高校三年の夏
18歳の誕生日を迎えた僕は、かねてからの念願であったSMクラブへ行った
資金はお年玉と正月の郵便局でのバイト代で五万円くらいの貯えがあった
選んだのはネットで1年前から検索して決めていた店である
前日にホムペを開けてみると、自分のタイプの女王様が目に留まった
顔にはモザイクが掛かっているが、雰囲気的にタイプで、名前はゆうこ女王様、年齢は「22歳」となっていた
(まゆみ先生にどことなく似ているな・・)
僕は憧れの担任の女教師のことを思い出した
まゆみ先生が担任となった高2の春から、週2回は彼女のことをおかずにM妄想でオナニーしていたのである
(よし、この女王様にしよう!)
当日、予約を入れてホテルで待つこと15分
ピンポーンと呼び鈴がなり、ドアを開ける
「お待たせしましたー。はじめまして・・・えっ!?中村くん?!」
「先生!?なんで!?プロフィールには22歳って・・・」
「バカね!こういうお店で歳をサバ読むのは当たり前でしょ!職業も現役教師は売りになるって記載を勧められたけど、万一のこともあるから・・」
「ところで中村くんはなんでこんなところに来たの?・・クラスで真面目で成績もいい君が・・・」
「そ、それは・・・」
いつしかこちらが問い詰められる側となっていた
「あんまり女の子やエッチなことに興味ないのかと思ってたわ。それがまさかSMなんて。ダメじゃない。うふふ・・・」
「どうする?先生とじゃその気になれないなら、他の女王様と変われるけど?」
「いえ・・そんなことは・・・」
「そう。じゃあ特別な補習をしてあげるわね」

シャワーを浴びて裸で部屋に戻ると、黒のボンテージとガーターストッキングにハイヒールといういつもの妄想の中の姿のままの先生が椅子に足を組んで座っていた
「じゃあ、バスタオルをとって、そこに正座しなさい。」
「は、はい・・・」
「ご挨拶は?!」
「え、えっと・・・何とお呼びすれば・・」
「そうね。君は特別に本名で呼んでいいわ。まゆみ女王様って呼びなさい。」
「ま、まゆみ女王様よろしくお願いいたします・・・」
「ほら!奴隷なんだから、ちゃんと床に額をつけないとダメじゃない!役に立たない奴隷は処刑するわよ!」