>>845のつづき。

二人が理解するのに十分な時間を置いてから、小悪魔は妖精に近づいた。
カツカツと近づいてくる音に怯える妖精の後ろに立つと、轡を外し、両手の拘束を後ろから前へと変えた。
「キミもお願いするといい。」
小悪魔はそう囁いて、妖精の首輪のリードを引いた。
目隠しは外されてないので周りは見えない。
四つん這いになりながら、小悪魔に引かれるまま、竜司の前へと進み、その足に触れるとそれを頼りに顔を竜司の顔の方に向けた。
「お願い…お願い助けて!もう嫌なの!あんなのはもう嫌!ツガイにして…私を竜司くんの奥さんにして!守って欲しい…!」
妖精が生け贄の足にすがり付いてすすり泣く。
年下の男の子…どう見たって子供の、しかもマゾ奴隷として遊んだ竜司にすがるのは恥ずかしい。が、それよりも陵辱や恐怖から逃れたかった。
竜司は困った。助けてあげたい。でもそれは、佑子さまを放棄することに…。

竜司から返事がないので、妖精は目隠しした顔をもう一度竜司に向けた。
「…あの、ね?あの…わ、私の舌、良かったでしょ?奥さんにしてくれたら、毎日してあげる…」
拘束された不自由な身体で妖精は竜司の身体を探り、硬直を捕まえると、唇を寄せた。
陰嚢を優しく揉みながら、幼い硬直を舐め、口に含む。
わずかに血の味がした。見えないから解らないが、マゾ奴隷ゆえに痛めつけられたのか。それでも勃起するなんて、やっぱりドマゾじゃん。
敢えて軽く歯を当ててみる。
う、と小さく唸って、弾力が跳ね返してくる。
ああ、やっぱり可愛いな…。