美希は上場会社のエリートキャリアウーマン。結婚して、娘を出産。公私ともに充実した生活を送っていた。

ある晩、日課になっている娘が通う保育園の連絡帳を読もうとしたところ、連絡帳に封筒が挟んであった。

その封筒の中には保護者宛の手紙が入っていた。読むと娘のトイレトレーニングが遅れている。一度、面談したいとのことだった。

たしかに仕事の忙しさに追われ、家庭ではあまり目をかけあげてない。寝るときも楽を考えて娘にオムツにしていたな、と反省しつつ、連絡帳に「お手紙の件、承知しました。来週の頭にもお願いします。」と書き記し、翌朝、娘にもたせたたのだった。

続かない。