「も、もう許して!」
「だ、誰か助けて!
気丈な黒木友香も泣き叫びたい心境だった。
叫びたくても、口にはみをかませられていては、声も出せない。
はみ、そう、馬の口にはめる、あれである。
友香は、いわゆるポニーガールの格好で、模範囚が乗るカートを引かされているである。
屈辱的なのは、口の中には、はみ以外に模範囚のショーツ、
もちろん穿いて洗っていないものが押し込まれている。
さらに、下半身は革のショーツを穿かされているが、
内側にはふたつの張形が装着され、
友香の大事なところと尻の穴に大きく深々とささっている。
表面に媚薬が塗られているらしく、
カートを引く動作の振動で張形が擦れ、思わぬ快感が生まれる。
それ以外にも模範囚の操作で張形が微妙な振動をする。
予期せぬ快感に思わず立ち止まったり、体勢を崩しかけたりしてしまう友香。
その背中や尻に容赦なく鞭が振り下ろされる。
革のショーツと馬具以外は、基本的に裸である。
足元はブーツを履かされているが、馬のひづめを模してあるため、
厚底でヒールの部分がなく、つま先だけでしか歩けないようになっている。
黒木友香は、こういう惨めな姿で、夏の炎天下の刑務所内の広い敷地を延々と歩かされているのである。