いいねえ。
 ただ、俺は南国派なので、別バージョンの王女の運命を。
 北国の色白美女の王女様が、真夏の北国から常夏の南国まで、市中引き回しとなって、
 敵国の首都に着いた時には、すっかり小麦色の肌に変わり、黒の革ビキニとブラをとると、
 その部分の肌だけが、まるで白ビキニを着ているように。

 同じく戦犯となった女親衛隊長とともに、ふたりで励まし合いながら、必死に屈辱に耐え、
 自分の国、敵国への道中、敵国の市中、と屈辱的な引き回しの三ヵ月が過ぎる。

 もちろんこれで終わりではない。
 これから裁判が待っているのだ。
 今まで与えられた屈辱は、捕虜となり、裸に近い格好で敵国へと連行されただけだ。
 まだ、奴隷扱いされたわけでも、家畜扱いされたわけでもない。
 裁判で刑罰が決まれば、もっと屈辱的な扱いが待っているのだ。
 
 という風に、じわじわ貶めていきたい。