(新年会が終わってすぐのこと。家が同じ方向だからとすっかり酔いつぶれたつぐみに肩を貸してタクシーに乗り込み)
(茶化す職場仲間を諌めて、動き出したタクシーが向かったのはホテル街)


(肩を貸したままホテルへと入っていくと、その中の一室を借りてベッドにつぐみを寝かせて)
(その間にシャワーを浴びてくると、腰にバスタオルを巻いただけの格好でベッドに腰掛け)


…つぐみくん、つぐみくん。
……ほら、起きなさい?
(と声をかけ、つぐみの目を覚まさせようとする)