>>628のつづき。

「…そう。そういうことなのね。」
祐子が穏やかに頷いてみせ、竜司は少しホッとした。
夫婦の寝室、そのベッドの上でのことだった。
部屋の片隅に置いてあるモニターには、許しを得ずに射精した罰として吊るされ、複数の女性たちに鞭打たれている美少女モドキが写っている。
顔が解らないよう加工して、閲覧者は限定されているとはいえ、ネット上に動画を流されていたのだった。
たまたま祐子が動画を見つけ、もしやと竜司を裸にして事情を聞いたところだった。
生贄の臀部と、貞操帯の外された下腹部に印された、無数の傷痕が痛々しい。
女神は小さくため息をついた。
「…おいで。」床に立たせた生贄に優しく声を掛ける。
おずおずと近づく生贄を、女神がきゅ、と抱きしめた。
女神の突然の抱擁に、生贄はびっくりしたが、やがて目が潤んできた。
涙で汚しちゃう、と離れようとした生贄の頭をそっと撫で、柔らかく豊かな胸に顔を埋めさせる。
生贄の涙が溢れた。
義理の母である祐子の身体にしがみつき、声を殺して竜司は泣いた。
何も言わず、義母は優しく背中を撫でてくれる。
竜司が泣き止むまで、ずっと。
「…ごめんなさい。」やっと泣き止んだ竜司が、顔をあげる。「いいの。いいのよ。」祐子が優しく頭を撫で、微笑む。
竜司が微笑みを返そうとするが、まだ痛々しかった。
そっと二人で横になり、抱き合う。
義母が我が子の額にキスをした。
竜司は嬉しそうに笑みを浮かべた。が、すぐに困った顔をした。
「ごめんなさい…。」と目を伏せる。
包茎が立ち上がり始めていた。
「今日は特別だよ?」女神が服に手をかけた。乳房をあらわにする。
一度は自由に触れた、そしてもう二度と触れないと思っていた宝物を前に、生贄の目が見開く。
「はい。」女神が差し出す。「ありがとうございます!」感激しながら、生贄は宝物を口にする。
女神が悦んでくれたことを思い起こしながら、また悦んでくれることを願いながら。
カチコチの包茎を女神がつまみ、その先端をくちゅくちゅと弄んでくれる。
生贄は女神の慈悲に感謝しながら、愛情を込めて宝物を口に含む。
授乳みたいね、と女神はクスッと笑った。しかし、思いはすぐ移ろいでしまう。…さて、今後どうしょうかしら?