>>653
「…ありがとうございます。」
生贄は妖精を見つめ、無意識に礼を述べてしまう。女性の蜜を味わえる、その悦びが自然と言葉に出てしまった。
顔をスカートの中へと入れようとすると、妖精のお尻が揺れた。
期待ゆえか、恥ずかしさゆえかは生贄には解らないが、これではキスできない。
失礼します、と許しを得ず女性様に触れる無礼を妖精に詫び、お尻を抱えさせてもらう。
まだ淡い叢の下にある泉を、欲望のままに舐めしゃぶりたい!という衝動を必死に堪えながら、先ずは妖精の肌に感謝のキスをした。
ブルッと妖精が震える。
なんだか愛しい…そんな気持ちを抱きつつ、生贄は突き動かしてくる衝動を抑えながら、小さな花びらに舌を伸ばした。
僅かに蜜の味がした。
嬉しい!
狂喜しそうだった。狂ったように吸い付きたい気持ちを、必死に堪える。
「全てに置いて、女性を優先しなさい」と女神には躾されている。
自分の欲望で動いてはいけない。女性様の慈愛を待つ…苦しいが、それが結局は自分の悦びになる、と信じた。
敬愛を込めて花びらを舌で愛し、蜜をすすりながら、隠された真珠を舌先で探す。
「ん…。」と妖精が呟いた。
立ったままだと辛いのかも?との思いが生贄の頭を掠める。
木を背に、ランドセルに座ってもらうようにお願いし、落ち着いたところでもう一度脚の開いてもらった。
這いつくばるようにして、もう一度泉を味わいながら、真珠へと舌を伸ばす。ほどなく、コリッとした粒が下に感じられた。
妖精の息づかいが大きくなるのを感じ、生贄は悦びにお尻を振った。