0331名無し調教中。
2018/06/29(金) 01:05:38.41ID:KQ9xOWWKというのも、高校生時代からどこか大人っぽい雰囲気を見せる美希に対して、
小百合はまだまだ幼げだった。その所為で、衝突が幾度もあった。
小百合が美希に対して逆らうことも多く、美希は部員全員の前で小百合を𠮟りつけ、
恥をかかせて反省を促したこともある。
しかしそれも勿論、小百合の成長を期待してのものだったのだが、それでも最後まで
和解には至らなかった。
その小百合が、娘の保育園に務めていることを美希知っていた。
けれども、まさかこんな痴態を見られることになるとは。ただでさえ恥ずかしい恰好だというのに、
余計に顔が赤くなる。
救いは、小百合がこちらに気付いていないことだろう。
保育園で小百合と再開した時、美希は一目で相手がかつての後輩である事に気付いたが、
小百合はまるで初対面のような挨拶を交わしてきた。
大学、社会人と全く違う道を歩んできたのだ。それもおかしな事ではない。