>>652のつづき。

ん…ふ……う……。
ひと気の無い木陰の中で、幼い息づかいが乱れている。
通学路からは離れた木陰の中へと連れ込まれた生贄は、妖精に襲われるように唇を奪われ、抱き締められる。
驚いたのもつかの間、柔らかな唇の感触と舌触り、女性様の唾液に生贄も夢中に応じた。
お互いに目を閉じ、抱き合いながらキスを求めあい、酔う。
妖精の右手が生贄の太腿を渦を描くように撫で、貞操帯の中でパンパンに膨れ上がった包茎に、さらに力を与える。貞操帯により強制的に曲げられた硬直に痛みを感じる。果てることの許されない苦しみに身を燃やしながら、それでも女性様に与えられる悦びを手放せはしなかった。
お返しをしたい…生贄はそう思ったが、魔女は勝手に触れるのを許さなかった。女性様に嫌われるのが怖くて、身動きが取れない。
妖精の指が徐々に上がり、衣服の上から貞操帯に触れる。
妖精の唇が離れた。微笑みながら、生贄の下半身を剥き出しにしていく。
「あは、普段からしてるんだね?」クスクスといたずらな妖精は笑った。
「アタシの舌を味わえないなんて、残念ね。」
少し歳上の妖精はクスッと笑った。
「…ねえ…。アタシのに、キスして欲しいの。」
少し照れたように妖精は言い、スカートの中に手を入れた。
ピンクの可愛らしい下着が降りてくる。
「…あのね?…ここにキスしてもらうの、初めてなの。優しくしてくれる?」下着をおろした妖精が、恥ずかしそうに顔を両手で隠す。
「はい。キスさせてください。」
生贄は両膝をついて、女性様を仰ぎ見た。