>>285
(思い出してくれたことに安堵して肩が触れそうな位の近い距離で隣に並ぶと)
ごめん。久しぶりに会えることで頭がいっぱいでそこまで気が回らなかった…

(慌てて申し訳無さそうな顔でシュンとしながらも仙奈の昔のような親しげな態度にホッと息をついてから)
ほんとに?あの頃よりはかなり大人にはなったとは思ってるけどw
うん。意地悪好きそうなお姉さんだった面影はなくなって真面目で優しそうなお姉さんに見える。見た目はねw
だってあんなことを遊びでできるんだから中身はそう簡単には変わってないよね?w

(子供の頃のような空気を思い出し軽口も叩きながら駅へと続く長い道のりで様々なことを話しながら駅に着くと)
うんうん。なにか分からないことあったらなんでも聞いてね
俺は意地悪しないで全力で力になってあげるからw

(駅の改札を通過しながら一旦話を遮るようにして)
仙奈さん‥じゃなくて仙奈先生はどっち方面?

(まだまだ話は尽きず名残惜しそうに恐る恐る聞くと同じ方面だったことに内心大喜びして)
そっか。まだあの家から通ってるの?叔父さんや伯母さん元気かなぁ
仙奈さんと違ってすっごくかわいがってくれたから大好きだったんだw

(帰宅ラッシュで混雑する階段を一緒に昇ると)
この時間になるとこんな混んでるんだ。いつももう少し早いからそんな混んでなかったんだけど

(たくさんの乗客の後ろに並んでホームに滑り込んできた電車に周囲の乗客にもみくちゃにされながら乗り込んで)
大丈夫?教育実習初日で疲れてるのにこんな満員電車なんてほんと災難だよね

(扉が閉まってようやく落ち着いた体勢になると体が密着していることに気がついて)
そうだ…ここに実習に来たってことは今度からウチの学校に来るの?
(無理なのを分かっていて少しでも距離を空けようとしながら上から覗き込むように話しかける)
【とりあえずこれでいいかな?このまま電車の中では大きな進展はなく意識しただけで部屋かどこかの店に行くのでいい?
それか仙奈が痴漢されてるのを察して慌てて体勢を入れ替えてそこから強く意識するのもありかも】