「ああ!お姉さま…お、お許しください!」
美少女モドキが熱い息を吐きながら、囁くように魔女に許しを乞う。
「君が我慢すれば良いだけ。…さっきも言ったけど、こんなところで逝ったら下半身丸裸にして手錠で電車にくくりつけるからね?」
魔女が囁き返す。
電車の中だった。
美形の姉妹?がドアの近くで抱き合う姿に、車内の視線が集まる。何人かは隠し撮りしているらしかった。
金髪碧眼の妹が黒髪の姉にしがみつき、身体を震わせる。
明らかに欲情に濡れた眼を必死につぶり、何かに抗おうとしていて、車内に妙な空気が流れた。
姉は微笑みを浮かべ、妹を軽く引き寄せている…ように見える。
魔女と生け贄の抱擁。苦しい苦しい射精管理の末に、ご主人様と身体を密着させて、逝くなと言われる地獄に、生け贄は苦しむ。
「ああ!逝っていい?!逝かせてください!」
「ヘンタイ。」魔女が嘲笑う。
「ほら、あそこで誰かが撮影してる。あっという間に全世界に流されて、君の人生は終わるよ。それでいいのなら逝きなさい。」
ひん、と小さく泣いて、美少女モドキは唇を噛んだ。痛みで気をそらす。
なんとか腰を引こうとする生け贄の、その股間に魔女が軽く脚を当てる。
「だめ、だめえ!」小さく囁くようにうめき、苦しむ生け贄の姿が魔女を楽しませる。