シャワーで泡を流れ落とし、タオルで身体についた水を取ると竜司は智子に背を向けてしゃがみ、両手を頭の後ろに回した。
「…仕上げをお願いします。」何度も繰り返してる言葉なのに、どうしても言葉が震える。
「ハイハイ。」軽い返事をして、智子は手慣れた仕草で首輪と手枷で拘束する。
首輪につながるリードを引き上げて生け贄を爪先立たせ、生け贄に貞操帯を突き出させると、鍵を解除して貞操帯を外した。
うん…と生け贄が感じた声を漏らす。
ガチガチの包茎が天を向いている。
「うん、元気元気!」
智子が嗤いながらスポンジを泡立てる。
それだけで生け贄の美少年は堪らなそうに腰を動かしてしまう。
泡立った手とスポンジが包茎と陰嚢を包んだ。
ああっと生け贄の口から嬌声が上がり、不自然な体勢のまま腰をおおきく動かしてしまう。
吊られた首輪に絞められて、グエッと声が漏れた。
「慌ててはダメよ?」智子が嗤う。
「カチコチのオチンチンと重たいタマタマ、気持ちいいねえ?」幼児に話しかけるように微笑みながら洗っていく。
包皮を剥き、亀頭を泡に滑る手の平に包み、擦る。
あひぃ!
美少年は悦びの声を漏らし、腰をガクガクと小刻みに震わす。
「あら、逝きそう?…佑子とはどんな約束をしたんだっけ?」智子が嗤う。
んん!と生け贄の美少年は唇を引き締めた。
佑子さまのお許しなく射精しない。
それが佑子の奴隷になる条件なのだった。
「…ほら、頑張れ頑張れ。」生け贄の陰部を洗いながら、智子は嗤う。
やがて暖かなシャワーが下半身を流し始めた。
乳首と包茎をビンビンに尖らせた生け贄は安堵と逝けない苦痛のため息をついた。
濡れた下半身を智子が拭い、氷嚢を取り出す。
思わず怯えて引ける生け贄の腰を智子が片手で抱き寄せ、ガチガチの包茎と陰嚢に氷嚢を押し付ける。
ああああ!
拘束された美少年の悲鳴を聴きながら、智子は楽しそうに微笑んだ。