祐子さまに逢える!
そう想うだけで竜司の心は妖しく沸き立つ。
昨夜、智子からその話を聞いてから、あまりの興奮に眠れなかった。
「…嬉しそうだね?」
昨夜、智子はそう言ってニヤリと笑った。
「…君は乳首だけで逝けるそうだから、今夜は両手を拘束しないとね。」
智子がクスッと笑った。
それも寝不足の原因の1つだろう。
中立をうたう智子が生け贄の美少年に課したもの…家事と勉強を完璧にこなすこと、そして精子をパンパンに貯めることだった。
食事と運動に静養。これらに少し工夫を加えるだけ。エッチなことは貞操帯を外して洗ってもらう時だけだ。それも智子は機械的にこなす。それだけなのに、こんなにも悶えるものかと竜司は思う。
「こういう食事とかは自分で管理できるようになりなさい。…いじめて欲しくなるように。」智子が微笑む。
そう、そうです!女性様にいじめて欲しい!
思わず熱い視線を智子さまに送ると、智子さまがクスッと笑った。
「私は君のご主人様候補じゃないんだよね。…祐子か遥香ちゃん、どちらかを選びなさい。選べるだけでも優遇されてるのだから、感謝しながら、ね。」
そして今、祐子さまに逢える!
淑女の施設にある個室で、全裸に両手足を拘束されたまま床に正座した生け贄は、祐子…女神の到来を待ち焦がれて硬い包茎を天へと向けていた。