0544名無し調教中。
2016/04/04(月) 06:40:12.56ID:emlkvpNK元来はエースで4番だったが、4年の春からは捕手で5番になっている。その理由は…
1年生に驚異の新入部員が入ってきたからだ。しかも女性。
稲村亜美、身長173cm。
恵まれた体躯と、女性ならではのしなやかな筋肉、柔らかい関節を生かし、右の本格派として今や我がチームのエースとして君臨。
初めて彼女の投球を見た僕は、投手としての格の違いをまざまざと見せつけられ、監督に自らエースの座を彼女に譲ると申し出た。
その日から、僕は彼女の女房役となった。
投球だけではない、打撃の方も素晴らしかった。
神スイングと称される程の美しいスイング軌道は万人を魅了し、飛距離も充分だった。
誰もが、彼女が4番に座る事に異義を唱えなかった。
僕はこの頃から、彼女への敗北感を上回るある特殊な感情を彼女に対し抱くようになっていた。
彼女の女房役を務めたい、彼女に全身全霊を捧げ、奉仕したい。
女房役として、彼女に認められ、可愛がってもらいたい。
もしも、叶うなら、彼女に夜の黒バットで、僕を本当の女房に仕込んでほしい。
元来持っていたマゾヒスティックな性癖に火がついたかのように、ドス黒い欲望が日増しに強くなるも、とてもそんな一面をカミングアウトなんて出来ず、悶々とするままに真夏にさしかかったある日、彼女から自主練習の誘いの電話がかかってきた。