だからお前は何もわかってない。
辛亥革命当時、北京にいたのは新軍と禁衛軍、つまり清朝の軍隊だ。
もっと言えば当時の北京は市民の2/3は旗人であって清朝からお金を貰ってる軍人だ。
中華民国の軍は辛亥革命の時点では全くいない。
従って北京で中華民国軍が発砲したり宮廷に侵入したりはできない。

大清皇帝はこれ以後も存在しているし、王宮は禁衛軍が警護していてそれまでと何かが変わったりはしていない。
宦官はその後も宮廷に居続けたし、禁衛軍は北京政変の時まで機能している。

皇帝が紫金城にいる以上宦官が逃げるなんてことはない。給料だってしっかり払われている。
宦官を虐める暴徒も北京にはいない。北京は清朝の王都でそこにいる人はほぼ清朝の関係者であり、宮廷の宦官を虐めるような立場じゃない。
清朝からの給付金が減らされて治安が悪くなるのはずっと先の話だ。