゃははははっｗ うそぉ？ もうそこまで紅音に躾られてんだあ？』
『そうだよ♪ ま、今まで学校でお披露目するのだけはカンベンしてあげてたんだけどね。でも、この前もカラオケ屋さんでやらせたし。しかも脱ぐだけじゃなくて、ぽちっとケータイで音楽鳴らしゃあ、ブタ乳ぶるんぶるん回してダンス始めっからｗ』
『きゃははははっ、 シッカリ芸まで仕込んでるしーっｗ ソレすっごい視たーい』
『ウチらの仲間内じゃあ、そんなのアタリマエだよ。お仕置きのうちにも入んないから。あいさつ代わり？みたいな。「ヒマだし、ちょっとチチ踊りしてよ」って感じでｗ』
『まじでェ？ 瑞穂プライドなさすぎじゃんソレ。わたしだったらもう、ほとんど〝死刑〟に近いけどなぁ、そんな挨拶ｗ』
『プライドなんかないっしょ。あーゆう奴隷ちゃんタイプって、がつんッと躾ればすぐに順応しちゃうからねえ。どーせ生きてる価値もないのに死なないんだから、ウチらを愉しませる存在になるしかないじゃん』
『わっかるｗ あーゆーのと同じ人種だとは思われたくない。同じ教室で、同じ制服着て、同じ空気吸ってるってだけで……なーんかイラっとすんよね。でもまあ、おカネ貢いでくれたりー、面白い芸とか見せてくれたら同じ空間に居るのくらいは赦してあげてもイイかな、ってｗ』
『だよねー。今まで恥芸を披露させるときはー、「ココでやらなかったら学校でさせるよ」とかぁ「言うコト聞かなかったらプリクラ、教室でみんなに見せるよ」とかー、
さんざん脅かしちゃあヤらせてたんだけど。……ま、今日はアタシの気分でアッサリ解禁しちゃいまっす♪』
。 【１年Ａ組共有ペット：同級生『高阪瑞穂』『滑川ゆき乃』】（19）
『ひどっｗ 今まで必死にバレたくなくて頑張ってきたのに、今日紅音の気分ひとつで〝水の泡〟になるってコトじゃんｗ』
『ははｗ でもアイツに選ぶ権利なんてもともとないしね。だいたいさー、あんなオモロ恥ずかしいコトしといて〝学校のみんなには知られたくないですう〟ってのがまずムシがよ過ぎねえ？ だったら最初っからしなきゃいいじゃん、そんな人間以下のハズいことｗ』
『そりゃ、そーだｗ』 『んじゃ、罰ゲームは「たれぱんだ降臨」「ブタ乳踊り」「プリクラ晒し」の３本立てに決定っすかぁ？』
『いやいや。ソレっぽっちじゃ、まだまだ甘いっしょお。もう買い出し行ってから１０分以上経ってんしさー。まじでアタシことナメてっから、もう瑞穂ひとりが芸したくらいじゃあ追っつかないわ』
『ん？？ どーゆーこと？？』
『きゃはｗ 連・帯・責・任・～・っ・♪ 生き遺ってる〝最後のお友だち〟にも責任とって恥をかいてもらうってコトっすよｗ』
『ああ、あの眼鏡っ子のおブスちゃんねｗ 滑川っていうんだったっけアイツ？ そういや最近、お昼休みになると教室から消えるよねえ。存在感薄い女だから今気づいたんだけどさあ……』
。 【１年Ａ組共有ペット：同級生『高阪瑞穂』『滑川ゆき乃』】（20）
『うん。第２の奴隷候補だから、滑川ゆき乃ちゃんは♪ 最近、本人にもジワジワ伝えてるんだけどね「次はオマエだよｗ」ってさ』
『へえ、頭いい子みたいだから、それで危機察知しちゃって休み時間になると逃亡しやがんのかぁ』 『ゆき乃さんったら冷たぁいｗ』 『ていうか友情って儚ぁいｗ』 『ぎゃはははははｗ』
『親友がウチらのおつかいでパシッたりー、アタシの内履きズックのつま先とか舐めさせられたりしてんのにィ、アッサリ見捨てちゃってんだもんね』
『反応わかりやすくてウケるよね。目の前で瑞穂がいじめられてるとわなわな震えて唇かみしめちゃってェ「私、耐えてますっ！」みたいな表情してさあｗ』
『紅音にビンタされてる時とかもチョー笑えたぁ。力みすぎてタコみたいな真っ赤っかにだんだんなってってェ、結局は我慢できないで、お顔くっしゃくしゃで泣いちゃうとかｗ』
『きゃははっ、そーそーｗ んで、あんだけ拒否ってたのに、最後の最後には恥っずかしいセリフ、絶叫で言わされてるしｗ あの顔で「チンポ」とか叫んじゃってんのがマジうけたッス。ま、ソレ言うまで、紅音ちゃんのビンタがえんえん終わんないからなんだろうけどｗ』
。 【１年Ａ組共有ペット：同級生『高阪瑞穂』『滑川ゆき乃』】（21）
『あん時、何発ほっぺた張ったかなーぁ？２０発くらいぃ？』
『もっとイッてんじゃない？ つーか、あいつのリアクション傑作でさー。いかにも「もっといじめてください」みたいな堪えかたするし。あーゆー奴が我慢して泣かないと逆効果だよね。燃えちゃうからｗ』
『わっかるぅ。で、ちょーど授業中、アタシの前の席に座ってっからさー、暇つぶしで背中の肉にコンパス刺してんのよ眼鏡っ子ちゃんの。ああヒマだな～、サクッ！てｗ』
『きゃははっ、その瞬間が視たーい』
『もう刺しまくってっからー、滑川の制服透かすと、たぶん穴だらけになってるからｗ クラスのみんなにバレないように声はがまんしてるみたいだけどぉ、刺さった瞬間にピクッて小動物みたいに跳ねるから、かなーりオモロいよーぉ』
『まじぃ？ 今度みんなに予告してからソレやってよー。サクッ！サクッ！って５分おきくらいにｗ』
『でもぉ、ゆき乃さんってば授業中に遊びでコンパス刺されてんのにーぃ、やった紅音のことまで気遣って声も出さずに耐えるとかさー、やっぱ〝奴隷〟の素質あるんじゃないの？ 耐える場面、ゼッタイまちがってるから、それｗ』
『でしょ？ で、たまーにシャーペンで軽ぅく刺すだけにしてやるとさあ、「……手加減してくれて、ありがとうございます。。」みたいな空気出すのよぉｗ 刺されてる時点でもうアウトだろ？ってのｗ で、安心させておいて……次はコンパスをサクッ！ってねｗ』
『ひっどーいｗ』
『で、さすがに意表つかれて「ぐぅ。。」とか洩らすから、またソレで大ウケしてさｗ お友だちの瑞穂と一緒にウチらを愉します玩具になってもらうから、そのうち。てか、今・日・か・ら・ね・♪』
。 【１年Ａ組共有ペット：同級生『高阪瑞穂』『滑川ゆき乃』】（22）
【PM12：27】《園実＞うん。信じて！》
【PM12：27】《ゆき乃＞じゃあ紅音と何で楽しそうに喋って、わたしと瑞穂のこと馬鹿にしたりするの？》
【PM12：27】《園実＞百瀬さんに「そうしろ」って脅されてるの。もうしない。本当にごめんなさい。ユルして。。( ; _ ;) 》《ゆき乃はお昼休みはいつも図書室？》
【PM12：28】《ゆき乃＞じゃ信じるよ。さっきlineで「紅音たちのイジメのこと、学校に全部話す」って言ったことも本当？やるなら私も協力する。》
《また瑞穂は今アイツらに何かされてる？ 昨日は私、暴力もふるわれたし、授業中もペンとかコンパスで先生にバレないようにヤられてる。。いつも図書室にいるよ。これから来ない？》
【PM12：29】《園実＞ごめん、今日はクラス委員の仕事があるから行けないの。。でも信じてくれてありがとう！》《そうなんだ……ゆき乃、かわいそう。ふつうの休み時間の時はどこにいるの？ 瑞穂は今、買い出しにいかされてるみたい。》
【PM12：29】《ゆき乃＞職員用トイレだよ。個室にいれば誰にも気づかれないし。》《どうせアイツらのことだから、パシリさせた後、いつもみたいに理由つけて瑞穂をイジメるんだろうね。むかつく。ユルセナイ。》
【PM12：30】《園実＞ゆき乃、この続きは夜またlineでしようよ。心にたまってたコト、いっぱい吐き出していいからね！》
【PM12：30】《ゆき乃＞わかった！》
。 【１年Ａ組共有ペット：同級生『高阪瑞穂』『滑川ゆき乃』】（23）
昼休み。１年Ａ組の教室。廊下側の最後列に位置する机に百瀬紅音が腰掛けている。小麦色に日焼けした細い脚を落ち着きなくぶらぶら揺すり、身振りを交えつつ脇を囲む派手な二人の少女らと、嬉々として『次のいじめ』についての謀議で盛り上がっていた。
紅音による直接的な暴力の恐怖、性的な虐待を収めた画像の脅迫による精神的支配により、クラスメイト高阪瑞穂は彼女らの言いなりに動く『奴隷』に堕ちていた。今日も紅音の命令で身銭を切り、５分以内に彼女らが校内で食す菓子や飲料を貢ぐ羽目となった。
しかし瑞穂にとっての本当の地獄は、まだこの先にあるのだ。無理難題の制限時間を押し付け『遅刻の罰』として瑞穂に性的辱め、仕込んだ滑稽な芸を強要する。そしてその悪趣味なショーを鑑賞することこそ紅音の真の狙いであるからだ。
『瑞穂の全裸を撮影したプリクラをバラ撒く』『教壇でストリップショーをさせる』『予め教え込んでおいたハダカ踊りを披露させ嗤いのにする』『親友ゆき乃にも同じ目に遭わせ、二人揃って見世物にする』
……紅音らは気心の知れたクラスメイトと雑談をしつつ、次々と新たないじめを発案していった。売店が混雑しているのか、未だ瑞穂は教室に戻れずにいる。紅音より一方的に設定された制限時間から既に15分が過ぎようとしていた。
恐らく紅音らは発案した内容のうち、何らかを実行に移すに違いない。
奴隷：高阪瑞穂は、いじめグループの慰みものになるためだけに存在した。入学式の帰り道、駅前のゲームセンターで紅音に捕獲され『全裸プリクラの刑』を受けた日から、瑞穂の人権は剥奪された。
両親にも友人にも教師にも、誰にも視られたくない恥ずかしい行為を、学校の内外で毎日させられる。『成長記録』と称しそれをビデオカメラで撮影されDVDで複製された。
生殺与奪は百瀬紅音に握られているのだ。従順な『奴隷』として言いなりの恥芸をし、多額の金品を上納することは、瑞穂が自らの破滅を回避するための唯一の術であることに他ならない。
クラス委員長の芦原園実は、隣で忙しげに携帯を弄りつつ紅音らのいじめ謀議に聞き耳を立てた。図書室にいる『第２の奴隷候補』滑川ゆき乃とlineメッセージのやりとりを終えるや、含み笑いで紅音に近づいた。
。 親友も巻き込まれて恥芸を要求される展開に萌えますw
お疲れ様です 【１年Ａ組共有ペット：同級生『高阪瑞穂』『滑川ゆき乃』】（24）
身長154cmの小柄な園実がちょこんと背伸びをし、机の上に座る百瀬紅音にひそひそと何やらを囁いた。紅音は取り巻きの少女二人との歓談を暫し中断し、つま先立ちの園実に高さを合わせるようにして耳を傾けている。
微量のラメを散らした鮮やかな口紅が微かにほころんだ。園実のひそひそ話に小さく頷き、受け渡された携帯に視線を落としていたた。派手なマニキュアに塗り飾られた指先が、馴れた手つきで画面をスクロールする。
ひととおり目を通しながら軽く舌打ちし、百瀬紅音は顔を上げた。企みを孕んだ悪魔的な微笑を浮かべつつ、口の中のガムを苛立たしそうにくちゃくちゃと噛んだ。
『これ私が言ったこと、内緒にしてくださいねぇ？(微笑)』
紅音が再び携帯を弄りだすと、園実がその横でねだるような甘え声で小首を傾げる。指先を割り込ませ、紅音の掌にある携帯画面の表面をゆっくりと滑らせる。もう一度紅音に読んでもらいたい文面を見繕い、指でアンダーラインを引いてみせた。
『へーぇ…… お昼休みはいっつも図書室に逃げてんだぁｗ で、休み時間は職員用トイレ、と。ハイハイ、頭にインプットしますたっｗ 園実ぃ、情報サンキュ』
『え、誰？誰のコトぉ？』『ナニ書いてあんのソレ？ わたしも見たーい』『「逃げてる」って、もしかして今話題の滑川さんっすかぁ？』『紅音、めっちゃイラついてんじゃん』
紅音が口を開くのを待っていたかのように、今まで目の前の内緒話を興味深く窺っていた取り巻きの『横井三佳子』『坂田めぐみ』が堰を切ったように会話に割り込んだ。紅音は携帯画面を二人に向け、交互に見せつけるようにしてかざした。
『……まずぅ、lineの中でぇ、あたしのこと《紅音》つってヨビステにしてくれちゃってんのよねぇ、コイツってば』
『ぷぷぷぷぷぷｗ ソレはヤバいでしょーお。普段キョドりまくりで《も、も、百瀬さん。。》とか呼んで、敬語まで遣っちゃうくせにーぃ？』
腰掛けた机から脚を投げ出した紅音は、相変わらず苛立たしげにガムをくちゃくちゃと噛んでいる。三佳子がすかさず御機嫌をとるような茶々を入れ紅音を煽った。
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