オレの顔面騎乗との出会いは、高校1年生の時だった。
本屋で手に取ったSM雑誌(誌名は忘れた)で、初めて見た春川ナミオ画伯のイラスト。
画伯独特の、長身で肉感的な女性。
小柄で貧弱な男を巨尻の下に敷いていたのは、セーラー服の女子高生だった。
大きな尻の下に埋もれる、小さな男の顔。
女子高生は何食わぬ顔でリンゴをかじっていた。
「尻に塞がれて、これ息できないよな……」
オレは女の尻に埋もれる苦しさ(←息が)と、柔らかな重圧に潰される気色良さ、そして視覚に訴える圧倒的な優劣の格差と、男の惨めさ情けなさ、それに引き換え女の子の眩いこと。
完全にオレは魅了された。
それ以来、顔面騎乗の虜だ。