>>148
運命を想像してみた。

ボロボロの麻の貫頭衣の囚衣を着せられ、
敵国の首都までさらし者にされながら連行。

手足には何十キロもの重さの鎖と鉄枷、首輪。
うしろ手で高く捻り上げられての拘束。腕が軋むような痛み。
鞭と罵倒を受けながら裸足でただ歩く。
徐々に冷え、雪が積もって来たことで
敵国の領内に入った事を知る。

沿道の村々、女子どもからも罵倒され
石を打たれながら…。

後ろ手は解かれず
わずかな食事は犬食いで食べさせられ、
木に鎖の先端を巻かれ、立ったまま寝る。