あなたと初めて出会った日の事。
あれから一年。ずっとあなたは私を見守ってくださり、助けてくださった。そのご恩に報いることが出来ないまま、消えることを許してください。
出来るものなら、あなたの腕の中に帰りたい。
でも、それはもう許されないこと。
すべてを消し去って、現実に戻ります。
夢から覚めなきゃ…
幸せでした。本当にありがとうございました。
どうか、幸せでいてください。元気でいてください。
忘れません。あなたの優しさ。教えてくださったこと。そして、あったかい、あなたの腕の中。
愛してる。
その言葉は、胸の一番奥の引出しにしまって鍵をかけました。
その鍵を開ける日が、いつか来ることを祈って。