>>62
数年前まで近所にあった町医者は浣腸万能時代の面影を残していた医院だった。
昭和40年代の開院らしいが、子供だった平成のはじめでも何かあると浣腸していた。
医師と看護師の夫婦は閉院時には90歳くらいだったから昭和20年代に免許を取って
新人時代に浣腸の効用を体感したのだろう。

小さい頃から便秘がちだったので母によくイチジクされていたが、効き目が悪いと
いつも医院に連れていかれた。小学生までは毎月のように行っていたと思う。
日常的にされていたからかもしれないが、発熱や腹痛でもまず浣腸だった。

中学生の頃から浣腸の快感を覚えると家でセルフのイチジクではもの足らず
年に数回は酷い便秘と偽って受診したが、看護婦の奥さんには浣腸好きがバレていたようだ。
仮病と見透かしての処置なのか、量を増やされたり長くがまんさせられたり。
奥さん(看護婦)にもそっちの趣味があったかも・・・

高齢のため閉院したが、惜しい医院をなくした。