533だけど。
何だかヌルい話がつづいてますが、
「ブロンドの優越」って言ったって、
「沼正三とその作品」て文脈では、「白人女性の象徴
としての金髪」でないと、イミがない。
その辺りが全く理解されてないのは、「沼正三とその
作品」が理解されにくいことの表れなんだろうね。

例のお嬢については、
スラリと均整のとれた見事な肢体に加え、
まばゆく輝く金髪は、さすが白人女性ならではの美しさで、
本来なら崇拝したいのだが、
媚びたような微笑に、凛とした気品や知性が感じられなくて、
しかも、下品なおやじの印象がどうしたって重なって、
跪く気にはなれない…というイミ。

もっとも、それは「白人女性崇拝」の限界で、
沼みたいに男女を問わない「白人崇拝思想」の
持ち主ともなると、あの下品なおやじでも、
金髪の白人であるがゆえに崇拝できるんだろうか。