じゃあ211の続き勝手に書いていくんで何かネタとかあったら教えたってください。
>>316
「折角ですから、しっかりお勉強していった方が良いと思いますよ?」
言葉を失った自分を押し切るような園長の勢いに、とうとう美希も逆らえなくなってしまった。
渋々、その場で上着やスカートを脱ぎおろし、園児服へと袖を通すことを強要される。
せめて更衣室を貸してくれないか頼んだものの、園児用のものしかないと断られてしまった。
ブラとショーツだけの姿になり改めて園児服を見直すと、その余りの恥ずかしさに美希は顔から
火が噴き出る思いになる。キャリアウーマンとしてすっかり自立た自分が、よもやこの年になって
スモックを身に着けるなどと思いもしなかった。
しかもこのピンク色のスモックは、娘の美香が身に着けている青いスモックとは違う。二歳児クラス
専用のスモックだ。かつて美香にも身につけさせていた覚えがあった。
二歳児クラスは特に幼い子供たちが集まるクラスだから、よく分かるようにとピンク色にしてあるら
しいが、それに今から自分が袖を通すかと思うととてもやりきれない思いになる。
「美希ちゃん、ブラジャーは外してくださいね。後、ショーツも大人っぽいのはいけませんよ」
これも美香のためと思い目瞑りながらスモックを通そうとした美希に、園長がくすりと笑いながら
言った。それだけで、美希の頬は真っ赤に染まりそうになる。
「どういう事ですか……? もっと違うブラをつけるんでしょうか」
園長の意図が理解できず、思わず美希は聞き返す。
それに、先ほどからどうしてちゃんづけをするのだろう。最初は美香と間違っているのかと思ったがそうでもないらしい。