>>877
ホテルの場所によって交通費が変わる。

例えばアルファインなら奴隷の館からだと交通費はかからない。
同様に渋谷のホテルならグランドゼロからなら交通費はかからない。

ゼロとエレガンスは過去の経緯から二つ残っている。客にとっては受付所のあるエレガンスとないゼロという違いになる。ホテルから女の子を呼ぶ客にとって違いはない。

この店は元々池袋北口のグリーン企画からスピンアウトしたゼロが本店だったが、ゼロは新しい店だったので、新しい風営法上受付所を持てなかった。
でもオーナーは他に受付所を持てる風営法の店を十店舗以上買っていたから、そっちの受付所という扱いにすれば良いと思っていて、スタッフは本店であるゼロの入っている北口のSMビルにいて受付をしていた。
で、15年程前に警察からゼロは受付所を持てないのだから、風営法違反と言われ、数ヶ月間営業停止という処分を受けた。

ゼロでは営業出来ないので、当時買ってあった店舗の中から東口に登記のあるエレガンスを選んで、エレガンスで営業を続けた。エレガンスは90年代の開設なので、受付所を持てた。

ここの客は受付所に顔を出して、ハゲやスガワラと馬鹿話しながら女を決める客がいる。そういう客には昔からの常連や何人もまとめて長時間呼ぶ太客がいるので受付所は切れない。
だから、今でもエレガンスで受付所を持っている。

他方昭和のSMクラブ勃興期に始まるブルーシャトー→奴隷契約書→グリーン企画→ゼロと続く血脈はオーナーにとってはゼログループのアイデンティティであって何者にも変えがたい。
昔からの電話番号で登録している客もいるし、電話番号の維持費なんてたかが知れているという事でゼロも消えずに残っている。