(電車でのことを言われると少し顔を赤くするけど、気持ちを切り替えるように小さく息を吐いて)
(からかいに反応する優くんの姿は昔のままで懐かしくなる)
だって、優くんは弟みたいなものでしょ?
姉と弟ってのは上下関係があるものだから仕方ないのw
(背中越しに聞こえた言葉に振り返ると、心外というような顔をして)
そんなことないし。
ちゃんと彼氏には尽くすタイプだから。
(ムキになって言い返すと、やれやれと言わんばかりにわざとらしくため息をついて)
もー仕方ないなあ。
優くんも彼氏にするみたいに甘やかしてほしいってことね?w
(グラスにオレンジジュースを注ぎながら、からかうような視線を送る)
じゃあ、今だけ優くんを彼氏扱いしてあげる。
そうしたら、優くんもさっきみたいな発言二度としないと思うよ?
(余裕ありそうな顔で笑いながらソファーへと近付くと、両膝を合わせながらしゃがみこみ)
(ローテーブルにトレイを置くと、コースターとグラスを優くんの前に並べて)
(そのままの体勢で優くんを見上げると、彼氏にするときのような甘えた声で)
はい。飲んでー?
ちなみにね、今日の夜ご飯はカレーだよ。
温め直すだけだからすぐだからねw
(笑顔で伝えると、優くんの太ももに手を添えてから立ち上がり)