続きを書かなきゃ、と思いつつ、気がつけばもう1ヶ月近く経とうとしてるんですね。
その間にコロナもここまで来ちゃうし。

ともあれ、>>636の続きを。

「キミ、お姉さんたちに人気あるんだね。」そういって、女子中学生はクスクスと笑い、顔を近づける。
遥香や祐子とは違う、柑橘系の軽やかな香り…その下に、甘やかな秘めた香りを感じた。
「歳上の悪そうなのに喧嘩売って歩く、金髪の小学生。強くてカワイイ、だって。…すぐ判っちゃった。」
動けない竜司の耳に唇をよせる。
「みんな、がっかりしちゃうかもね…。キミがドマゾだと知ったら。」
耳許で囁き、耳にフッと息を吹き掛ける。
生贄がブルッと身体を震わせた。
「…アタシとも遊んでくれるよね?」
生贄の顔を覗きこみながら、いたずら好きな妖精はクスッと笑みを浮かべた。