朝になったのかセミの声が激しくなり、
果てしない長時間拘束もあとすこし…そう思ってどうにか数時間堪えていましたが
おかしい、もう明らかに時間過ぎているはずなのにタイマーが動かない
設定ミス?故障?そんなはずないのに、動かないタイマー
体力が残っているうちに脱出しないとマジでやばい
無駄とわかりつつも焦ってなんとか脱出できないかもがくも、鎖に南京錠、鉄枷の拘束はゆるむ。なんてことは当然あるはずもなく
必死の抵抗をあざ笑うかのようにジャラジャラと鎖の音がするだけ
何か、タイマー部分に何かを投げつければ鍵が落ちる
そう思って投げれるものを探しますが、完全拘束の上今回は手首が背中で固定されているため
ベッドの脇の机にすら手が届かずなにも出来ませんでした

どうしよう、どうしようとパニックになりながらもがいているところでタイマー発動
とっくに過ぎていたと感じた8時間の長く辛い拘束が、今やっと終わったのでした。

なみだ目になるほど辛かったのに、
やっと落ちてきた鍵を、誰かに没収されたい。
そして身動き取れないのを良いことに犯されてみたい…そんな妄想しながら
名残惜しそうに厳しい全身拘束をしばらく堪能してしまう変態馬鹿
延長ボタンで気軽に時間延長出来たとしたら、もう数時間延長押してしまいそうなくらい…救いようが無い

落ちた鍵を不自由な手でどうにか南京錠に挿すことができ脱出したのが8時15分でした