【優奈さんへのレスです】
(何の予告もされず、そればかりか教員復帰の微かな希望を無惨にも打ち砕かれた、学園の家畜奴隷備品としての自己紹介と恥部解説、それに挨拶と称した絶対服従宣誓がやっと終わる)
優奈先生…気に入られなかったら…東南アジアに売られるか……屠殺って…?…う、嘘ですよね……
(口角を上げ微笑したまま無言で放送室をロックして出ていく優奈)
どこに?…待ってください…わたしこれから…どうな…うぅぅ…
(家畜のように下半身が汚れたまま小一時間放置され不安な気持ちになる織枝)
あぁあぁ…優奈ご主人様ぁ、うぐぅ…
(ドアが開き、やっと返って来た優奈にすがり付きかけるが、無表情で足蹴にされる。その手には上質和紙が巻物みたいに丸められ、刷毛と筆、深紅血色の塗料缶が持たれている)
ぁぁぁ…こんなの…も、もぅ…い、いやぁあぁ!!
(優奈が広げた巻物には…『備品高屋織枝管理台帳および所有権証明書』の題目に続き、放送室での自己紹介、恥部解説、絶対服従宣誓が一字一句、達筆な墨書きで綴られている)
(そればかりか…恥部解説の度に撮影された高画質画像がプリントされ、余白が設けられている)
ぇ…そんな……の…
それで…それで…本当に最後ですか?…わ、判りました…
(優奈の慈愛に満ちた表情と蕩けそうな優しい口調で頼まれ、小さく頷く)
【続きます…】