なかなか映像化されない作品なので、記憶が確かなところだけ抜粋して書いてみる。

こまらせないで!第2話

暗がりの一室で後ろ手に縛られ、口にガムテープを貼られ座っている哲夫(的場浩司)。
数人の男たちが監視しており、表情が疲れ切ってることから、長時間監禁されてる様子。

最初はなぜこんなシチュエーションなのか分からなかったが、徐々に明らかになっていく。
だいぶ端折るが、暴力団の組長かなにかに、言い寄られる秋子(香坂みゆき)。いつもは断ってたが、
組長が、秋子の弟の哲夫を拉致して、俺の女にならないと哲夫を殺すと脅しをかける。
秋子が、ドジな探偵をやとって二人で深夜、組のビルへ忍び込む。探偵が囮になって
組の者どもを外へおびき出す隙に明子が、監禁されている哲夫のいる地下室に向かうが、
組の者が一部残って哲夫を監視し続けていたので、奪還は失敗に終わる。

実は、探偵が囮になった時、哲夫を監視していた組長がおかしいと思い、哲夫を見下ろしながら
「逃げないようにしっかり見張っとけ」と組の者に伝えて出てったのだ。
それを言った時の哲夫がパッと顔を上げて、その後絶望な表情に変わるのがなかなか良かった。