薄いカーテン越しに柔らかな光が満ちる明るい部屋に、爽やかな風が穏やかに流れる…そんな部屋のドアノブがカチャリと音を立て、祐子が部屋に入ってきた。
柔らかくしなやかな曲線を描くアウターと、シャープなインナーの対比が女神らしく、明るい部屋の光と相まって美しさを輝かせる。そのあまりの美しさに生け贄の美少年は見惚れてしまう。が、やがて浅ましく腰を動かし勃起を揺らせてしまう。
女神を見つめているだけで逝きそうな気がした。
「…はしたないわ。」
ヒュッと風切り音がし、続けて打擲音が響いた。少年の悲鳴がその後を追いかける。
ごめんなさい、と頭を下げる生け贄の美少年…その顎に手を掛け、女神は自分の顔に向かわせる。
「…ピュッピュしたくてたまらないのね?」女神が蠱惑的な微笑みを浮かべ、生け贄は夢見るように「はい」と答えた。
「…良いわ、出させてあげる。その方が楽しめそうだもの。…さあ立って。」
不自由な生け贄を立たせるのを手伝った女神は、右手で生け贄の首を喉輪のように掴むと、生け贄を壁に押し付けて留める。
女神の左手の人差し指、その爪が生け贄の胸に立てられた。
生け贄の身体がひくっと揺れる。
爪が下へと降りていく。
ゾクゾクとした悦びが生け贄の背筋を走り、身体を震わせる。
下がった爪が、生け贄の乳首の周りで遊ぶ。もどかしげに美少年は腰を振った。
「あら、乳首で逝きたいの?」
女神が微笑みながら囁く。
女神の左手の親指と中指が、生け贄の乳首をキユッと摘まんだ。
人差し指で乳首を転がされる…その快感を思って美少年の顔が蕩ける。
が、次の瞬間悲鳴に変わった。
女神が爪を立ててつねったのだった。
「…ダメよ。今は違うところで逝くの。」
微笑みながら優しく囁かれ、生け贄は恐怖と悦びに震えた。