一緒にシャワーと言いながらも、裸になるのはもちろん私の方だけで、美咲様はミニスリップ姿であった。
たっぷりボディーソープをつけたスポンジを私の身体に塗り込んでくる。
他愛もない雑談をしながら、時おり、指先を乳首にさりげなく滑らせ、刺激を与えてくるのだからたまらない。
返答中に「あ!」「アンッ!」と思わず声が出てしまうが、美咲様は全く取り合わない。あくまで平静を保ったままである。
「壁の鏡に両手をついて…腰を屈めて、お尻を突き出すの…そうそう」
言われるがまま、全裸の私は恥ずかしいポーズを取った。
お尻にもたっぷりボディーソープを塗り込まれた後、温かいシャワーの湯で洗い流す。
直接手のひらで、私の尻や会陰部を撫で回してくる。
時おり5本の指先で玉袋とアナルの間、いわゆる蟻の戸渡りをコチョコチョとくすぐったり、尻肉に爪を立てて引っ掻くように滑らせ、私の身体に性感刺激を与えてくる。
くすぐったさ、気持ちよさ、恥ずかしさ、苦しさの4つが入り交じったような、じれったい快楽が私を支配した。