女性生き埋め殺害、元少女に2審も無期懲役判決

2015年4月、千葉県船橋市の女性(当時18歳)から財布などを奪い、生き埋めにして殺害したとして、強盗殺人罪などに問われた元少女(21)の控訴審判決で、
東京高裁(後藤真理子裁判長)は11日、無期懲役とした1審・千葉地裁の裁判員裁判判決を支持し、元少女側の控訴を棄却した。

判決によると、元少女は同月、知人の井出裕輝被告(24)(1、2審で無期懲役判決、上告中)らと共謀し、千葉市の路上で女性を車に乗せて監禁。財布などを奪い、同県芝山町の畑に女性を埋めて窒息死させた。

弁護側は「殺害を共謀していない」として強盗罪などが成立するだけだと主張したが、高裁判決は「元少女が井出被告に殺害を依頼しており、確定的な殺意があった」として退けた。

2018年12月11日 19時25分
https://www.yomiuri.co.jp/national/20181211-OYT1T50076.html


犯行当時未成年の女に無期懲役判決が出るのは戦後3人目で、確定したのは戦後1人だけ