一般の小〇校には必ず「牛乳雑巾」があります。
一度でも牛乳を拭くのに使ってしまった雑巾は、ずっと、とても臭くなります。

特に少し昔の小〇校の雑巾は、児童らが不要な布を縫い合わせた物ばかりであり、
抗菌や防臭の機能なんて皆無が普通でした。
皆さんも覚えがあるのではないでしょうか。

女子寮に「牛乳雑巾」はありません。
一般の小〇校に比べれば生徒数は少ないですし、そもそも、
紙パックの牛乳をこぼしてしまう粗忽者はいません。
それでも牛乳をこぼしてしまう児童がいないわけではありませんが、
その牛乳はムダにはなりません。少なくとも、雑巾には吸わせません。

備品にとって「牛乳雑巾」を想起する事は、非常に強いノスタルジー(郷愁)を伴います。

舞依「早く吸わないと、熟成してくるわよ。いいの? 私はかまわないけどね」。